信州の鎌倉、と呼ばれる、長野県は上田市の別所温泉。
交通の便が良く、北陸新幹線の駅からローカル電車で30分ほどで温泉街です。
「つるや」には何度か泊まったことがあります。
遅い時間にチェックインできるので、夕方に新幹線と電車を乗り継いで泊まったことも。
2食付きで泊まり、ゆっくり過ごしたこともあります。その時はお部屋でゆっくり食事をいただきました。
(2018年4月、2021年3月、2022年12月宿泊)
建物とお部屋
宿の最寄り駅、上田電鉄別所線の別所温泉駅からは歩いて行ける距離です。
夜にチェックインした時は、上田駅から電車に乗る前に、宿に電話を入れます。終点の別所温泉駅に着いたときに宿の方が車で迎えに来てくださっていました。
また、駅から無料のシャトルバスが出ていたことがあり、それに乗せていただいて宿へ向かったことも。
駅から宿までは歩いて行ける距離なので、車だとあっという間に到着です。
共同湯「大湯」の裏手、坂の途中に旅館つるやの建物がありました。
階段を上って2階のお部屋に案内されます。歴史の長そうな宿と建物ですが、きれいで居心地は良かったです。
お部屋は広い和室。洗面所、トイレ(シャワー付)、冷蔵庫、金庫と、必要なものはひととおり揃っています。歯ブラシはフロントに置いてありました。
遅い時間にチェックインしたときは、最初から布団が敷いてありました。2食付きの時は、食後に布団が敷かれます。
テレビは今時珍しい、ブラウン管。今は一部の部屋にのみ置かれている年代物。徐々に液晶テレビに取り換えているそうです。
その横の黒電話も、今となってはとても懐かしいですね。
2018年に泊まった時はこたつと石油ファンヒーターも用意されていました。確かに朝は冷えましたね。
温泉とお風呂
お風呂は男性用と女性用とで階が違うようです。
- 1階:男性用の内風呂と露天風呂、貸切風呂
- 2階:女性用の内風呂と露天風呂
かけ流しの温泉で、お湯の温度は少し高め。空気のひんやりした朝の時間帯は適温になっていて、ゆっくり入れました。
露天風呂は外の冷たい空気に触れているので、内風呂よりも温度は低くなっていました。これくらいの温度が好き、という人も多そうです。
出典: http://www.bessho-onsen.com/inn/%E6%97%85%E9%A4%A8%E3%80%80%E3%81%A4%E3%82%8B%E3%82%84/
硫黄泉の香り、いわゆるタマゴ臭がふんわり漂う透明の温泉です。やはり、硫黄泉の香りは温泉に入っている実感がわきますね。少し嬉しくなります。
シャワーやカランから出てくるお湯も温泉だったのでしょうか、蛇口が黒ずんでいました。温泉の成分で蛇口の色が変わるのはよくあることなので。
貸し切り風呂は男性用の内風呂と隣り合っていました。貸切風呂といいつつ結構広そうなお風呂。もしかしたらここは、以前は女湯だったのかも。
食事
夕食・朝食ともに、お部屋でいただきました。
夕食
まずは夕食から。
信州牛のしゃぶしゃぶが出てきました。トロっとして美味しかったので、聞いてみるとA5ランク(!)の高級牛肉だったそうです。
また、鯉の旨煮が出てくるのはこの地域ならではですが、こちらは骨までそのまま食べることができました。
お酒は、地酒の飲み比べセットをいただきます。地元上田の「福無量」と、あとは名前は忘れてしまいましたが、小布施と佐久のお酒でした。
朝食
続いて、朝食です。
朝、食事の前に宿の方がポットの交換に来られます。お部屋の布団はその時に片付けてもらってもいいですし、そのままにしてもらうこともできます。
食後もゴロゴロしていたい人には嬉しいですね。
さて、お食事は程よい量で、ゆっくりいただきました。
個人的感想
1回目は、遅い時間に素泊まりで泊まりました。その後何度か再訪しています。
- 温泉は源泉かけ流し。露天風呂、貸切風呂もあります。
- 夕食がつかないプランであれば、夜遅くの時間帯にチェックインできます。
- 食事はお部屋でゆっくりいただけました。
- 歴史のある古い旅館ですが、きれいで快適に過ごせます。
アクセス
電車
上田電鉄別所線「別所温泉」駅下車、徒歩10分。
車
上信越自動車道「上田菅平」インターから、国道143号線経由で約40分。国道沿いには飲食店も多くあります。
公式サイト
関連リンク
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さて、今度はどこへ行こうかな。