半年ぶりに、甲府湯村温泉へひとり泊してきました。
目的は、甲府の町で大好きな甲州ワインの買い出しをすることと、甲州ワインに合う食事を楽しむこと。
甲府の町からほど近い甲府湯村温泉へは何度か行ったことがありますが、今回は泊まったことのない宿に泊まってみようと、ここ楽水園を予約してみたのでした。
(2018年3月宿泊)
建物とお部屋
楽水園はメインの温泉街とは大通りを挟んで反対側にあります。
わき道に入って少し進んだところに建物がありました。
そば処「らくすい」も一緒に経営されています。
そば屋の入り口は道路沿い、旅館の入り口は少し奥まったところにあります。
カフェもあるようだったのですが、あいにくこの日は営業していないようでした。
コーヒーが飲めたらちょっと嬉しかったかな。
外から見た建物は古そうでしたが、中はきれいでした。
ところどころ造りが豪華で、その昔に結構お金をかけて建てたんだろうな、と思われます。
案内された部屋は階段を上った先の2階の部屋。
広さは何と12畳。縁側も4畳あって広々です。冷蔵庫、洗面所、トイレもあり。利用しませんでしたが、お風呂もありました。
普段こんな広い部屋の宿にひとりで泊まらないので、何だかそわそわします。うん、広い。しかも静かです。
甲府湯村温泉は住宅街の中にあるので、窓の外はアパートやらほかの家やらが見えるだけです。これは仕方ないですね。
方角によっては、遠くに南アルプスが見えるかも?
敷地内には広い中庭があって、プールがありました。
3月の宿泊だったので水は張られていませんでしたが、夏になったら入れるのでしょうか。
なお、Wi-Fiは、宿の方に聞けばパスワードの書かれた紙をいただくことができます。
温泉とお風呂
お風呂は別棟「鳳凰館」の1階にあります。
お風呂の入り口にウォーターサーバーとマッサージチェアがありました。
お風呂上りにマッサージチェアで背中をほぐす。幸せでした。
男女別の内風呂と、その奥にある露天風呂。露天風呂の先は庭園です。
源泉の温度が40度以下とぬるめなので、加温しているようです。
湯口からは少量のお湯がちょろちょろ注がれていて、手に取って匂いをかいでみると、かすかな硫黄泉の香り。
食事
夕食、朝食ともにテーブル席の食事会場でいただきます。
大広間と小さな部屋とがあり、夕食の場所は小さな部屋、朝食の場所は大広間でした。
夕食
玄関わきの小さな部屋に案内されます。夕食の始まりに、食前酒の白ワインが出てきました。もちろん山梨県産のワインです。
飲み物のメニューも豊富。食前酒もワインでしたが、せっかく山梨県に来ているので、「一升瓶ワイン飲み比べセット」を注文しました。


お食事はどれも優しい味つけで食べやすかったです。
ちょっと魚介類が多め。海のない山梨県なので、魚介類は多くなくて良いのにな、と思ってしまいます。
山梨県は、人口当たりのすし屋の数が日本一らしいので、お魚を出すイコールごちそう、ということなのかも知れません。どうなんでしょう?
最後の方にそばも出てきました。そば屋「らくすい」が併設されている宿ですからね。その次に炊き込みご飯。好物なので嬉しいです。


ご飯おかわりしてくださいね、と仲居さんに言われましたが、気持ちはおかわりしたくても、お腹がそれを許しませんでした。
すっかり満腹になり、最後は苺のデザートで、ごちそうさま。
朝食
朝食は大広間でいただくのですが、天井も高く広々としたお部屋でした。
甲府湯村温泉を歩く
さて、時計の針を夕食前に戻します。夕方に少し散歩をしてみました。
甲府湯村温泉は住宅地とコンクリートの旅館とが同居している温泉街なので、あまり旅情はない場所ではあるのですが、お店は結構あります。
せんべい屋さんがあったので、そこでおせんべいを買ってみました。
一番おすすめの醤油のせんべいを買います。
チーズを乗せると美味しいですよ、とお店のおばさんに言われて、向かいのスーパーでチーズを買い足しました。
アパートやクリニックが並ぶ細い道をぐるりと回り、車通りの激しい大通りへ出て、楽水園に戻ったのでした。
楽水園の周囲は、静かです。
個人的感想
広いお部屋でゆっくり過ごせました。
家族連れで泊まっている方も見かけましたが、確かに部屋が広いので大人数で泊まるのにも良さそうです。
次回行くとしたら、そばを別注で頼んでみたいところです。
もしくは、そば処「らくすい」で食事してみるのも良いかな、と。
アクセス
鉄道・バス
JR中央本線・身延線「甲府」駅から山梨交通バスで約10分、「湯村温泉入口」バス停下車、徒歩3分。
なお、山梨交通バスはSuica、PASMO等の交通系ICカードが利用可能です。
車
中央自動車道「甲府昭和」インターより約15分。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。