※2024年7月より休業中です。このページは2014年の宿泊記録になります。
あちこちの温泉に行ってきましたが、何故か栃木のメジャーどころ、塩原温泉郷へは行ったことがありませんでした。
2014年の1月、土日が空いた時に、遅ればせながら行ってみることにしました。
塩原温泉郷といっても広く、泉質も多彩のようで、今回は硫黄泉の新湯(あらゆ)温泉を目指すことにしました。
新湯温泉は、塩原温泉郷の中でも奥の方です。
(2014年1月宿泊)
建物と部屋
塩原温泉バスターミナルまでは高速バスで向かい、その先の新湯までは公共の交通機関がないので、宿の車で迎えに来てもらいました。
宿の車は温泉街の少し先にあるガソリンスタンドに寄って給油してから、雪の積もる新湯温泉へ向かいます。
運転手のおじさんが話すには、少し前の足利銀行の破たんが栃木の温泉街にも影響していて、廃業してしまう宿も多いのだといいます。
確かに、鬼怒川も川治も元気がありません・・・と言いつつ、塩原のスキー場は割と活況のようでした。
そんな話を聞きつつ、湯荘白樺へチェックイン。
建物はややくたびれた感じでした。
奥の部屋に案内されます。トイレ、洗面所は共用でした。
温泉と風呂
早速お風呂へ。
男女別の内風呂と、混浴(女性専用時間帯あり)の露天風呂があります。
露天は人の気配があったので、まずは内風呂へ入りました。
木でできた浴槽に白く濁った硫黄泉がかけ流されています。
源泉の温度はなかなか高いようで、ちょろちょろと注がれています。
源泉に混じっていた泥がバケツに入っていました。
「湯泥」ということで、これを肌に塗るとスベスベになるそうで、やってみると確かにそんな気がしました。
宿泊客は、新湯の共同浴場にも無料で入れます。
宿の裏がちょうど源泉の湧いているところで、宿の隣、奥、階段を下った先、計3か所の共同浴場がありました。
冬で階段が凍っていたので、階段を下った先にある「むじなの湯」以外の2か所に入ります。温度は適温でした。
戻って、露天風呂にも入ります。
混浴ですが脱衣所は完全に別になっていて、お風呂も仕切りで分かれているので、女性目線でのハードルは、もしかしたらそこまで高くないのかもしれません。
が、そこは女性ではないので分かりません。
雪見露天、堪能します。しかもにごり湯。
寒い空の下ではありましたが、幸せでした。
食事
食事場所は、夕食、朝食ともお部屋でした。
夕食
夕食はこちらです。
寒い1月の山の宿、ということで、食事がお部屋に運ばれるまでに冷めてしまうのは、仕方がないのでしょうね。
朝食
こちらは朝食です。
温泉卵が、宿の温泉を使って作られた、硫黄泉の匂いと味がしみ込んでいる本物の温泉卵でした。
新湯温泉のお湯は飲むと胃腸にいいそうで、ペットボトルに入った形で置いてありました。
持って帰ったのですが、胃腸の具合が悪い時に飲むと、調子が良くなるのでした。
個人的感想
やはり、ここのお湯は特徴的で良いですね。
宿自体は山の宿なので建物は少しくたびれていたりするのですが、お湯目的で行くのであればおすすめです。
お店が目の前の食堂くらいしかないので、お買い物は事前に済ませましょう。
アクセス
電車・バス
宿までの公共交通機関はありませんので、塩原温泉バスターミナルから宿の送迎をお願いすることになります(要事前確認)。
車
東北自動車道「西那須野塩原」インターから、国道400号線経由で約40分。
国道沿いには、道の駅「湯の香しおばら」や、お店もあります。
関連リンク
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公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。