温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

ぐるっとまつもとバスに乗って、浅間温泉(長野県)へ。

※このページにはプロモーションが含まれています。

※2023年5月より、松本市が主体で運行する「ぐるっとまつもとバス」に変わりました。本数等は大きな変更はないようですが、詳しくは松本市のHPをご覧ください。

「松本の奥座敷」と呼ばれる、浅間温泉。

松本市街からほど近く、城下町松本を観光した後に1泊するには、ちょうどいい位置にあります。

そんな浅間温泉へのアクセスは路線バスになるのですが、このバスが本数も多くて便利なのです。

・・・と言いつつも、普段暮らしていない町を走るバスを乗りこなすのはどうも難しい。

今回はそんな路線バスのまとめページです。

路線の概要

松本市の中心部から浅間温泉方面へと向かうバスはいくつかあります。

主な路線は以下の3つ。

  1. 浅間線(系統番号:32)。松本駅→松本バスターミナル→松本城→浅間温泉→松本城→松本駅
  2. 信大横田循環線(系統番号:130)。松本バスターミナル→信州大学→浅間温泉入口→松本バスターミナル
  3. 横田信大循環線(系統番号:120)。松本バスターミナル→浅間温泉入口→信州大学→松本バスターミナル

(本数の少ない「新浅間線」は今回は割愛します)

1の浅間線が、浅間温泉の温泉街へ入るバス。

多くの温泉宿まで、バス停から歩く距離は比較的短くて済みます。

2と3の路線は、温泉街の手前にある「浅間温泉入口」バス停まで行き、そこから温泉街に背を向けて松本市街へと戻っていきます。

浅間温泉入口バス停から浅間温泉の温泉街までは歩いて10分ほどなので、歩きたくない場合は1のバスを利用するといいでしょう。

これまで地元のバス会社「アルピコ交通」がバスを運行していましたが、2023年5月より、松本市が主体となって運行することになりました。

www.city.matsumoto.nagano.jp

所要時間・運賃・本数

所要時間

主な区間の所要時間は、以下の通りです。

  • 松本バスターミナル~浅間温泉(浅間線のみ):約30分
  • 松本バスターミナル~浅間温泉入口:約15~20分

ただ、一部の道が狭くて車の多い松本の街を走るバスなので、渋滞を考慮すればもう少しかかりそう。

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運賃

続いて、主な区間の運賃です。

  • 松本駅・松本バスターミナル~浅間温泉入口:320円
  • 松本駅・松本バスターミナル~浅間温泉:360円

Suicaのような交通系ICカードは使用できません。現金払いになります。

本数

浅間温泉入口バス停までは、本数は多めです。

  • 浅間線(温泉街まで行くバス):30分~1時間に1本程度
  • 信大横田循環線・横田信大循環線(浅間温泉入口まで行くバス):10分に1本程度

気をつけたほうがいいのは、温泉街まで行く浅間線は最終バスの時刻が19時前と早いこと。

19時以降に路線バスで浅間温泉に向かう場合、信大横田循環線・横田信大循環線に乗って、浅間温泉入口バス停で降りることになります。

いっぽうの信大横田循環線・横田信大循環線のバスは22時台まであります。

(土日・祝日は22時前に松本を出るバスが最終です。)

19時に新宿を出る特急「あずさ」に乗って松本駅に来ても、最終バスに何とか間に合う計算です。

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まあ、松本駅で電車を降りてからは、早歩きでバスターミナルまで行く必要がありそうですが・・・。

乗ってみた

それでは実際に乗ってみることにしましょう。

これまでまとめてきた通り、3パターンのルートがありますが、温泉街の中に入る「浅間線」から紹介してみます。

浅間線 

温泉街へと向かう浅間線のバスの多くは、まず松本駅の「お城口」の前にあるロータリーから出発です。

(一部の便は松本バスターミナルが始発です)

駅を出てすぐ、松本バスターミナルの1番乗り場に入り、お客さんを乗せます。

浅間温泉の温泉街には、いくつかのバス停があります。

泊まる宿の最寄りのバス停がどこか、乗る前に確認しておきましょう。

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バスはターミナルを出てすぐ左に曲がり、大通りへ出る交差点を右折して、また左折。

橋を渡り、有名な「縄手通り」を右手に少し進むと、大名町、といういかにも城下町らしい名前のバス停があります。

遠くに松本城への入り口が見えてきます。

突き当りを右に曲がり、お堀に沿ってまた左に曲がったところが「松本城・市役所前」。

また右へ曲がり、外側の堀を渡って左折し、細い道を進みます。それにしても、左折・右折が多いバスではあります。

信州大学の脇を通り、少し広い道に出て「キッセイ文化ホール」のある広い公園の脇を抜けていきます。

橋を渡ると「浅間温泉」の看板が見えてきます。

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バスは交差点を左折し、曲がってすぐ最初のバス停が「浅間温泉入口」。

温泉街の中にはこまめにバス停が設置されていて、お目当ての宿に近いところで降りることができます。

  • 中浅間
  • 浅間温泉文化センター
  • 浅間温泉
  • 湯坂
  • ホットプラザ浅間前
  • 下浅間広場

と温泉街をぐるりと回り、また浅間温泉入口まで戻ってきます。

あとはまた、もと来た道を戻り、信州大学→松本城→松本バスターミナル→松本駅と戻っていきます。

ご乗車お疲れさまでした。

信大横田循環線・横田信大循環線

次に、浅間線より本数の多い「信大横田循環線」と「横田信大循環線」のご紹介です。

本数が多いので、これに乗る機会のほうがあるかもしれません。

信大横田循環線

まずは「信大横田循環線」。松本バスターミナルの1番乗り場から出発です。

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松本城の手前「大名町」までは浅間線と同じルートです。

大名町バス停が近づくと「松本城へはこちらでお降りください」との案内が流れます。

このバスは松本城へは向かわず、手前で右折し、狭い道をゆっくり通り抜けていきます。

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次に左折し、小さな病院の並ぶ松本城の外堀沿いを進みます。

その後は、浅間線と同じく信州大学を通り、浅間温泉入口バス停へ。

浅間温泉へ行く方はここで降りましょう。

ご乗車お疲れさまでした。

それからバスは住宅街を通り抜け、イオンモール松本の先で右折。

大通りに出ていき、松本バスターミナルへと戻ってきます。

横田信大循環線

横田信大循環線はその逆のルートをたどります。

松本バスターミナルを出ると、住宅街を通り、浅間温泉入口バス停を経由します。

その後、信州大学、大名町(松本城の近く)を通って、また松本バスターミナルへ戻ってきます。

まとめ 

ということで、城下町松本の奥座敷、浅間温泉への路線バスを紹介しました。

街中を走り、所要時間も短くて本数も多く、便利なバスです。

最後にもう一度、注意点を載せておきます。

  • 大きく分けて3つのルートがあります。
  • 浅間温泉の中心部を通るバスは18時台が最終です。それ以降の夜は、温泉街の手前にある「浅間温泉入口」までのバスを利用します。
  • 松本城の前を通るバスと、お城の少し手前までしか行かないバスがあります。お城までが遠回りになるルートのバスもあります。

さて、今度はどこへ行こうかな。