温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

11月某日静かな温泉旅 常磐ものを食べに 福島県・いわき湯本温泉へ('23)

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毎年、秋から冬にかけてのタイミングで、福島県の浜通り(海沿いエリア)にある、いわき湯本温泉へと出かけています。

2023年も行くつもりでいまして、出かけられそうなタイミングをうかがいつつでしたが、11月の週末に出かけられる時間ができました。

少し前にニュースで話題になっていた「常盤もの」の美味しい魚もぜひ食べよう、というのも目的のひとつ。

旅の計画

いわき湯本温泉は、首都圏からの特急「ひたち」の止まる湯本駅が最寄り。

日程が決まった時点で、往復の「ひたち」の特急券は押さえておきました。念のため、終点のいわき駅まで。

次に、いわき湯本温泉の宿も予約します。毎年お世話になっているお気に入りの宿に空室があったので、迷わずに。

特急と宿だけを手配して、出かける日が近づいてきましたが、どうやら天気は雨のよう。

1日目(品川→いわき→いわき湯元温泉)

ひたちの旅

特急「ひたち」の出発時刻を間違えて、かなり早く品川駅へ着いてしまいました。

品川駅と言えば、駅ナカ「エキュート品川」にたくさんのお店があって、美味しそうな食べ物も、買い物をしているお客さんも多数。

つられて買いたくなってしまいますが、今回の目的はエキュートでの買い物ではなく、いわき行きなので、がまん。

賑わうエキュートとはうってかわって静かな常磐線ホームには、茨城県方面からやって来た特急電車が折り返しの準備をしていました。

この電車が「ひたち」に変わり、いわきまで向かうわけです。

車内の清掃が終わり、乗り込みます。

品川を出た時は空いていた車内も、さっそく次の東京駅で多くの人が乗ってきました。ぱっと見で、8割以上の席が埋まっている模様。

この日は平日、いつもながら「ひたち」の車内はビジネス風のお客さんが多そう。マウスのカチカチ、キーボードのカタカタが聞こえてきます。

そんな方々には悪いのですが、いや、別に悪くはないのですが、自分はオフの、静かな温泉旅で「ひたち」に乗っています。

たいていビジネス風の方々は、途中の水戸か、少し先の日立で降りていきますが、こちらは終点までの長旅です。

ここ最近寝不足だったので、ついついうたた寝。。

気づいたらもう、水戸の手前まで来ていました。予想通り、水戸駅で多くのお客さんが降りて車内はがらんと。

この先から、時おり太平洋が見えるようになるのですが、この日はあいにくの雨。曇り空の下に広がる海は、何だかとても寒々しく。

そう言えば「ひたち」には、まだ車内販売のサービスがあります。新幹線や特急列車の車内販売も、かなり珍しくなってきましたね。

終点に近くなり、最終販売です、と言っていたので、つい呼び止めて、ホットコーヒーを購入。限定とか最後、みたいなのに弱い人は多いと思いますが。

いわき湯本温泉の最寄り駅、湯本駅では降りずに、そのひとつ先、終点のいわき駅で「ひたち」を降りました。

やあ、また来たよ、いわき。

酒と魚とホップ

まずは駅前の商業ビル「ラトブ」へ。

ここの1階に魚屋さんがやっているお寿司屋さんがあり、地元で獲れた「常盤もの」の魚をいただけるのです。

以前行ったときは回転ずしのレーンがあったような気がしますが、リニューアルしたようです。注文はQRコードとスマホでするようになっていました。今風です。

さて、常磐もののお魚たちは歯ごたえがあって相変わらず美味しいです。

まずは「常盤もののヒラメと呑みたい」と銘打ったお酒を飲みつつ、ヒラメの握り。

あとは地魚を中心にいただきました。中でもホッキ貝が美味しかった。。

ご当地のお魚「目光(メヒカリ)」もとろりとして。

あれこれ食べて、お会計もそれなりにしましたが、でも幸せです。ごちそうさまでした。

ラトブを出ていわき駅に戻り途中、駅のすぐ脇に「エスパルいわき」という小さな駅ビルができていました。以前は工事中だったような記憶です。

エスパルは小さいながらも、地元の飲食店やお土産屋さんが並んでいて結構面白く。駅前でお土産を買える場所が少なかったので重宝しそう。

そんな中、阿武隈産のホップを使ったクラフトビールが飲めるタップルームを発見し、1杯いただきました。確かにホップの苦みが爽やかなビールでした。

次に乗る電車の時間もあって長居はできずでしたが、エスパルはまた翌日、じっくり見てみようと思います。

雨のいわき湯本温泉

改札をくぐってホームに降りると、水戸行きの普通電車がやってきました。何故か長い10両編成、都会の通勤電車のよう。平日の昼間なので空いています。

2駅先の湯本駅で下車。まだ雨は降り続いていて、あまり観光しようという気分ではなく、ゆっくり歩いて、宿を目指します。

チェックインして鍵を受け取り、5階の部屋へ。

さっとひと風呂浴びて、マッサージチェアでくつろいでから、夕方の温泉街を少しだけ散歩します。雨はようやく上がりました。

開店間もない居酒屋さんへ入り、カウンター席で日本酒や焼き鳥をいただきます。

いわきの名物と言う「さんまのポーポー焼き」も食べてみました。要はさんまのハンバーグですかね。

飲んだ地酒の中で、一歩己(いぶき、と読むそう)、というお酒が凄く美味しく・・・結構飲んでしまった気がします。

ごちそうさまでした、おやすみなさい。

2日目(いわき湯元温泉→末続→いわき→品川)

朝ごはん、神社、神社

温泉に何度か入って体が温まっていたからか、布団の中は少し暑いくらいで、それで一度夜中に目が覚めました。

また眠り、朝になって窓を開けると、今日は晴れそう。そして空気が冷たい。

いわき市は東北地方の中では温暖な気候だと言いますが、さすがに11月の朝は寒いですね。

まずは朝風呂へ。

最初はピリッと熱いけれど、入ると気持ちのいい温泉です。時々見つかる、消しゴムのかすのような湯の花と、ほんのりと硫黄泉の香り。

じっくりお風呂に入ってから、1階のラウンジで朝ごはん。

パンにコーヒー、スクランブルエッグとサラダ、そこに漬物や煮物もあるという、和と洋が一緒になったちょっと素敵な朝食です。(パンかごはんかは、選べます)

パンに女将さん手作りのかぼちゃジャムを塗り、コナコーヒーをゆっくり飲んで、ごちそうさまでした。

部屋に戻って、ゆっくり荷物を片付けます。

夕方に用事があり、お昼過ぎにいわきを出る特急「ひたち」を予約していたので、チェックアウトからの時間は3時間ほど。

3時間と聞くとそれなりに長そうですが、がっつり観光するにはちょっと足りない感じ。

昨日あれこれと美味しいものを食べたこともあって、あまり今日は食べたいという気分でもありません。

何をしようか調べつつ考えつつ部屋で過ごしていましたが、プランがまとまらず、10時ぎりぎりにチェックアウト。今年もお世話になりました。

www.onsen-oh-yu.com

まずは、宿の裏手にある「温泉神社」へお参りします。

ここで毎年お守りをいただき、古いお守りをお返しするのが、いつの間にか秋のルーティーンになっています。

そんなルーティーンを終えて、とりあえず湯本駅まで歩きつつ、さて次はどこへ行こう。

歩きながら、いわき湯本にはもう1か所大きな神社「金刀比羅(ことひら)神社」があるのを思い出しました。そちらはまだ行ったことがなく。

金刀比羅神社は、温泉街や湯本駅から少しだけ離れています。

階段を上って、秋の中に包まれながら、静かな中でこの日2度目のお参り。少し広かったので、散策してから湯本駅へと戻りました。

海の見える

さて、その後のプランは未定。

駅のホームで次の電車を待っていると、今度来る電車は「広野」行き。いわき市のさらに北、広野町まで行く電車のよう。

いわき駅から北へはまだ行ったことがなかったので、とりあえず広野行きの電車に乗ってみました。

途中の駅で降りてみようと思い、途中の駅について調べてみると、終点の1つ手前、末続(すえつぎ)駅という駅が、海が見えるとのこと。

末続駅で降りてみることにしました。

電車はいわき駅を出て、いつしか線路は単線になり、海が見えたりトンネルに入ったりしてから、末続駅へ。

車内はいつの間に自分だけになっていて、降りたのも自分ひとり。

末続駅は、昔ながらの駅舎が残る無人駅。

待合室はきれいに掃除されていました。駅の外では、地元の方でしょうか、何人かで植木などを手入れしています。

確かに、ホームの先から海が見えます。青く穏やかな海ですが、少し前にこの海が豹変したんだ、という事実も忘れてはいけません。

駅で海を眺めたりしているうちに、さっき降りた電車が広野駅から折り返してやってきました。

今回の旅のまとめ

6年連続、秋の終わり・冬の始まりのいわき湯本温泉。

この時期になったら行くことに決めているのは、初訪問の時に温泉神社でいただいたお守りのおかげかも知れません。1年経ったので返しに行こう、と。

湯本の温泉街もお店が多くて滞在に困ることはないのですけど、何となく、いわき駅(平エリア)まで出ることが多いです。

いわき駅には新しく「エスパルいわき」ができて、旅行者目線ではお土産を買いやすくなったのが有り難いところです。

以前はあまりお土産を買える場所ってなかった気もして。

そう言えば、その向かいの大きなビル「ラトブ」も一部が新しくなっていました。ラトブではお寿司を食べて、地元の果物やお菓子などを買って帰りました。

少し前にニュースで話題になった「常磐もの」のお魚は当たり前のように美味しく、福島県の地酒たちと一緒に、するりするりとお腹の中へ。

さて、そんないわきはインバウンドの観光客で賑わうエリアとは真逆のところかも知れません。

ですが、気候も温暖で、静かな温泉旅で行くにはいい場所だと再確認できました。

東京の品川駅から特急「ひたち」で2時間半と、なかなか近いところでもあり。穴場的なところだと思います。

そう言えば品川駅では、海外からの観光客を本当にたくさん見かけました。

今回行った場所

今回の温泉旅で出かけた観光スポット、お店等のリンクです。リンク切れがありましたらご容赦ください。

観光スポット

温泉神社

いわき湯本温泉の温泉街の脇にある神社です。

onsen-jinja.or.jp

金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)

湯本駅から徒歩10分の神社。温泉街からみて南側にあります。

kotohira-iwaki.jp

お土産・飲食店など

寿司 おのざき

いわき駅前の商業ビル「ラトブ」1階にある、魚屋さんがやっている寿司屋さんです。常磐もののお魚と、福島の地酒を楽しめます。

tabelog.com

ホップジャパン

いわき市のお隣、田村市でホップとクラフトビールを醸造している会社のタップルームが、いわき駅の駅ビル「エスパル」に入っています。

hopjapan.com

やきとり十八番

いわき市内に何店舗かある焼鳥屋さん。会津やいわきの地酒と、郷土料理がいただけます。

tabelog.com

お菓子のみよし

いわき銘菓「じゃんがら」等が揃う、地元のお菓子屋さん。いわき駅前の「ラトブ」1階で購入しました。

j-miyoshi.jp

ラトブ

いわき駅前の商業ビル。スーパー、お寿司、カフェ、お土産等が揃います。

www.latov.com

エスパルいわき

2023年にオープンした、いわき駅直結の駅ビルです。ラトブよりは小さい建物ですが、こちらにもお土産や飲食店があり、ラトブと見比べつつのお買い物が楽しいです。

www.s-pal.jp

さて、今度はどこへ行こうかな。