12月になったので、少し早い気もしますが1年を振り返ろうというわけです。
2020年からずっと続いていた行動制限もなくなりました。東京の街に出ると、海外からの観光客が大勢歩いています。
そして、モノの値段がどんどん上がった1年でもありました。旅行に出かけるのに必要なコストも段々と上がってきている印象。
それもあってか、2023年の静かな温泉旅は少し控えめになったような気もします。
- 山梨県:3回(石和温泉、昭和町の温泉、塩山温泉)
- 栃木県:1回(塩原温泉)
- 新潟県:1回(越後湯沢温泉)
- 岐阜県:1回(平湯温泉)
- 群馬県:1回(老神温泉)
- 静岡県:1回(伊豆長岡温泉)
- 福島県:1回(いわき湯本温泉)
- ということで
山梨県:3回(石和温泉、昭和町の温泉、塩山温泉)
自分の住んでいる県のお隣、山梨県へは3度出かけました。比較的近くて、ワインも美味しくて、出かけたくなる山梨県です。
まずは、春に久しぶりの石和温泉へ。
車で行くか電車で行くか迷いつつ、お昼に甲州ワインを飲みたくなるかもしれないなと、電車の旅にしました。
個人的には、石和温泉と言えば大きな旅館がたくさんあるイメージ。そんな中、温泉に貸切で入れる小さなゲストハウスを見つけて泊まってきました。
石和温泉に宿を取りましたが、甲府の街へ出て、買い物などをしてきました。甲府の街を歩くのが好きなので。。
まあ、石和温泉から甲府までは電車で数分なので、そういう利用の仕方もいいのかなと。
2度目の山梨旅は、夏のお盆の時期。
甲府盆地の南側、昭和町の温泉ホテルに泊まってきました。
このエリアには温泉に入れる古びたビジネスホテルがいくつもあります。ハイシーズンなのに急に決めた旅でしたが、かろうじてお部屋を取れました。
この旅は車で。
車で行く温泉旅は、要はドライブなので移動そのものが自由で楽しく。電車やバスだけでは行けないようなところに寄り道ができるのがポイントですね。
この時も、道の駅に寄ってから、電車とバスで行くのがちょっと難しい場所にある宿に泊まったのでした。
3度目は秋の始まりの頃、甲州市の塩山(えんざん)温泉へ。
塩山は山梨県の東側で首都圏からも近く、日帰りできる場所です。そんな近いところにあえて泊まるのは、ある種の贅沢かも知れません。
首都圏から近いと言いつつ、塩山の街並みは静かで古びていて、昭和っぽさがあちこちに残ります。そういう場所を歩くのは、心が落ち着く気がします。
ぶどうをたくさん食べて、甲州ワインもいただいて、という旅でした。
栃木県:1回(塩原温泉)
栃木県と言えば、ここ数年、塩原温泉郷によく出かけています。
首都圏から、東北新幹線と路線バスを乗り継いで行ける便利なところですし、ひとりで泊まれる宿も多いので、自分向きの温泉地だったり。
2023年も、夏に塩原へ出かけてきました。
ちょうど、国がやっていた旅行の割引「全国旅行支援」が終わりつつある時期でしたが、栃木県ではまだ「全国旅行支援」が使えたので、というきっかけでした。
途中の宇都宮で餃子を食べ、カフェでくつろぎ、温泉宿でのんびり、という旅。
(塩原温泉郷のある那須塩原市はカフェの多いところです。)
宇都宮と言えば、夏に、新しい路面電車「宇都宮ライトレール」が開業しています。
この時はまだ開業前でしたが、次に宇都宮に行ったときは乗ってみたいところです。
また、栃木県へはもう1回、日帰りで出かけています。
小学生の子供を連れて鬼怒川温泉へ行ったのでした。
SL大樹に乗せ、テーマパークを見て、日光の街並みと神社を見て、天然氷のかき氷を食べさせて、と。
小学生になると手がかからないので、出かけるのもだいぶ楽ではあります。幼児だったころは結構大変だったことを思うと、変わったなと・・・
新潟県:1回(越後湯沢温泉)
春の始まりに、家族で越後湯沢まで出かけてきました。
ギリギリ営業していたスキー場で子供に雪遊びをさせ、大人は夜に新潟のお酒とグルメを楽しむ旅。
JR東日本の旅行商品「ダイナミックレールパック」で申し込み、この頃はまだ利用できた「全国旅行支援」を適用させました。
事前に、地元の湯沢町にふるさと納税をして、湯沢町で使える商品券を返礼品でいただいていたので、それも持っていき、現地で使わせていただきました。
普段は一人で適当にふらーっと出かけていますが、さすがに複数名で出かけると、そういうわけにはいきません。
いろいろと手配したことが何故か記憶に残っています・・・
岐阜県:1回(平湯温泉)
春に活用したダイナミックレールパックを、夏の家族旅行にも使いました。
本当は飛行機に乗って別な場所に出かける予定だったのですが、急な事情で変更することになり、急いで別な旅行を手配し直したのです。
ダイナミックレールパックで富山までの北陸新幹線と富山市内のホテルを予約し、そこから南下して岐阜県に入り、奥飛騨の平湯温泉に泊まる、という行程でした。
富山県で美味しい魚と地酒、岐阜県で飛騨牛とお酒。2つの県のいいとこ取り。
子供向けエンターテイメントはあまりない旅になってしまいましたが、楽しんでくれてたらいいなと。
群馬県:1回(老神温泉)
3年連続で、ゴールデンウィークの時期に群馬県の老神温泉へ温泉旅をしてきました。
老神温泉は、廃業した宿やお店も多くてひっそりしていますが、その静けさと温泉の良さが気に入っています。
老神温泉へは、最寄り駅から路線バスで40分ほど。
いつも老神温泉へ向かうときはまっすぐ温泉に向かっていたのですが、今回は駅と温泉との間で何度かバスを途中下車して、道の駅や酒蔵を見つつ向かいました。
ローカル路線バスの途中下車旅というと、テレビの旅番組みたいな感じでもありますが、普段通り過ぎるだけの場所を見て回るのは、やはり面白く。
ただ、全国的にバスの運転手不足が問題になっていて、バスの廃止や減便が増えてきています。
路線バスの途中下車を楽しむ旅、というのが、今しかできないことなのかも知れません。
静岡県:1回(伊豆長岡温泉)
数年前に日帰りで訪問してから、密かなお気に入り温泉地になった、伊豆長岡温泉へ2023年も夏に出かけてきました。
このエリアは都内から東海道新幹線などを使って、まるでワープのように出かけられるので便利なところです。
駿河湾の海の幸と、静岡県の地酒、あとは最近増えてきたクラフトビールも楽しんできました。1泊2日の限られた食事回数だと何を食べて飲むか悩ましく。。
伊豆長岡温泉のある伊豆の国市は、自転車での観光スポット巡りを楽しめます。
猛暑の夏でしたが、宿で本格的な自転車を借りて、史跡めぐりをしてきました。
福島県:1回(いわき湯本温泉)
我ながら「〇年連続で」という温泉旅が多いのですが、福島県のいわき湯本温泉へも6年連続で出かけています。
行き慣れた温泉地に繰り返し出かけるというのは、旅の目的が「ゆっくり過ごす」という人にとっては気持ち的に楽なのではないでしょうか。
そして、前回行けなかった場所、前回食べられなかったもの。旅ってどうしても「次回への宿題」が残ってしまうので、そのための(?)旅でもあり。
今回のいわき湯本温泉もそうで、阿武隈高原のクラフトビール、メヒカリのにぎり寿司、温泉街から少し離れた神社、無人駅から見える太平洋。
泊まったことのある温泉宿でゆっくりしつつ、そんな未体験に出会ってきた旅でもありました。
ということで
2023年も、前の年と同じく、行ったことのある場所への再訪がメインになりました。
あまり活発に動く元気も余裕もない年で、ブログの更新もスローペース、SNSも開店休業という状況です。やめるよりは細々と続けていければ、というところ。
そんな感じなので、たまに行ける静かな温泉旅は、旅行と言うより「再起動」のようになってきました。
日常でじわりじわり溜まってきたものを、静かな温泉旅で再起動してリフレッシュする、と。
なので、気持ち的に楽な、比較的近いところ、行ったことのあるところを目指しています。正直今は、そこまでアクティブでもなく。
そんな2023年も、もう少しで終わってしまいます。
1年の最後は静かな温泉旅に出かけていますが、2023年最後の温泉旅は、今年出かけられなかった長野県に行くつもりです。
再起動が目的なので、まあ、そういった感じの旅になりそうですが、帰ってきたらまたここのブログで、どんな旅になったかをまとめてみようと思っています。
さて、今度はどこへ行こうかな。