温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

五十沢温泉 ゆもとかん にひとり泊('22)

※このページにはプロモーションが含まれています。

新潟県の魚沼市・南魚沼市とその周辺は首都圏からも近く、良い温泉も多いので毎年1回は出かけています。お酒もお米も美味しいのです。

さて今回の五十沢(いかざわ)温泉、ゆもとかん。

ネット上では広いお風呂と豊富なお湯で有名な宿でして、前からその存在は知ってはいたものの、まだ泊まったことはなく。

単に宿までのアクセスがよく分からなかっただけなのですが、今回、泊まってみることにしました。

(2022年3月宿泊)

建物とお部屋

アクセスが分からなかったと書きましたが、最寄り駅から、宿の車がお迎えに来ていました。(時間が決まっているので、事前の連絡が必要です)

車は市街地を抜け、残雪の中を走り、わき道に入って林を抜けたところに、大きな建物がありました。手前の駐車場には何台も車が止まっています。

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靴を脱いで上がり、ロビーの奥にあるフロントでチェックイン。

ひととおり説明を受けます。食事の時間と場所のこと、エレベーターとお風呂の場所のこと、等々。感染症対策ということで、お部屋への案内は実施していないそう。

ロビー・お風呂のある建物と、お部屋のある「東館」「南館」とがあり、結構大きな宿のようです。南館は4階建て、東館は5階建て。

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今回泊まったお部屋は、東館の4階にある広い和室でした。12畳です。

トイレ付、禁煙のお部屋にしましたが、南館のお部屋にはトイレはなく共用になる模様。お値段も東館より少し下がるようです。

窓の外は雪原と、その向こうに山々。

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トイレと洗面所、冷蔵庫、テレビに金庫と揃います。コップが紙コップになっていたのは、感染症対策ということなのでしょうか。

浴衣は「中」のサイズが置かれていました。大きいサイズの浴衣や、子供用の浴衣が必要な場合は、フロント脇に用意があるので自分で取っていくようになっています。

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1階のロビーの脇には売店があり、お土産や地酒が売られていました。フロントでは、おつまみも売られています。夕食の後にお腹が空いても安心ですね。

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なお、離れたところに「旧館」があり、そこも日帰り入浴や宿泊ができるそう。(2023年12月に旧館は閉館になったようです。)

公式サイトに旧館の情報がないのですが、泊まりに行ったら探してみようと思いつつ、すっかり忘れてのんびり過ごしてしまいました・・・

温泉とお風呂

お風呂は1階に2か所。混浴の岩風呂・大露天露天風呂と、男女別の内風呂です。

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岩風呂・大露天風呂

有名なお風呂です。

混浴ですが、16時~19時は男性用、19時~22時は女性用になっていました。

脱衣所と、脱衣所を出てすぐの洗い場までは男女で別れています。その先の岩風呂にも仕切りがありますが、途中で合流する作りになっています。

ざぶんざぶんと岩風呂の中を歩いて抜けると、露天風呂へのドアが2つ。男性側、女性側ということだと思うのですが、露天風呂は1か所になっています。

男性用になる前の時間帯に入ったのですが、異性の声がしたので露天風呂はいったん遠慮し、混浴でない時間帯に入り直しました。

湯量が豊富。これだけの大きなお風呂をかけ流しで満たせるのですから、大量にお湯が湧くということなのでしょうね。

お湯は少し熱めですが、入れないほどの温度ではありません。露天風呂はいくぶん温度が低くなるので、入りやすかったです。

洗い場のお湯とシャワーも源泉を使っているそうなのですが、寒い季節だったからか、なかなか温まらず、温泉からざぶんとすくって体を洗いました。

男女別内湯

別途、男女別の内湯もあります。岩風呂からは少し離れています。廊下を歩いて向かいました。

岩風呂よりは小さいものの、十分な大きさ。お風呂場に出ると、かすかに硫黄泉の香りがしました。

岩風呂・露天風呂よりもこちらのほうがお風呂が小さいからでしょうか、お湯の香りはこちらの方がより強く感じられます。

皆さん岩風呂と露天風呂を目指すのでしょうか、こちらの内湯は人も少なく静かに入れました。日帰り客には案内していないのかも知れません。

女湯側には露天風呂があるようです。

 
 
 
 
 
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入口にはウォーターサーバーがありました。湯上りにごくり。

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お食事

夕食・朝食ともに、1階のフロントの脇にある大広間でいただきます。

宴会場のような広い部屋にテーブルが並びます。他のお客さんとの距離は十分に取られていました。アクリル板も立てられています。

夕食

最初に用意されていた料理にはカバーがかけられています。仲居さんがカバーを外してお鍋と釜に火をつけ、お食事開始。

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釜の中にはお米が入っていて、30分ほどで炊き上がるようになっています。

そう言えば、チェックインの際に、火を前もってつけるかどうか聞かれました。要は、ごはんを最初から食べたいかどうか、ということです。

ごはんは最後の方でいいや、ということで、今回は食事開始のときに火をつけてもらいました。

コース料理のように、仲居さんが温かい料理を少しずつ持ってきてくださいます。仲居さんはマスクとフェースシールドの両方をつけています。

ずっと目を配っていて、声をかけるとすぐに来てくださいました。

茶碗蒸しには白子が入っていてちょっと豪華な感じ。揚げ物はコロッケ、味噌汁とは別にスープが出てきます。

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日本酒は、地元のお酒が10種類くらいありました。八海山、高千代、鶴齢(かくれい)の飲み比べセットを注文。

おかずをある程度食べ終えたところで、釜のごはんが炊き上がり。少し蒸らしていただきます。おこげがうまい、コシヒカリ。

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食後のデザートもいただいて、すっかり満腹で部屋に戻ると布団が敷かれていました。

朝食

夕食はチェックイン時に時間を聞かれましたが、朝食は7時から9時の間、好きな時間にいただくことができました。

一口くらいのおかずがたくさん揃います。卵は温泉卵。

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脇に給茶機があり、お茶やコーヒーが飲めます。牛乳と野菜ジュースもありました。

食後のコーヒーをお代わりして、部屋に持っていくと、布団は片付けられずに残っていました。もう少しだけごろん、ができる、ありがたさ。

個人的感想

大きな宿でしたが、平日に泊まったので静かでした。

周辺にお店はないものの、売店もあるので夜食やお酒はそこで買えます。

お湯の量が豊富ですね。たまごの香りが漂う、いいお湯でした。食事も良かったです。

内風呂に満足して何度も入りましたが、近くにある旧館を探しに行くのを忘れていたので、次回の宿題にできればと思います。

 

アクセス

電車・バス

JR上越線・北越急行ほくほく線「六日町」駅から送迎あり。送迎を利用される場合は時間が決まっているので、事前に宿に連絡する必要があります。

もしくは、六日町駅から南越後観光バス「野中」行きに乗り、「五十沢小学校前」バス停下車、徒歩6分。バスは本数が少ないので注意です。

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関越自動車道「六日町」インターから、約10分。

関連リンク

近くの宿の宿泊記録

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この宿が出てくる旅行記

www.onsen-oh-yu.com

公式サイト

www.ikazawaonsen.com

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さて、今度はどこへ行こうかな。

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