温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

2022年の #静かな温泉旅 を振り返る

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毎年恒例、2022年の静かな温泉旅を振り返ってみます。

世界中を騒がせていた感染症も徐々に静かになってきている気がします。少なくとも、行動制限とか、旅行へのネガティブさはかなり薄らいできました。

そんな2022年もこれまでの年と同じくらい、静かな温泉旅へ出かけることができました。そういう意味では、いい1年だったと言えそう。

2022年の10月まで実施されていた「県民割」を使いたくて、県民割が適用される県への温泉旅がメインになったような気がします。

(自分の暮らす地域から近いところへ旅行する場合、自治体から割引を受けられました。数年後、何だっけ県民割って? とならないよう、書き残しておきます)

山梨県:甲府湯村温泉、下部温泉など

自分にとっての隣県、山梨県へは4回行くことができました。そのうち3回は、旅館ではなくホテルへの宿泊。

和風旅館の畳のお部屋に布団でのんびり、が好きですが、時にはホテルのベッドに寝転がったり、バイキングのお食事をいただくのもいいものです。

まず春先、感染症が少し落ち着きを見せた頃に、甲府市にある甲府湯村温泉の温泉ホテルに再訪しました。

実に20年くらいぶりの宿泊で、うっすら記憶があり、懐かしく。

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その翌月には、前から泊まってみたかった、甲府駅近くの温泉に入れるシティホテルに家族で泊まりました。

感染症を気にして家族旅行はしばらく控えていたのですが、こうやって家族とお出かけができるようになったのは、感慨深い。。

家族全員で泊まれるお部屋を検索したところ、ホテルですが和室があり、お部屋に露天風呂もあるという豪華なお部屋が見つかり、そのお部屋を予約。

お昼は車を借りていちご狩りや観光を楽しんで、夜は甲府の街でワインを飲んで、という旅でした。

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秋のシルバーウイークの時期には、甲府盆地の南側にある温泉ビジネスホテルに泊まっています。この辺りは、そんなホテルがいくつかあり。

車で行く方が便利な場所ですが、この時は甲州ワインを飲みたかったので電車で出かけています。

甲府という町は首都圏からも近く、温泉が身近にあり、ワインもあり、旅行者目線では本当にいいところですね。

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また、久しぶりに「信玄の隠し湯」下部温泉へも出かけています。まるで温水プールのような、ぬるいを通り越して冷たいお風呂。

暑い季節に行ったので、気持ちよく長風呂しました。

普段の静かな温泉旅では、交通手段は電車ですが、このときは車で向かっています。

2019年に高速道路が開通し「下部温泉早川インター」ができ、2021年に静岡県ともつながったので、車でのアクセスがかなり便利に。

車での温泉旅は、電車と比べて、行程も行ける場所も全然違うのが新鮮ですね。ちょうど道の駅がたくさんある地域で、道の駅巡りをしつつの往復でした。

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静岡県:伊豆長岡温泉、伊東温泉

静岡県へは3度出かけています。県民割を活用しました。行き先は3度とも、温泉の豊富な伊豆。

個人的に、伊豆方面の温泉へはこれまであまり出かけてきませんでした。

子供の頃、家族旅行の定番が、伊豆半島への温泉旅行だったので、伊豆に対してあまり目新しさを感じなかった、というのが理由。

でもいざ行ってみると、首都圏からも近く、お魚も美味しく、温泉も良く。あまり時間のないときに、手軽に出かけられるのはありがたく。

まず、夏に伊東温泉へ出かけています。

伊東の街へは天城山に登った際に立ち寄ったことがあるのですが、宿泊は初めて。

海を眺めながら温泉た入り、アワビやお刺身を食べて、束の間の静かな温泉旅を楽しむことができました。

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中伊豆の伊豆長岡温泉へは2回行っています。うち1度は夏、車での家族旅行です。

前の年にひとり泊した宿が良かったので、家族で泊まってみたわけです。貸切風呂もあり、個室でのお食事もでき、子連れ旅行にはありがたい宿でした。

東名高速を2時間ほど走って、駿河湾沿いの水族館に行ってからチェックインして、ゆったり過ごしてきました。

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もう1回の伊豆長岡温泉は、秋に電車で、ひとり旅。

地酒とお寿司、あとクラフトビールをいただき、ひたすらぐうたらしてきました。あいにく強い雨が降っていた日で、おこもり向きだったのです。

水がきれいな静岡県は地酒の種類も多く、近年はブルワリーも増えていて、お酒好きには楽しいところと実感しました。

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群馬県:老神温泉、水上温泉

昨年(2021年)同様に、ゴールデンウィークに群馬県への温泉旅をしてきました。

まず高崎のビジネスホテルに前泊し、良さげな居酒屋さんを見つけて、群馬の地酒を楽しんでから、次の日に電車とバスに乗って、お気に入りの老神温泉へ。

老神温泉はお店も少なく、人通りも多くない静かなところですが、その静けさと、ぬるくてほんのり硫黄泉の匂いがする温泉が好みです。

そのまた次の日はローカル路線バスを乗り継ぎながら北上し、みなかみ町の水上温泉郷へ。

最近、みなかみ町は観光に力を入れている気がします。新しいお店も多くできて、SNSなどでのPRも多く見かけるようになりました。

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栃木県:川治温泉

栃木県へは1度出かけています。夏の季節、日光市の川治温泉へ久しぶりに出かけています。県民割を適用できました。

10年ぶりに泊まる宿でした。と言いつつ、宿の経営者は変わり、宿の名前も変わっています。

温泉宿の中には、廃業しても建物を他の会社が受け継いで営業するケースが結構あります。この時お世話になった宿がまさにそうでした。

それでも、10年前に感じた宿の雰囲気の良さはそのままで、建物が大切に使われているました。今後も続いてほしいものです。

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新潟県:五十沢温泉

新潟県へは3月に出かけています。

2022年最初の温泉旅の行き先が、新潟県は南魚沼市の、五十沢(いかざわ)温泉でした。1月と2月は、感染症の流行もあって出かけるのを見合わせていたのです。

冬の終わり(春の始まり)の雪国は、まだ寒々しい景色。それでも雪は溶けつつあるようでした。

新潟県への温泉旅で自分がよく足を運ぶのは、首都圏からのアクセスが良い、中越地方が多いです。場所的には内陸部で山も近い。

そこで、きのこや地酒を楽しんできました。

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神奈川県:湯河原温泉

6月に「さがみの小京都」湯河原温泉へ1泊しています。

湯河原温泉は「今夜は温泉へ帰ろう」というキャッチフレーズでPRしています。

実際、首都圏からのアクセスはかなり良く、この時は東海道新幹線に飛び乗って、駅前の居酒屋でお魚を食べてから、夜にチェックインしたのでした。

移動距離はさほどでもないのに、新幹線で一気に温泉街にワープ。視界がガラッと変わります。この変化を楽しむのも、湯河原への温泉旅の良さかもしれません。

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福島県:いわき湯本温泉

毎年、秋の終わり・冬の始まりに、福島県の浜通り、いわき湯本温泉に出かけています。もうかれこれ、5年目です。

初訪問のとき、温泉街にある「温泉神社」でお守りをいただいたので、そのお守りをお返しする、というのが、リピートの理由になっています。

いわきにあるのは、常磐もののお魚と、福島県の地酒。幸せにならないわけがない。

首都圏からも、特急列車で2時間ちょっと。もっともっと、このエリアが注目されても良いのかなと思いつつ、毎年いわきへの温泉旅を楽しんでいます。

有名になって欲しくない気持ちもあり、複雑ではあります。

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ということで

温故知新なのか、定点観測なのか。そんな温泉旅が多かった2022年でした。

前に泊まった宿に10年ぶり、20年ぶりに再訪すると、懐かしい思い以外に、その宿が続いていることに安心します。

温泉宿を続けるというのは、きっとお客さん目線で思っている以上に大変なことで、静かな温泉旅を始めて10数年、営業終了になった温泉宿もあります。

どの温泉宿にも良さがあるので、利用させていただきつつ、続いてほしいなと願いつつ、これからも静かな温泉旅を続けていければ、と。

ブログでのアウトプットも、すっかりマイペースになってしまいました。

頻繁に更新したり、SNSを見たりが気持ち的に少ししんどかったりするのも理由です。

頑張って続けている温泉宿を見習って、ではないものの、続けていくのも大事だなと思うので、ブログは引き続き、マイペースにやっていくつもりです。

さて、年末が近づいてきています。

毎年、どこかで長野県へ温泉旅をしてきましたが、2022年は、まだなのです。

おそらくは、県民割の存在が大きかったのかなと。県民割で行ける県に行く方が割引の恩恵があったから、知らず知らず、長野県を後回しにしていたような。

もう県民割もないですし、年末は長野県へ出かけてみようと思っています。

1年間、静かな温泉旅のブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

さて、今度はどこへ行こうかな。