よく読んでいるブログ「ブーさんとキリンの生活」で何度か出てくる、栃木県の湯西川温泉に行ってきました。
読んでいるうちに、行ってみたくなったのです。
湯西川温泉へは2度目の訪問。
初訪問は2013年で、南会津の登山後、夕方にチェックインして泊まり、翌朝早々に帰っただけでした。
今度は朝早くの特急に乗って栃木県入りし、お昼時に湯西川に着いて、早い時間帯から宿におこもりしてきました。
(2017年12月宿泊)
建物とお部屋
高房ホテルは、有名な「平家集落」の裏手にあります。
建物は古そう。早めにチェックインしたのですが、気さくなおばあちゃんが案内してくださいました。
ネットの口コミで「民宿のような雰囲気」というのがよく書かれていますが、まさにそんな雰囲気。
宿のご家族の生活空間と、宿の空間が同居しているのです。
というわけで、ホテル、と名乗りつつも、たたずまいが民宿なのでした。
案内されたのは階段を上がった2階のお部屋でした。
窓の外から湯西川と平家集落の後ろ姿が見えます。
8畳間で、金庫も冷蔵庫もありましたが、布団を敷くのはセルフサービスとのこと。
あとトイレ・洗面所は共用でした。この辺も民宿的ですね。
温泉とお風呂
1階の奥に、男女別の内風呂と家族風呂があります。
これまたネットの口コミからですが、熱めの温泉とよく書かれていたお湯は、その通りで少し熱め。
かすかに硫黄泉の香りがする、柔らかいお湯でした。
まずは内風呂に入ったのですが、実際じゃ気温の低い夜と朝とは適温で、気持ちよく入れました。寒い季節だったのです。
ただ、家族風呂は熱かったです。
やはり浴槽が小さいと、なかなかお湯も冷めないのでしょうね。
食事
夕食も朝食も、お部屋出しでした。
夕食
おばあちゃんがお膳を運んできて、部屋に置きました。「あとは自分で、こたつの上に乗せて食べて。食べ終わったら、出しておいてね」とのこと。
夕食の名物は「高房中納言鍋」。きのこがたくさん入ったアツアツのお鍋で、体もよく暖まったのでした。なかなかのボリューム。




朝食
朝食はこちらです。




食べ終えたら、言われた通りに、お皿とお膳とを廊下に出しておきます。
温泉街を歩く
2013年の初訪問の時はほとんど温泉街を歩けなかったので、今回は中心部をメインに見て回ってみました。
湯西川温泉の温泉街ですが、飲食店は結構あります。
日光市はそばが有名ですが、他にも山奥ならではの料理がいろいろいただけそうです。山菜、きのこ、鹿の肉、川魚等々。。。
この日のお昼は、ざるそばと山菜丼のセットにしてみました。
あとは民俗資料館を見て、酒屋さんでお酒を買い、喫茶店で一服してから、湯西川沿いの平家集落を歩いてみました。
紅葉と雪の季節の合間だったのでシーズンオフだったのでしょうか、週末でも人はさほど多くありませんでした。
高房ホテルにチェックインしてお風呂に入り、お部屋でだらだら過ごしてから、暗くなったのを見計らって、もう一度平家集落のあたりを歩いてみました。
あちこちライトアップされています。
雪の季節は「かまくらまつり」が有名です。
個人的感想
紹介してきた通り、ホテルを名乗っているのに民宿的な感じの宿でした。
ちなみに湯西川温泉は、ネットの予約サイトに出ていない温泉民宿が多そうです。
温泉はいいですし、食事はお部屋でいただけるので個人的には結構良かったです。
アクセス
野岩鉄道 会津鬼怒川線「湯西川温泉」駅から日光交通ダイヤルバス「湯西川温泉行き」に乗り、終点のひとつ前「本家伴久旅館前」下車。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
さて、今度はどこへ行こうかな。