国民保養温泉地「鹿教湯温泉」(かけゆおんせん)は静かで過ごしやすく、温泉も良く、お気に入りの温泉地の一つです。
鹿教湯には何度か泊まっていますが、たいていは、ここ「斉北荘」にお世話になっています。
大半はひとり泊でしたが、夫婦でも、子連れでも泊まったことがあります。
(2006年10月,2007年1月,2008年1月,2009年12月,2012年5月,2017年8月,9月,2019年8月宿泊)
建物とお部屋
斉北荘は、鹿教湯の温泉街の中心から坂を下った途中にあります。
斜面に建っているらしく、駐車場は1階にありますが玄関は3階。
しっかりとしたコンクリートの建物で、もとは旅館ではない建物だったのかも。何となくそんな気がする外見です。
車で来た場合は、駐車場わきの1階の入り口からエレベータで3階に上がってチェックインの手続きになります。
剝製の鹿さんがロビーの脇でたたずんでいました。
チェックインを済ませたら、お部屋へ。
泊まったことのあるお部屋は10畳で広々していました。
ひとりで泊まった時は、既に布団が敷いてありました。
部屋にはトイレ、洗面所、冷蔵庫がついています。
温泉とお風呂
1階に男女別の内風呂があります。
無色透明の優しい温泉です。
夏場の暑い日は少し熱く感じることもありますが、基本的には入りやすい温度。
湯口にコップが置いてあり、飲泉も可能になっていました。
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— 鹿教湯温泉(公式) (@kakeyuonsen) April 28, 2020
脱衣所にはオムツ交換ができそうなベビーベッドがあり、お風呂には子供用のおもちゃがありました。
お食事
夕食はお部屋でいただきます。
個人的に、この宿の食事が美味しくて好きです。地酒や地元の焼酎も豊富。
朝食の場所は3階のフロント脇にある食堂ですが、プランによっては朝もお部屋でいただけるみたいです。
ちなみに子供(当時4歳)と泊まった時には子供にも食事をお願いしました。
これまた美味しそうだったのでした。こちらは夕食で、
こちらが朝食。
子供も楽しんだ「しかのおんせん」
そう、実は、この斉北荘は子供(当時4歳)とふたり温泉旅デビューをした宿です。
ひとりであちこちの宿に泊まってきましたが、子供とふたりで泊まるならここだろうな、と考えていました。
宿泊時はロビーの脇がキッズスペースになっていて、遊具・ブロック・折り紙・絵本・塗り絵と、子供が喜びそうなものが一通り揃っていました。
子供もすっかりはまり、食事とお風呂と睡眠以外はずっとキッズスペースで遊んでいました。
2019年に泊まった時には、キッズスペースは3階奥の談話室に移っていました。
先ほど記載したようにお風呂にもおもちゃがありますが、それらの子供向けの設備はさりげなく用意されています。
大人のスペースと子供のスペースとが上手く共存しているような印象で、子連れ歓迎な施設にありがちな、ごちゃついた感じがありません。
なので、子連れでなくてものんびりと温泉を楽しめるはず。
少なくとも自分はひとりで泊まったこともありますし、子供が生まれる前に夫婦でも泊まっていますが、特に気になりませんでした。
唯一の心残りは、子供がキッズスペースにはまり過ぎて、子供と一緒に温泉街を散歩したりできなかったことです(苦笑)。
そんなに楽しかったのか・・・
まとめ
行くたびに建物のどこかに手が加えられていて、嬉しくなります。
まめに手を加えられている宿って、良い宿が多いと個人的には思うのです。
ここ斉北荘も、ロビーが模様替えされていたり、談話室が新しくできていたり。行くたびにちいさな発見があります。
ウェブサイトに紹介されている特別室「斉北欧ルーム」も気になるところ。
さて、そんな斉北荘の個人的おすすめポイントを、まとめてみます。
- ひとりでも、ふたりでも、子連れでもおすすめできます。
- 繰り返し泊まると、どんどんいい宿になっているなと実感します。
- 食事がお部屋でいただけます。お酒や別注料理も豊富です。
- 温泉は、無色透明の優しい鹿教湯温泉です。
自分も、斉北荘さんを見習って、こまめにこの記事をリライトしています(笑)。上手くお伝えできていたら良いのですけど。
ちなみに我が家の子供ですが「かけゆおんせん、またいきたいの」と申しております。
いろいろな温泉に連れていきたい思いもありますが、でも子連れでまたリピートしてもいいかな、とも思っています。
アクセス
JR北陸新幹線・しなの鉄道線・上田電鉄「上田」駅から千曲バス鹿教湯線に乗り「鹿教湯橋」バス停で下車。
JR松本駅からもアルピコ交通バスが出ていますが、基本的には平日のみの運行です。
公式サイト
近くの宿の宿泊記録
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さて、今度はどこへ行こうかな。