温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

3月某日静かな温泉旅 20年ぶりの温泉ホテル 山梨県・甲府湯村温泉へ('22)

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2022年最初の、静かな温泉旅の話です。

本当はこの旅の少し後に、新潟県へ温泉旅をするつもりで予約を入れていました。

その1週間前、どうやら出かけられそうな気配だったので、上記の新潟県への温泉旅の前に、近いところに出かけようと思った次第。。

旅の計画

近いところ、というわけで思いつくのは、山梨県。自分の住む首都圏の、お隣の県です。(山梨県自体が首都圏だ、というカテゴリ分けもあるようですね。)

ちょうど、山梨県の甲府市にある温泉ホテルが民事再生法を適用したニュースを見て驚いていました。20年以上前に泊まったことのあるホテルだったのです。

民事再生法を適用と言っても、ホテルの営業自体はを続けている模様。

ホテルがある甲府湯村温泉は個人的に結構好きなところで、年に1回以上は泊まっていましたが、いつも他の旅館に泊まっていました。

単に、小規模の和風旅館が好みというだけです。

ただ今回は、民事再生法のニュースを見たので、そのホテルが気になり、泊まってみることにしました。早速予約サイトでシングルルームの朝食付きプランを予約。

続いて、JR東日本の「えきねっと」で、甲府駅までの特急列車の指定席も予約。特急列車も今はチケットレスでスマホから簡単に予約できてしまいます。

乗車券もSuicaなので、今回紙のきっぷはありません。

1日目(八王子→甲府→甲府湯村温泉)

あずさ、パスタ

2か月半ぶりの、静かな温泉旅。

久しぶりのお出かけは、何故か心がざわつきます。出かけて良いのだろうか? 的な思いが頭の中をぐるぐると。

特急あずさはとても空いていました。乗車率は1割くらいでしょうか。

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甲府駅まで、ざっと1時間の旅、出かけること自体にモヤモヤしていたら相模湖を過ぎて山梨県に入っていて、大月駅を通過し、笹子の長いトンネルを抜けて。

勝沼ぶどう郷駅を過ぎてから一気に視界が開けて、やがて甲府盆地の真ん中に出て、平坦な中を走っていきます。

そうして甲府駅に到着。ここ数年、割と頻繁に甲府へ出かけているので、帰省したような気持ちになり。

ちょうどお昼時で、お腹も空いたので駅の近くにあるパスタ屋さんへ。

平日だからか、サラリーマン風の男性客が多めです。ここのパスタはボリュームがあるので地元の男性客に人気なのでしょうか。

窓の向こうから、武田信玄公の像がこっちを見ています。視線を感じながらちょっと量のあるパスタをいただき、満腹に。ごちそうさまです。

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日常のような・日常じゃないような

さて、今日の宿はホテル。

朝食付きですが、夕食は食べに行くか、用意するか。今回はホテルのお部屋にこもりたい気分でした。駅ビルや百貨店で食べ物とワインを購入。

準備万端、甲府駅のロータリーからバスに乗ります。制服を着た小学生が多く乗っていました。学校帰りでしょうか、そんな平日の午後。

15分ほどでバスを降り、また甲府湯村温泉へやって来ました。横断歩道を渡って、今日のホテルへチェックイン。

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20年以上のご無沙汰でしたが、中に入ると、以前に泊まった時のことを何となく思い出しました。

最上階のシングルルームに荷物を置いて、まずは温泉に。2022年になってから初めての温泉です。疲れていたのに気づく。。よく体が温まりました。

まだ空は明るいので、少し散歩をしてみます。

甲府湯村温泉のあるあたりは、住宅街の中に温泉宿が点在する感じ。正直、あまり温泉街っぽい感じではありません。

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(将来的には、街のデザインをリニューアルして、温泉街の雰囲気を作っていくという話もあるようです。それはまた今後の話で。)

それでも、温泉街を散歩するのはちょっと楽しいものがあります。何度か来ているので、知っているようで、知らない場所の不思議。

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車が頻繁に行き交う通りに出て、喫茶店に入りました。

静かな店内の、奥のテーブル席に腰を下ろします。温泉で体が温まっていたこともあって、アイスコーヒーを注文。

お店の奥さんから「寒くないですか?」と聞かれ、「さっき温泉入ったばかりなので」と答えます。確かにまだ、アイスコーヒーには少し寒い季節。

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少し話をしたりして、ゆっくり過ごしました。常連さんが入れ代わり立ち代わり、ふらっとお店に入ってきたり、いい雰囲気のお店でした。

ほっとしてから、お会計をしてお店を出ます。明日もやってますので、と言われました。そうか、明日も行ってみようかなと。

そうしてまた、温泉街っぽくない温泉街を散歩。住宅街ですが、お寺や飲食店もちらほらと。お寺で夕方の空を眺めます。

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少し疲れて、ホテルに戻ってきました。疲れたのは、ステイホーム気味で日々の運動量が少ないからかな。。

あとはホテルの部屋にこもります。駅で買ったお惣菜とワインを適度に頂いて、温泉に時々入って。そうして夜になる。おやすみなさい。

2日目(甲府湯村温泉→甲府→八王子)

甲府盆地は、昼と夜との温度差が大きいようです。少し寒くて目が覚めました。窓を開けると、ちょうど朝日が眩しい時間帯。

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浴衣のまま、エレベーターで下のフロアに降り、朝風呂へ。ホテルなので部屋数は結構多いからでしょうか、割と混んでいる朝風呂でした。

お風呂の後は朝食です。1階のレストランに行って朝食券を渡します。

バイキング形式ですが、取った料理をそのままお部屋に持って帰ることもできました。何となく部屋でゆっくり食べようと思い、持って帰ることに。

自分のお部屋が最上階だったので、持ち運ぶのにちょっと難儀・・・素直にレストランで食べればよかったかな。

10時前にチェックアウト。久しぶりのホテルステイ、ゆっくりできました。お世話になりました。

www.onsen-oh-yu.com

大通りに出てバス停まで歩くと、すぐにバスがやって来ます。前の日に立ち寄った喫茶店には行けませんでしたが、また次回行ければ!

甲府駅でバスを降ります。この日は午後から用事があるので、早い時間の特急列車で帰らないといけません。。

甲府への温泉旅は、いつもこうして、帰りが少し慌ただしくなります。お土産にワインを買って、好きなお店に行って、終わりにしたいと思います。

というわけで少し歩いて、岡島百貨店でお土産のワインを購入。その後、いつも甲府に行くと立ち寄るカフェへ。

山梨県の飲食店(やまなしグリーン・ゾーン認証を取得しているお店)では、感染症対策で、入店時に名前と電話番号を紙に書いてお店の方に渡します。

今回の旅でも、飲食店に入るたびに何度も書いてきました。

さて、カフェの席に着くと、店員さんが紙とボールペンを持ってきました。「流行りのやつです」とのこと。二つの意味で、流行りですね。

今回の旅のまとめ

長らく家で過ごしていたので、そわそわと出かけました。

2020年以降はこうして、長く家にいる→久々に出かける、というサイクルを何度か繰り返していますが、最初のそわそわした気分も、知らないうちにほぐれています。

さて、今回も、もう何度目でしょうか、という甲府への静かな温泉旅でした。

甲府湯村温泉への宿泊も回数を重ねていますが、今回の宿泊先は、20年ぶりの温泉ホテルでした。

まだ若くて、温泉のことも旅行のこともよく知らなかった自分が、旅行ガイドブックでホテルを見つけ、電話で予約したのを思い出しました。

そんな体験を積み重ねていって、今こうして静かな温泉旅を続けています。

続ける、ということで。2022年も時間を見つけて、行ける範囲で静かな温泉旅をしていければな、と。

今回行った場所

(今回の温泉旅で出かけた観光スポット、お店等のリンクを後日紹介予定です。)

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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