独身の頃、かなりリピートしていた温泉宿です。
結婚して子供が生まれてからはなかなか行けなくなってしまいましたが、数年前に久々に行きまして、立ち寄り湯でしたが、子供を人生初の温泉に入れさせてもらいました。
その時も良くしてくださり、とても印象の良い宿です。
この宿を知ったきっかけは、まだインターネットの情報が少なかった頃、某巨大掲示板にあった「ひとりでも泊まれる温泉宿」というスレッドを見て、です。
行ったことのある鹿教湯温泉の近くで場所も何となくわかるし、と、電話予約。
今は楽天トラベルに掲載がありますが、自社ホームページは今もないですし、当時は電話でしか予約できなかったのです。
(2007年8月,2007年11月,2008年3月,2008年12月,2009年12月宿泊)
建物と部屋
最寄りの宮沢バス停で、鹿教湯温泉行きのバスを降りて、歩いていきました。
もちろん、バス停そばの専用電話ボックス(?)から電話すれば、迎えに来ていただけます。
松屋旅館は、温泉街(というには寂しいところですが)の一番奥にあります。
建物はなかなかに古いつくりです。
ひとりで泊まったときはたいてい、2階の四畳半の部屋で、最初から布団が敷いてありました。
トイレと洗面所は共用で、部屋の鍵は中からしかかかりません。
でも、お客さんはさほど多くなく、自分しか泊まっていない(と思われる)ときもありました。
温泉と風呂
階段を上った最上階に、男女別の内風呂「展望風呂」があります。
源泉温度がぬるめなので若干加温しているみたいですが、そこまで熱くもなく、湯上がりもさっぱりの良いお湯でした。
あと、ドライヤーがありませんでした(宿泊当時の話です。今はどうなのでしょう)。
家族風呂もあるみたいなのですが、何度も訪れている割に見たことがありません。1
階にあるらしいのですが、どこにあるのやら。。
食事
食事は夕食、朝食ともにお部屋食でした。
野菜の豊富な家庭料理で、お米は自家製みたいです。お野菜の一部も自家製かもしれません。素朴な料理が嬉しくなります。
値段は選べるのですが、価格によって食事が豪華になるようです。
いつも安めの金額にしていて、それでも十分、信州の家庭料理を満喫できています。
朝になると、梅干しとお茶セットと、ポットのお湯を持ってきてくださいます(電気ポットではないのです)。
それで少しすると、下からお味噌汁の良い匂いがして、そうしたら朝ごはん。
個人的感想
最初に泊まった2007年は、2食付きで何と6,500円でした。
さすがに今はもう少し値段が上がっていると思うのですが、ひとりで静かに過ごすのには本当にオススメで、またこうやって書いていると泊まりたくなってきました。
帰ってきてしばらくすると宿から手書きのお礼状が届き、ほんのり嬉しい気持ちになりました。
アクセス
電車・バス
JR北陸新幹線・しなの鉄道線・上田電鉄「上田」駅から千曲バス鹿教湯線に乗り「宮沢(霊泉寺入口)」バス停で下車。
そこから宿の送迎があります。徒歩だとバス停から宿までは20分以上かかります。
車
上信越自動車道「東部湯の丸」インターから、国道254号線経由で約40分。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
さて、今度はどこへ行こうかな。