夏の家族旅行で泊まった宿です。子供が楽しめるように、子供が好きな水族館が近い場所をと考えて、男鹿温泉を選びました。
その中で、部屋食ができて貸切風呂がある宿、ということで、今回の萬成閣さんにお世話になりました。
比較的値段が安かったのと、建物の外観が古びていたので、どんな宿かなと思っていったら、結果的には大満足でした。
(2016年7月宿泊)
建物と部屋
秋田駅からレンタカーで国道を北上し、男鹿半島の寒風山で日本海と八郎潟を眺めてから、少し早めにチェックインしました。
建物の外観は古びていましたが、部屋は新しくされていました。今回はリフォームされたお部屋に案内していただけたようです。
子供が長いドライブで少し疲れていたようで、休憩してからお風呂に向かいます。
温泉と風呂
お風呂は男女別の内風呂と、フロントで鍵を借りて入る貸切露天風呂がありました。
いずれもきれいに改装されていました。途中で男女が入れ替わるので、両方に入ることが可能です。
片方が広く、もう片方はやや小さめでした。温泉は塩の味と石油っぽい匂いのする、湯の花の多いお湯でした。
貸切露天風呂が無料で入れるプランにしたので、食後に家族で貸切露天へもゆっくり入しました。
こちらは内風呂よりは特徴を感じられないお湯でした。何か違いでもあるのでしょうか。
露天風呂に入っていると、外から太鼓の音がしました。夜になると、近くの交流会館で「なまはげ太鼓」というのをやっており、その音だったようです。
子供がちょっと体調不良気味だったので、今回は行くのをパスしたのでした。
食事
夕食はお部屋食でした。網元の宿、ということで、お魚尽くし。さすが海沿いの宿は違いますね。
お魚好きの自分にはとても幸せな食事でした。特に好物の白身魚のお刺身が嬉しかったです。
普段は山の宿に行くことも多く、山でマグロのお刺身は要らないのに、というのによく出くわすのですが、この宿の夕食は肉料理はなく、潔いくらいのお魚メインでした。
朝食は古びた広間でいただきます。平日だったのでお客さんも少なく、ちょっと寂しい感じでしたが、こちらも美味しくいただきました。
もちろん、お米も美味しいあきたこまち。お米好きの子供はむしろ、そっちが良かったようですが。
個人的感想
宿のご主人と女将さんがとても親切にしてくださり、体調を崩していた子供にもとても優しく接していただけたので、とても印象の良い旅館でした。
あとは、いい温泉とお魚尽くしのお食事。幸せになれました。
チェックアウトも11時までのようなので、ゆっくりできます。
今回はチェックアウト後、早めの時間帯に男鹿水族館GAOに行くことにしていたので早めに出ました。
もう少しゆっくりしてから行っても良かったかなと思いましたが、水族館は結構混むようでしたので。
アクセス
JR男鹿線「男鹿」駅からバスが出ています。(今回は秋田駅からレンタカー利用でした)。
さて、今度はどこへ行こうかな。