少し前の話になりますが、2009年の暮れは丸子温泉郷を堪能しました。繰り返し訪れている温泉地は、だいたいどこに何があるのか分かるので、気持ち的に楽ではあります。
旅の計画
最初の計画では、泊まったことのある鹿教湯温泉の宿でのんびり過ごす、それだけしか決めていませんでした。
が、日程的にはもう1日余裕があるので、どこかでもう1泊するのもありだろうな、と思いつつ、新幹線に乗った次第。
1日目:上田→鹿教湯温泉
まずは長野新幹線(当時)で上田へ出ます。この年は夏と秋にも上田に降りていて、来る頻度の高い上田駅です。
出かける前は2泊目をどうしようか決めずにいたのですが、やはりもう1泊したくなり、リピートしていた霊泉寺温泉の松屋旅館さんへ電話をかけてみました。
空いているイメージを勝手に持っていたのですが、小さな部屋は満室とのこと。
ただ、広間で良ければいいですよ、とのことだったので、泊めていただくことにしました。
路線バスで早めに鹿教湯温泉に向かいます。
温泉街を散歩し、文殊堂へお参り。その頃勉強していた、とある資格試験に合格しますように、とお願いしました。おみくじは大吉でした。
温泉街には蕎麦屋さんが2か所あり、入りやすい雰囲気だった「辰巳屋」さんに入ります。くるみそばをいただきました。
砕いたクルミをつゆに入れて、浸けて食べます。人生初のくるみそば、美味しかったです。
向かいの酒屋さんに行きます。今は新しい建物になっていますが、当時はまだ古い建物で、薬局もやってらっしゃった記憶があります。
信州ワインが豊富にあって、ワインの買い出しに来たわけじゃないのですが、欲しくなります。ここはグッと我慢です。
その後、早めに今宵の宿「斉北荘」にチェックインしました。
夜になり、文殊堂近辺が氷灯籠でライトアップされるというのを聞いて、見に行ってきました。
2日目:鹿教湯温泉→大塩温泉→霊泉寺温泉
暖かい晴れの日です。鹿教湯温泉の朝風呂に浸かり、チェックアウトぎりぎりまで滞在し、10時過ぎに宿を出ました。
今夜の宿、霊泉寺温泉へは約5キロあります。チェックインは最も早くて14時なので時間がたっぷりあるのでした。
そこで、鹿教湯の温泉協会に行き、スタンプラリー「鹿教湯21番所めぐり」のカードを入手してみました。
鹿教湯には大きな病院があり、リハビリや健康のためということなのか、 温泉街をぐるっと回るウォーキングコースがあります。
あちこちにスタンプ台があって、スタンプを押して回れるそうなのです。
スタンプカード片手に温泉街を回り、スタンプ集めに没頭しました。あちこち歩いていたら1時間半もかかりました。
バス停に戻って時刻を見ると、そこそこ待つようなので、霊泉寺まで歩くことにします。
鹿教湯の共同浴場で暖を取り、 もう少し歩いた先のそば屋「奈賀井」で田舎そばとビールをいただきます。昼酒をしたら、ちょっと酒が回ってきてしまいました。。
途中にある大塩温泉へ立ち寄ってみたのですが、公民館のお風呂はあいにくの休館日でした。。
そこから先、霊泉寺温泉はなかなか遠く感じました。
電話で聞いていた通り、宿にチェックインすると、ひとりなのに大広間に通されました。だだっ広い感じです。
そして少し寒いのですが、泊めてもらえたのでありがたいです。
3日目:霊泉寺温泉→上田
朝方から、少しずつ雪が降り始めました。 この界隈は、いつもそこまで深く積もらない気がするのですが。
最寄りのバス停まで2キロ弱あるので、宿の車で送っていただき、路線バスと新幹線で帰りました。
今回の旅のまとめ
- 冬の鹿教湯温泉では「氷灯籠」が夜の温泉街を明るく灯します。
- この地方はあまり雪は深くありません。
- 2泊目の宿は直前の電話予約でしたが、年末だったので、できればやっぱりもっと前に予約しておいた方が良さそうですね。
さて、今度はどこへ行こうかな。