毎年、年末になると、温泉旅に出かけています。
例年は山梨県の下部温泉を目指すことが多いのですが、今回はちょっと行き先を変えて、長野県は松本市にある「浅間温泉」に再訪してきました。
以前は「尾上の湯旅館」に泊まったのですが、今回はお値段重視でもう少し安く泊まれる香蘭荘を選んでみました。
宿に着いてみるまで知らなかったのですが、小説家や詩人が多く泊まった、歴史ある宿だったのでした。
(2016年12月宿泊)
建物とお部屋
松本バスターミナルから浅間温泉行きのバスに乗って「湯坂」バス停で下車します。
以前泊まった尾上の湯旅館の前を通り過ぎ、少し坂を上った先に香蘭荘がありました。
入り口が自動ドアだったのですが、前に立っても開かないので、手で開けて入りました。
すみません。失礼します。。
玄関わきの看板が、昭和を感じさせます。
こういうのを見ると嬉しくなってしまう自分です。
チェックインして、階段を上って2階の部屋に案内されました。
さすが松本市で、窓の向こうの山々がきれいです。
一部のネットのクチコミで、部屋に鍵がない、と書かれていましたが、部屋の鍵はありました。
部屋にある金庫や冷蔵庫が古くて、いい味を出しています。
というか、宿全体が昭和の雰囲気。
共同のトイレも和式でした。なお、洗面所は部屋にあります。
温泉とお風呂
お風呂は1階に男女別の内風呂があります。
とてもこじんまりしていたお風呂で、無色透明のお湯が勢いよく注がれていました。
湯船に浸かると、お湯がこれまた豪快にあふれていきます。かけ流しです。ときおり、湯の花が混じっていました。
ちなみにこのお風呂、洗い場のシャワーがありません。
体や髪は、お風呂からお湯をすくって洗い流すようになっています。それだけ温泉の質が良いのでしょうね。
食事(素泊まり利用)
今回は松本の市街地に飲みに行きたくて、素泊まりにしました。
夕方のバスで松本駅に出て、居酒屋で焼き鳥をいただきました。
次の日の朝に厨房の前を通ると、朝ごはんのいい匂い。
次回泊まることがあれば朝食つきにしてみようと思って部屋に戻り、前の日に駅前のパン屋さんで買っておいたパンをいただいたのでした。
個人的感想
自分好みのタイプの古い宿で、お値段も安くて温泉も良かったので、また泊まってみたい気持ちもあります。
アクセス
JR篠ノ井線・松本電鉄「松本」駅そばの松本バスターミナルより、ぐるっとまつもとバス浅間線で約30分。「湯坂」バス停下車。
坂を少し上った先にあります。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。