新潟県の真ん中ら辺を中越地方といいますが、この中越地方は関東からも近く、良い温泉も多いので、かなりリピートしています。
今回紹介する「やまきや旅館」がある折立温泉は、中越にある「湯之谷温泉郷」に含まれる温泉地です。
やまきや旅館はお値段もリーズナブルでお食事も美味しく、とても良かったので紹介してみます。
(2014年12月,2015年7月宿泊)
建物と部屋
折立温泉は、JR小出駅から栃尾又温泉行きのバスに乗って行く途中にあります。
やまきや旅館に泊まった時は事前に宿に相談し、バスに乗らずに小出駅までお迎えに来ていただきました。
車を降り、玄関から少し長い廊下を歩き、宿帳を書いてから2階のお部屋に案内されます。
最初から布団が敷いてありました。
建物はやや古めです。洗面所は部屋にありますが、トイレは共用でした。
お茶請けのお菓子が手作りなのでしょうか、ちょっと嬉しくなりました。
窓からは田んぼと川と、遠くに山が見えます。
夏と冬に泊まりましたが、景色が全く異なるのでした。
下の写真2つは、恐らく泊まった部屋は違うのですが、ほぼ近い場所から撮っています。
(夏の景色)
(冬の景色)
温泉と風呂
地下に、男女別の内風呂があります。
温泉はかけ流しで、ぬるくてマイルドな肌触りの気持ちいい温泉でした。
このマイルドな感じ、栃尾又のお湯にも若干似ているかもしれません。
夏以外は若干加温されているようなのですが、それでもぬるいので、ゆっくりと長風呂を満喫できました。極楽でした。
食事
食事はお部屋食、もしくは大広間での食事になります。
夕食
それでは夕食から。奥の中央にある、釜の存在感が凄いですね。
釜の中には釜飯が入っています。その横に白米があるので、釜飯と白米の両方をいただくことができました。
魚沼市の自家製のコシヒカリとのことで、美味しくないはずがない。ごはんの食べ比べができて、幸せでした。
それ以外のおかずも、美味しくいただきました。時期によっては手打ちの十割蕎麦が出てくることもあるようです。
朝食
朝食の場所は、1回目の宿泊ではお部屋、2回目の宿泊では大広間でした。
釜があったので開けてみると、白いご飯が入っていました。また、鍋の中は舞茸のバター焼き。これが美味しくて、朝から嬉しくなりました。
個人的感想
2回とも、食事が少なめのビジネスプランで泊まったのですが、食事の味も量も十分でした。
スタンダードプランはもう少し値段が上がりますが、いろいろな食事を楽しめそうなので、次回はスタンダードプランでもいいかなと。
また季節を変えてリピートしたいなと思える宿でした。
なお、初夏から秋までは尾瀬に行く人向けのプランがあり、ここで前泊して翌朝尾瀬に向かうことができるみたいです。
宿のご主人に聞いてみたのですが、折立温泉から朝のバスに乗ってトンネルを抜けると奥只見湖で、そこから船で対岸に渡り、さらにバスに乗れば尾瀬に着けるとのこと。
尾瀬の玄関口は、群馬県の鳩待峠や福島県の御池だけではないのですね。
アクセス
電車・バス
JR上越線「小出」駅から栃尾又温泉行き南越後観光バスに乗り「大湯温泉」バス停下車、歩いてすぐ。
また、季節限定の急行バス・特急バスもあります。(2023年は6月上旬から11月上旬の運行)
このバスは、上越新幹線「浦佐」駅から出発する奥只見行き。
折立温泉のバス停には停車しませんが、1キロ離れた「シルバーライン入口」バス停に停車します。そこから徒歩14分で、折立温泉です。
バスを運行している会社は、同じく南越後観光バスです。
車
関越自動車道「小出」インターから、国道352号線経由で約20分。
国道沿いには、道の駅「ゆのたに」や、お店が多数あります。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
www.onsen-oh-yu.comwww.onsen-oh-yu.com
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。