温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

12月某日ひとり温泉旅 年の終わりに山梨県・下部温泉へ('14他)

年末は静かな温泉旅に向いている時期、だなんて少し前に書きました。(この記事も、2019年の終わりに書いています。)

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ここ数年、年末の温泉旅で一番多く訪れているのは、山梨県の下部温泉(しもべおんせん)です。

  • 2018年:塩山温泉(山梨県)と下部温泉
  • 2017年:上諏訪温泉(長野県)
  • 2016年:浅間温泉(長野県)
  • 2015年:甲府湯村温泉(山梨県)と下部温泉
  • 2014年:下部温泉
  • 2013年:下部温泉

これらの温泉旅のこと、ある程度書いてきたつもりだったのですが、2013年と2014年の年末温泉旅については、まだ旅行記にしていませんでした。

ちょうど年末の時期ですし、いい機会なので書いてみることにします。

内容的にはどちらの温泉旅も似通った感じになったので、2つの静かな温泉旅を1つの記事にまとめてみます。ツー・イン・ワン。

 

旅の計画

年末年始の過ごし方って、何故か「恒例」というキーワードが似合います。

2013年の年末に静かな下部温泉で過ごす温泉旅をしてから、自分の中で「年末は下部温泉」が恒例になったような気もします。

注意したいのは、下部温泉は、基本的には源泉の温度が30度そこそこの、ぬるいお湯だということ。冬だと「ぬるい」を通り越して「冷たい」。

まあ、ほとんどの宿では温かい源泉を引いていたり、沸かし湯のお風呂があるので、そういった温かいお風呂に入れば良いのですが。

それでも、ぬるいお湯で知られる温泉地なので、冬はお客さんが少ない気がします。

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さて、首都圏にある自分の自宅から、下部温泉行きの計画はいたってシンプル。

車がないので、首都圏から見て富士山の裏側にある下部温泉に電車で行くためには、JR身延線を利用します。

身延線は山梨県の甲府駅と、静岡県の富士駅とを結ぶローカル線。このときは甲府から身延線に乗って、下部温泉へ向かいました。

甲府駅までは、JRの特急「かいじ」もしくは「あずさ」で。甲府駅で降りて、買い物などをしてから下部温泉に向かうわけです。

 

1日目(甲府→下部温泉)

甲府駅(ランチ抜き)

ということで、2013年も2014年も、まずはJRの特急列車で甲府へと向かいました。

やっぱり年末の特急列車は混んでいて、指定席の予約はできたものの満席。

窓の外、いかにも寒そうな、葉っぱの落ちた木々に覆われた山を眺めながら、いくつかのトンネルを抜けて、特急列車は甲府盆地へと出ていきます。

甲府駅で途中下車をしました。少し買い物をしてから身延線に乗ろうと思います。

甲府と言えば、美味しい食べ物が多いところ。有名なところでも、ほうとう、鳥もつ煮、甲州ワイン・・・甲府に寄ったらぜひ何かを食べたいもの。

が、このとき、甲府で食事をしていないのです。理由は思い出せないのですが、年末シーズン、忘年会などで胃腸が疲れていた可能性が・・・無念。

ということで、それ以降も甲府には何度も通うことになるのですが、甲府駅近辺で、自分の行ったお店をまとめた記事を貼っておきます。

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なお、甲州ワインは買った模様・・・。

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かいじ→ふじかわ

さて、甲府から先はJR身延線で南下します。静岡行きの特急「ふじかわ」があり、下部温泉駅にも止まるので、これに乗るのが一番便利。

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2013年の時は、甲府駅から特急ふじかわに乗ったのでした。年末でお客さんの多い時期ではありますが、それでも自由席に座ることができました。

翌年、2014年の時は、少し時間があるのでせっかくなら途中下車の旅をしてみようと、途中まで行く普通列車に乗ってみました。

遠くに山々が見える甲府盆地を、普通列車は特急にも負けないくらいのスピードで走っては、小さな駅にこまめに停車していきます。

「市川大門」という無人駅で普通列車を降り、誰もいないホームで少しだけ待ってから、後からやってきた特急ふじかわに乗車。

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下部温泉へ

そうして、2013年も2014年も、下部温泉駅で降ります。

いつもながら、温泉宿に泊まると思われる少しばかりのお客さんが降りて行ったあとは、駅前は静か。

駅からすぐのところに「湯之奥金山博物館」という施設があります。この辺ではかつて、金が取れたのです。が、金山博物館は年末休業。

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その近くに「黄金の足湯」という足湯があります。

下部温泉には、2種類の源泉がありますが、この足湯では平成になって開発された新しい源泉が使われています。

  • 旧源泉(ぬるい):戦国時代に武田信玄が戦の傷を癒したという、ぬるい温泉
  • 新源泉(熱い):平成時代に掘られた「しもべ湯之奥高温源泉」

源泉の温度は50度くらいのようですが、源泉の湧く場所から足湯の場所までは距離があり、なおかつ寒い季節なので、34度とかなりぬるくなっていました。

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そんな足湯に少しだけ足を突っ込んでから、宿へと歩いて向かいます。

下部温泉の宿は下部温泉駅の近くにも数件ありますが、本来の温泉街は駅から少しばかり離れたところにあります。

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駅と温泉街とが離れているので、事前に宿に相談すれば迎えに来てくださることも多いだろうと思います。

でも自分の場合、歩くのが好きなので、とことこ歩いてしまうのですが。

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宿にチェックイン

さて、下部川に沿って歩き、細い道の両脇に宿が並ぶ温泉街に到着です。

2013年に泊まったのは「元湯旅館大黒屋」さん。

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ぬるい旧源泉と、熱い新源泉との両方に入れます。建物はちょっと古いのですが、宿泊料金もお手頃で、個人的には結構好みの宿です。

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この時は年末ぎりぎりで、宿の玄関には門松が準備されていました。 

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翌年、2014年に泊まったのは「元湯甲陽館」さん。

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こちらは熱いほうの新源泉に入れる宿です。寒い季節なら、熱めの新源泉に入りたいので、こうして新源泉を引いている宿を選ぶのもいいと思います。

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これまた古い建物ですが、お食事が朝、夕ともにお部屋でゆっくりいただけるのが嬉しいところ。

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どちらの宿も、高級感とか豪華さはないのですが、そういうのは求めてないので、自分にはちょうど良く。

両方の宿には、その後も再訪しています。

さて、いずれの宿も下部川沿いにあって、川の音を聴きつつ、おやすみなさい。

 

2日目(下部温泉→富士)

2日目は、宿の車で下部温泉駅へ送っていただきました。

のんびり歩いてもいいのですが、帰りは送ってくださるとのことで、お言葉に甘えます。

自分がせっかちな性格で、電車に間に合うようにと、早めに送っていただくのですが、たいていは早く着きすぎて、駅でちょっと電車を待つことに・・・

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さて、下部温泉駅からは、電車でさらに南下します。

2013年は下部温泉駅から特急ふじかわに乗りましたが、2014年は普通列車に乗ってみました。

やってきた電車はいわゆるロングシートで、景色が見づらくちょっと後悔。身延線の電車には、いわゆるクロスシートの車両が多いのですが。

しかもこの列車、あちこちの駅で長く停車するので、富士までかなり時間がかかりました。急ぐなら、特急だな・・・。

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いずれにしても、下部温泉からすぐ、身延駅へ。日蓮宗の総本山、身延山久遠寺に行くお客さんが降りていきます。

それ以降は富士川に沿って、特急列車でも普通列車でも、ゆっくりと下っていき。

やがて山梨県から静岡県になり、徐々に視界が開けてきて、富士山が大きな姿を現します。そろそろ富士宮の町が見えてくる頃です。 

 

今回の旅のまとめ

ぬる湯だからなのか、寒い季節は比較的静かな下部温泉。

温かい源泉に入れる宿もありますし、沸かし湯のお風呂もあるので、それらのお風呂で体を温めつつ、ちょっと冷たいお風呂にチャレンジしつつ・・・

正直、冬はぬる湯のお風呂に足を入れて、そろりそろりと浸かるまでが、ちょっとした苦行ではあるのですが、その後不思議と体が温かくなるのです。

静かな温泉旅がしたいのと、年末の予定ってどうしてもルーチン的になりがちで、毎年下部温泉に行っていることが多いのです。

実は、2019年のラストも下部温泉に泊まろうかと思っています。この記事は出かける前に書いているのですが。

1つ前の記事で「良いお年を」と言ってしまったのですが、2019年のうちに、もう1記事書いてしまいました。

今度こそ、良いお年をお迎えください。

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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