温泉好きのお湯

静かな温泉ブログです。今度はどこへ行こうかな。

下部温泉:行き方、温泉街、泊まった宿のまとめ

山梨県の下部温泉(しもべおんせん)。恐らくこのブログの中で一番登場回数が多く、なおかつ訪問回数もトップの温泉地です。

ぬる湯、というやや変わった泉質なのですが、その効能と、ちょっと寂しい温泉街の雰囲気を気に入ってしまい、足しげく通っております。

一般的には、戦国武将「武田信玄」が入った温泉「信玄の隠し湯」として有名です。

ここでは、そんな下部温泉のことをまとめていきます。

スポンサーリンク ?

下部温泉の概要

下部温泉は、山梨県の南部にあります。日蓮宗の総本山「身延山久遠寺」からも近く、久遠寺へのお参りがてら、下部温泉に泊まる人も多そう。

下部温泉の特長は、その泉質です。源泉は2種類あります。

  • 旧源泉:31度。武田信玄が入ったことで有名な、歴史のあるお湯(お水)。
  • 新源泉:51度。平成になって新たに導入された、新しい源泉。

旧源泉(ぬるい)

温泉と言うには低い温度なのですが、入っていると意外と気持ちよく、長く浸かっていると不思議と温まる、そんな興味深くてクセになるのが特徴です。

効能としては、傷の直りが早くなるとも言われています。また、飲むこともできます。宿では温泉水が飲めることも多く、ミネラルウォーターとしても売られています。

f:id:yu-snfkn:20180306225849j:plain

新源泉(熱い)

下部温泉は宿が割と多いのですが、旧源泉だけではお湯が足りなかったのでしょうか、平成になって新しい源泉「しもべ奥の湯高温源泉」が掘られて、宿に供給されるようになりました。

新源泉の温度は51度と熱いのですが、温泉街を抜けた奥の方で湧いているので、宿に着いている頃には温度は下がって適温になっています。

旧源泉も新源泉も、かすかに硫黄のような香りがしますが、新源泉の方がその香りが強め。また、新源泉のほうがとろみがある感じです。

f:id:yu-snfkn:20180306225752j:plain

泊まる宿の源泉はどっち?

温度も特徴も異なる新旧両方の源泉ですが、宿の源泉利用状況はまちまちでして、

  • 旧源泉のみに入れる宿。
  • 新源泉のみに入れる宿。
  • 旧源泉、新源泉の両方に入れる宿。

と、分かれるようです。

どの宿でどちらの源泉に入れるのかの情報は、まとまった形で公開されているのを見たことがないので、宿に確認してみるほかなさそうです。

このブログで取り上げている宿については、可能な限り、どちらの源泉に入れるかを紹介しています。

スポンサーリンク  

下部温泉へのアクセス

下部温泉の最寄り駅は、JR身延線「下部温泉」駅です。ちなみに無人駅。数年前までは駅員さんがいたのですが。

身延線は山梨県と静岡県とを結ぶローカル線で、下部温泉へも山梨県側と静岡県側のどちらかから入ることになります。

また、本数は少ないのですが下部温泉に向かう路線バスもありますので、併せて紹介しておきます。

f:id:yu-snfkn:20170506232144j:plain

山梨県側から入る(JR)

下部温泉駅には、特急「ワイドビューふじかわ」号(以降「ふじかわ号」)が停車します。ふじかわ号は甲府と静岡とを結ぶ特急で、ほぼ2時間おきに出ています。

甲府から下部温泉までは、ふじかわ号で40分強です。

普通電車でのんびり行ってもいいのですが、普通電車だと1時間から1時間半かかります。

特急ふじかわ号との時間差はなかなかのものですが、ふじかわ号も普通電車も、走るスピードはさほど変わらないような気がします。。
www.onsen-oh-yu.com

静岡県側から入る(JR)

静岡駅からふじかわ号に乗ると、下部温泉までは1時間40分程度かかります。首都圏から行くのであれば、甲府経由で行ったほうが安くて近くなります。

あとは、都内から富士宮に向かう高速バス「ヤキソバEXPRESS」で富士宮駅に出て、そこから身延線を北上して下部温泉に行ったことも何度かあります。

が、最近のダイヤだと富士宮駅での待ち時間がとても長くなっているので、やめました。

f:id:yu-snfkn:20161018221421j:plain

路線バスに乗る

1日1本しかないのですが、富士急行線「富士山」駅と下部温泉とを結ぶ富士急行バスがあります。森の中を走り、湖畔の脇を抜けていく、結構景色のいいバスです。

ただこのバス、富士山駅発10:10→下部温泉郷着11:50 となっていて、利用するのが難しそうです。

以前は富士山駅を午後に出て下部温泉に夕方に着くダイヤだったので、いくぶん利用しやすかったのですが。

下部温泉駅から温泉街へ

下部温泉駅前にも数件の宿がありますが、温泉街の中心は駅から1キロほど離れています。宿に相談すれば、駅まで迎えに来ていただけることがあります。

下部温泉の温泉街

静かなところですが、下部温泉駅前と温泉街の中心部にいくつかのお店があります。まずは駅前のお店から。

丸一食堂(食事処)

駅前の食堂です。丼、定食、そば、ほうとう等がいただけます。

f:id:yu-snfkn:20180328184730j:plain

ニュー梅月(お菓子、お土産)

駅前のお土産屋さん。ここの「かくし最中」、宿のお茶請けで目にします。

f:id:yu-snfkn:20180328184819j:plain

その他、下部温泉駅前のお店など

食事が取れるのは鉄板焼きのレストラン「藤川」や、駅前の大きなホテル「下部ホテル」内でも中華料理がいただけるようです。

あとは、酒屋さんとお土産屋さんがもう1件ずつ。

また、駅の近くに「金山博物館」があります。砂金取り体験ができます。宿に割引券が置いてあることも。駐車場のそばには足湯もあります。

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館|山梨県身延町

f:id:yu-snfkn:20170506224200j:plain

次に、温泉街中心部のお店等を紹介してみます。温泉街もお店の数はそう多くありません。ぱっと見、営業しているかどうか分からないお店も多いのです。

かど久(そば)

お昼に温泉街に着いた時、よく食べに行きます。下部川のせせらぎを聴きながら、美味しいお蕎麦をいただくことができます。

ほうとうは作るのに時間がかかるそうで、事前に予約した方がいいそうです。

f:id:yu-snfkn:20180306230328j:plain

旭屋(果物、食料品)

お菓子、おつまみ等、ちょっとしたお買い物はここで。

f:id:yu-snfkn:20180306230734j:plain

大森館(お土産)

おみやげのデパート、というのが渋いです。

f:id:yu-snfkn:20180306230640j:plain

その他、温泉街のお店など

他には、温泉街の酒屋「しまや」には、よく寄ります。山梨県ならではの甲州ワインがたくさん売られていますので。レアなワインがあるかも。

先ほどのそば屋「かど久」の手前には、食事処「いしもと」もあります。

他にも、寿司屋、居酒屋等々ありまして、どれも渋めのたたずまいです。初めてのお店はちょっと入るのに勇気が要るのですが、いつかチャレンジしてみたいところ。

スポンサーリンク  

下部温泉で泊まった宿

最近は突発的に行くことが多いため「その時に予約可能な宿を取る」というスタンスなので、いくつかの宿に泊まったことがあります。

湯元ホテル

旧源泉を自家源泉で持っている3件の宿の1つ。

ここは何度かリピートしておりまして、これまでの宿泊回数がトップの宿です。源泉かけ流しの大浴場と、目の前で湧いている岩風呂に入ることができます。

www.onsen-oh-yu.com

元湯旅館大黒屋

新旧両方の源泉に入れる湯治宿です。この宿にも複数回泊まったことがあります。

建物は古くて雰囲気がありますが、2か所あるお風呂の片方がリニューアルしたそうです。行きたい!

www.onsen-oh-yu.com

旅館・お食事処いしもと

温泉街の奥にある旅館です。こちらのお湯は新源泉になります。

www.onsen-oh-yu.com

元湯甲陽館

こちらの宿も新源泉。お値段はリーズナブルですが、部屋で食事ができます。建物は昭和レトロな雰囲気です。

www.onsen-oh-yu.com

元湯橋本屋

新旧両方の源泉に入れます。常連さんが多く訪れる古くからの湯治宿です。建物の内装はリフォームされてきれいです。 

www.onsen-oh-yu.com

僕が下部温泉に行く理由

そんなこんな、訪問回数では断トツトップの下部温泉。

いつもお昼過ぎ、もしくはチェックインが可能になるころに温泉街に着いて、明るいうちからぬる湯にのんびり浸かっています。

お風呂から上がって部屋でうたた寝してから宿の夕食、その後は甲州ワインをちょっと飲んでみたり、また長風呂してみたり。

そんな風にだらだらと過ごす時間が、とても幸せだったりします。

山の向こうはインバウンドに湧く富士山ですが、そんな喧騒とは縁がなさそうな信玄の隠し湯、今後もせっせと通いたいところです。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 甲信越 温泉・温泉街へ
 にほんブログ村