温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

昭和町 ホテル昭和にひとり泊('23)

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夏のお盆の時期に1泊しました。

お盆と言えばハイシーズン。多くの宿が満室になり、宿泊料金が上がったりと、なかなか難しい時期。

それでも出かけられる隙間ができたので、予約サイトでお盆に宿を探してみるも、ヒットする宿も少なく。

だめもとで「温泉宿」のチェックをオフにしてもう一度検索すると、何故か今回の「ホテル昭和」が出てきました。ここの大浴場は温泉だったはずなのですが。

ホテル昭和は、多くの温泉好きの方がお湯に好評価をしている、温泉の良さが売りのビジネスホテルです。

残り1室、とあったので急いで予約。

(2023年8月宿泊)

建物とお部屋

「ホテル昭和」の「昭和」は、ホテルが山梨県の昭和町にあるからだと思われます。中央自動車道の甲府昭和インターを出てすぐのところにありました。

昭和という名前のホテル、建物も昭和時代に建てられたようで、なかなかに古びた感じ。

今回は車で向かったので、ホテルの前にある駐車場に車を止めて、チェックインします。

フロントのスタッフさんから鍵を受け取り、お風呂や朝食について説明を受けてから、階段で3階のお部屋へ歩いて登っていきます。

そう、ここホテル昭和は3階建ての建物ですが、エレベーターはありません。

今回はハイシーズンで、既に禁煙ルームは満室。

かろうじて残っていた、喫煙のシングルルームでした。ふだんタバコは吸わないので禁煙ルーム希望でしたが、こればっかりは仕方がないです。

事前に宿で消臭対応をしてくださったそうですが、お部屋には消臭スプレーと空気清浄機も用意されていました。

なお、お部屋は土足禁止。スリッパが2つ、室内用と館内用と用意されていました。

靴のまま3階に上がってきたので、入ってきてすぐのところで靴を脱いで、室内用のスリッパに履き替えます。

お部屋の中はユニットバス、洗面所、冷蔵庫、浴衣、ポット、タオル等、一通りそろっています。

テレビは壁にかかっていて、ベッドに寝転がって見られるようになっていました。

電話がダイヤル式の懐かしい感じ。

2階にランドリーがあり、汗をかいた服を洗濯しました。洗剤はフロントで50円で売られていました。

温泉とお風呂

1階の食堂の奥に、1か所だけ大浴場があります。

男湯と女湯の2つがあるわけではないので、男性用の時間と女性用の時間とが設定されていました。

ネット上の情報によれば、ふだんは男性客が多いので男性用の時間が長めに取られているようです。

今回はハイシーズンで女性客も多かったのでしょうか、だいたい1時間半から2時間おきに男女が入れ替わっていました。

さて、食堂の脇を抜けてお風呂へ。

食堂は朝のみ営業しているので、朝は食事をしている人の脇を通ってお風呂に入りにいく形です。

浴室に入ると、真ん中に四角形のお風呂、奥に大小2つのお風呂が並んでいます。

真ん中の四角形のお風呂は源泉かけ流しのお風呂で、温度はやや熱め。

奥にある2つの浴槽は、大きい方が源泉と水が注がれているお風呂で、小さい方は水風呂でした。

その脇に、サウナと「冷凍室」とが並んでいます。

冷凍室って何だ、と思い、入ってみると、その名の通り凍ってしまいそうに寒い部屋。マイナス30度を超える温度に設定されているようです。寒かった。。

では、温泉に入ります。

このホテルの温泉は自家源泉で、ドバドバと注がれています。薄い麦茶のような色で、かすかに硫黄泉の香り。少しぬるぬるした感じも。

真ん中の源泉のお風呂は少し温度が高いので、じっくり入るなら加水されたほうのお風呂に入るといいでしょうね。

シャワー、カランも温泉のようです。お風呂が1か所しかないこともあるのでしょう、豊富なお湯をぜいたくに使っていました。

ホテル昭和のある昭和町近辺には、温泉に入れるホテルが他にもいくつかあります。多くのホテルが日帰り入浴ができるので、地元の方の憩いの場を兼ねていたり。

ですが、ここホテル昭和は日帰り入浴は行っていません。ホテルに泊まらないとこのお風呂には入れないわけです。

それもあってか、お風呂はさほど混んでおらず、ゆっくり入れました。

食事(朝食のみ)

宿で提供しているのは朝食のみになっています。夕食はついていません。

ただ、歩いて行けるところに飲食店も多くありますし、大きなイトーヨーカドーもあるので、食事に困ることはないと思います。

自分自身、まずイトーヨーカドーまで歩いていき、ワインとおつまみを購入。山梨県産ワインが豊富に揃うヨーカドーでした。

その帰りに気になった飲食店を見つけたので、買ったワインはお土産にすることにし、夜になってからその飲食店に行ってみました。

甲州地鶏の焼肉屋さんという、ちょっと珍しい感じのお店でした。

さて、朝食は大浴場の手前にある食堂でいただきます。

地元のお米(武川米)、パン、卵、味噌汁、サラダ、フルーツなどが並ぶバイキング形式。それぞれラップでくるんでありました。

軽食という位置づけなので、朝をもっと食べたい場合は、追加料金(500円)を支払えば有料おかずセットがつけられます。(前日までに予約が必要なようです)

前の日の夕食をがっつりいただいたので、朝は軽めにしましたが、フルーツはさすがの山梨県、桃とシャインマスカットが入っていました。

個人的感想

ネット上の情報の通り、温泉の質はとても良かったです。

ハイシーズンに泊まりましたが、近隣の宿と違って、さほど割増料金になっていなかったのもありがたかったですね。

この値段でハイシーズンで朝食も付くなんて、と。

 

アクセス

中央自動車道「甲府昭和」インターから車で1分。

電車で行く場合は、JR身延線「国母(こくぼ)」駅から2キロです。国母駅までは甲府から普通列車で15分ほど。特急「ふじかわ」は国母駅には停車しません。

バスで行く場合は、JR中央本線・身延線「甲府」駅から山梨交通バスで約20分、「NTT新甲府ビル」バス停下車、徒歩10分。ただし、1日6本と本数は少なめです。

関連リンク

近くの宿の宿泊記録

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この宿が出てくる旅行記

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公式サイト

hotel-showa.co.jp

さて、今度はどこへ行こうかな。