温泉好きのお湯

静かな温泉ブログです。今度はどこへ行こうかな。

山梨県 下部温泉のご紹介

*2017/5/24 改訂(リンク追加)

山梨県下部温泉(しもべおんせん)。恐らくこのブログの中で一番登場回数が多く、なおかつ訪問回数もトップの温泉地です。

ぬる湯、というやや変わった泉質なのですが、その効能と、ちょっと寂しい温泉街の雰囲気を気に入ってしまい、足しげく通っております。一般的には、戦国武将「武田信玄」が入った温泉「信玄の隠し湯」として有名です。

ここでは、そんな下部温泉のことをまとめていきます。

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下部温泉の泉質

下部温泉の特長は、その泉質にあります。源泉は2種類あります。

  • 旧源泉:31度。武田信玄が入ったことで有名な、歴史のあるお湯(お水)。
  • 新源泉:51度。平成になって新たに導入された、新しい源泉。

旧源泉(ぬるい)

温泉と言うには低い温度なのですが、入っていると意外と気持ちよく、長く浸かっていると不思議と温まる、そんな興味深くてクセになるのが特徴です。

他にもこのお湯(お水)は効能が豊かでして、

  • 傷の治りが早くなります。確かに、ちょっとしたかすり傷が一晩浸かった次の朝にはきれいになっていた経験があります。
  • 飲むことで胃腸にも良いそうです。宿では温泉水が飲めることが多く、ミネラルウォーターとしても売られています。

新源泉(熱い)

旧源泉は湯量が豊富でないらしく、その割に下部は宿の数が多いからでしょうか、平成になって新しい源泉「しもべ奥の湯高温源泉」が掘られて、宿に供給されるようになりました。

新源泉の温度は51度と熱いのですが、温泉街を抜けた奥の方で湧いているので、宿に着いている頃には温度は下がって適温になっています。旧源泉も新源泉も、かすかに硫黄のような香りがしますが、新源泉の方がその香りが強め。また、新源泉のほうがとろみがある感じです。

泊まる宿の源泉はどっちだ?

温度も特徴も異なる新旧両方の源泉ですが、宿の源泉利用状況はまちまちでして、

  • 旧源泉のみに入れる宿。
  • 新源泉のみに入れる宿。
  • 旧源泉、新源泉の両方に入れる宿。

と、分かれるようです。

どの宿でどちらの源泉に入れるのかの情報は、まとまった形で公開されているのを見たことがないので、宿に確認してみるほかなさそうです。このブログで取り上げている宿については、可能な限り、どちらの源泉に入れるかを紹介しています。

下部温泉へのアクセス

下部温泉の最寄り駅は、JR身延線下部温泉」駅です。ちなみに無人駅です。数年前までは駅員さんがいたのですが。身延線山梨県静岡県を結ぶローカル線で、下部温泉へも山梨県側と静岡県側のどちらかから入ることになります。

また、本数は少ないのですが下部温泉に向かう路線バスもありますので、併せて紹介しておきます。

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山梨県側から入る(JR)

下部温泉駅には、特急「ワイドビューふじかわ」号(以降「ふじかわ号」)が停車します。ふじかわ号は甲府と静岡とを結ぶ特急で、ほぼ2時間おきに出ています。甲府から下部温泉までは、ふじかわ号で40分強です。

普通電車でのんびり行ってもいいのですが、普通電車だと1時間から1時間半かかります。特急ふじかわ号との時間差はなかなかのものですが、ふじかわ号も普通電車も、走るスピードはさほど変わらないような気がします。。

静岡県側から入る(JR)

静岡駅からふじかわ号に乗ると、下部温泉までは1時間40分程度かかります。首都圏から行くのであれば、甲府経由で行ったほうが安くて近くなります。

あとは、都内から富士宮に向かう高速バス「ヤキソバEXPRESS」で富士宮駅に出て、そこから身延線を北上して下部温泉に行ったことも何度かありますが、最近のダイヤだと富士宮駅での待ち時間がとても長くなっているので、やめました。

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路線バスに乗る

1日1本しかないのですが、富士急行線「富士山」駅と下部温泉とを結ぶ富士急行バスがあります。森の中を走り、湖畔の脇を抜けていく、結構景色のいいバスです。

ただこのバス、富士山駅発10:10→下部温泉郷着11:50 となっていて、利用するのが難しそうです。以前は富士山駅を午後に出て下部温泉に夕方に着くダイヤだったので、いくぶん利用しやすかったのですが。

下部温泉駅から温泉街まで

下部温泉駅前にも数件の宿がありますが、温泉街の中心は駅から1キロほど離れています。宿に相談すれば、駅まで迎えに来ていただけることがあります。

下部温泉のお店

下部温泉駅前のお店

駅前には、お土産屋、酒屋、鉄板焼きのレストラン、あとは定食屋があります。駅前の大きなホテル「下部ホテル」内でも食事が取れるようです。コンビニはありません。

個人的には、買い物は事前に甲府で済ませて、温泉街で補充することが多いので、駅前のお店はあまり利用したことがありません。すぐ温泉街に向かってしまうもので・・・

お店ではないのですが、駅の近くに「金山博物館」がありまして、一度行ったことがあります。砂金取り体験ができます。足湯もあります。列車の待ち時間があるようでしたら、行ってみるのもいいかも知れません。

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館|山梨県身延町

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温泉街のお店

温泉街もお店の数はそう多くありません。ぱっと見、営業しているかどうか分からないお店も多いのです。お土産屋、酒屋、お寿司屋、蕎麦屋、居酒屋、食堂等々あるのですが、どれも渋めのたたずまいです。なお、温泉街にもコンビニはありません。

宿泊プランを夕食付にして、買い込んだワインを呑みつつ部屋でまったり、というパターンが多いので、夜の飲食店に挑戦したことはありません。いずれチャレンジしてみようと思いつつ、部屋飲みでいいや、になってしまうんですよね。

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ただ、そんな中でも温泉街の酒屋「しまや」には、よく寄ります。山梨県ならではの甲州ワインがたくさん売られていますので。

また、お昼に温泉街に着いた時は、蕎麦屋「かど久」に食べに行きます。下部川のせせらぎを聴きながら、美味しいお蕎麦をいただくことができます。ワインがあればもっといいんですけどね。

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下部温泉で泊まった宿

最近は急に行くことが決まるのが多いため、「その時に予約可能な宿を取る」というスタンスなので、いくつかの宿に泊まったことがあります。

湯元ホテル

旧源泉を自家源泉で持っている3件の宿の1つ。ここは何度かリピートしておりまして、これまでの宿泊回数がトップの宿です。源泉かけ流しの大浴場と、目の前で湧いている岩風呂に入ることができます。

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元湯旅館大黒屋

新旧両方の源泉に入れる湯治宿です。この宿にも複数回泊まったことがあります。 建物は古くて雰囲気がありますが、2か所あるお風呂の片方がリニューアルしたそうです。行きたい!

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旅館・お食事処いしもと

温泉街の奥にある旅館です。食堂もやっています。こちらのお湯は新源泉になります。

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元湯甲陽館

こちらの宿も新源泉。お値段はリーズナブルですが、部屋で食事ができます。建物は昭和レトロな雰囲気です。

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元湯橋本屋

新旧両方の源泉に入れます。常連さんが多く訪れる古くからの湯治宿です。建物の内装はリフォームされてきれいです。 

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僕が下部温泉に行く理由

そんなこんな、訪問回数では断トツトップの下部温泉です。

いつもお昼過ぎ、もしくはチェックインが可能になるころに温泉街に着いて、明るいうちからぬる湯にのんびり浸かっています。

お風呂から上がって部屋でうたた寝してから宿の夕食、その後は甲州ワインをちょっと飲んでみたり、また長風呂してみたり。そんな風にだらだらと過ごす時間が、とても幸せだったりします。

山の向こうはインバウンドに湧く富士山ですが、そんな喧騒とは縁がなさそうな信玄の隠し湯、今後もせっせと通いたいところです。

 

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