温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

春にして、静かな温泉旅を想う(あとは冬眠のように)

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本当の本当に、これからしばらく旅行は自粛、という2020年の春です。

でも、このブログは静かな温泉旅のブログで、窓の外は春の陽気。

出かけることはできないけれど、これまでの春の静かな温泉旅を振り返りながら、せめて旅の気分に浸ってみたいと思い、書いてみました。

今ここをご覧になっているあなたも、旅に出るのが難しい、という状態かも知れませんが、春の風景をぼんやり眺めていただければ。

やまなしの春

春が来ると、梅、桃、桜・・・あれこれ花が咲きます。

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ここ2年ほど、春になったら山梨県に出かけて、気持ちのいい陽気の中を歩いたり、白ワインを飲んだりしていました。

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いっぽうで、2020年の春。

東京都や、その近隣の県で週末の外出を自粛する動きになっています。山梨県も東京都のお隣なので、同じく外出自粛になっており。

それでも本来は、東京都のお隣とは思えないくらい、のどかな風景の広がる山梨県です。

2020年の春に山梨県へ出かけるのは断念しましたが、桃の花が終わり、桃の果実がなる暑い季節に、山梨県への静かな温泉旅ができれば・・・と願っています。

最近では特に、県庁所在地の甲府の町を歩くのが好きです。

もし、甲府を歩いてから温泉宿に泊まるとしたら、甲府駅から近い甲府湯村温泉が近くて便利。

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もちろん、甲府以外にも山梨県には温泉があちこちにあります。

山梨県には温度のぬるい温泉が多く、寒い季節は加温されているのですが、まだこの時期は加温されていることも多いようです。

(あくまで個人的な印象ですが、加温されているかどうかは、半々くらいかな。)

とちごこち

もう少し、過去の春にしてきた温泉旅を振り返ってみると、3月から4月にかけての時期は栃木県の塩原温泉郷に多く行っていました。

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この時期の塩原温泉郷は冬の終わりでもあるので、まだ寒かったり、春を感じるにはもう少しかかりそうかな、ということが多かったように思います。

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塩原温泉郷に数多く泊まっているのは偶然なのですが、もしかしたらスキーシーズンの終わりなので、比較的宿が取りやすいのかもしれません。

実際にこの時期の栃木県に行ってみると、冬の終わりで、春が徐々に始まりつつある、という、季節の間を感じられるような。

例えば、塩原から下って、電車に小一時間乗ってから、県庁所在地の宇都宮の町へと出ると、より春を感じられたり。

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逆に、山を越えて、いくつか電車を乗り継いで日光に行くと、山の方はまだまだ冬が終わっていないような、終わりかけのような。

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そんな風に、塩原温泉郷を起点にして栃木県の春の旅をしてきました。旅行記へのリンクを貼っておきます。

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ひとり楽しむばかりでなく、 家族とも出かけていました。塩原のお隣、那須に行けば、家族で楽しめる施設もたくさんあります。 

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家族で春に

そう、普段であれば、この時期はいわゆる春休みシーズン。家族でも旅行に出かけやすい時期かもしれません。

実際、我が家もこの時期に家族で温泉に出かけてきました。 

さきほどの塩原温泉郷を除けば、上越新幹線・北陸新幹線に乗っての旅が多かったようです。

上越新幹線に乗って

上越新幹線は埼玉県を出て群馬県に入り、高崎駅の次は県境に近い、上毛高原駅。(通過する列車も多いのですが)

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そこからほど近い温泉に泊まって、近くにある大きな観光施設「たくみの里」で遊んだりもしました。

たくみの里は、工芸品などの手作り体験ができる施設が点在し、また地元の食べ物を食べられる飲食店もたくさんあって、長く楽しめるところです。

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上毛高原駅を出た上越新幹線は、いくつものトンネルを抜けて、新潟県へ。最初の停車駅、越後湯沢はまだ少し雪が残っています。

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スキーをやるにはそろそろおしまいの時期ですが、美味しい食べ物と温泉は、一年を通しで出会える越後湯沢です。

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北陸新幹線に乗って

さて、群馬県に話を戻して。

高崎駅から、上越新幹線と北陸新幹線とが分かれます。北陸新幹線は左に曲がり、トンネルを抜けて長野県へと入っていき。

軽井沢駅でどっと人が下り、その次が佐久平、そのまた次が、上田駅。

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このブログでは、何度か上田駅近辺の温泉を紹介してきまして、家族でもこの時期に出かけています。

行き先は、上田市のお隣、青木村の田沢温泉でした。

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松本から安曇野を回り、麻績村から青木村に入って1泊し、最後は上田に出るという旅。

安曇野の観光と、静かな青木村の両方を楽しむことができました。

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千曲川に沿って

さて、上田から千曲川に沿って西へと進む、大きな温泉街のある戸倉上山田温泉があります。

4月に入ったばかりの戸倉上山田温泉へ、数年前にひとりで出かけていました。

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温泉街へと歩く途中、ゆっくり流れていく千曲川を眺めてから、明るいうちに宿へとチェックイン。

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まだ寒い日もある時期ですが、硫黄泉の香りが漂う、ちょっと熱めの温泉に入ることができました。

少し経って4月も半ばになると、もう少し春らしくなってきます。

上田市にある「信州の鎌倉」こと別所温泉でも、桜が咲いていました。

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4この別所温泉に泊まった翌日は、上田市内をバスでさらに南西に向かい、丸子温泉郷のひとつ、霊泉寺温泉にも泊まっています。 

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ここ霊泉寺温泉はいつ行っても静かで、いわゆる秘湯的な場所。

賑やかな環境で普段生活していると、霊泉寺温泉の静けさにまた出会いたくなり、何度も訪れています。静けさは、どの季節も同じかな。

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春なのに、冬眠のように

これまで、春の静かな温泉旅と、時には家族と静かではない温泉旅ができていたのを思い返したら、少しだけ幸せな気分になれました。(勝手にすみません)

このページを書いている2020年の春は、何年かぶりに、そうした温泉旅に出かけることを控える必要がある春になってしまい。

旅行が好きな身としては辛いのですが「春が来ているけれど、これからは冬眠のように過ごす」という今後になりそう。

もう季節は春なので、冬眠ではなく「春眠」ですね。

「春眠暁を覚えず」みたいな、のどかな感じで過ごせたらいいのかもしれませんが。

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さて、今度はどこへ行こうかな。