今あなたがご覧になっている「静かな温泉旅のブログ」には、あちこちの温泉宿に泊まった記録が多く載っています。
部屋は和室で、仲居さんがサービスしてくださって、内風呂があって、お食事は和食で・・・というタイプの宿です。
そんな温泉宿にひとりで泊まるようになる前は、ひとり旅で泊まるとしたら、もっぱらビジネスホテルでした。
そもそも、ひとりで温泉旅館に泊まれることを知らなかったのです。
ひとり旅自体を始めたのは10代の終わり頃。その頃は「乗り鉄」や「街歩き」が自分のひとり旅のテーマでした。
ということで、泊まるとしたら便利な市街地にあるビジネスホテルだったのですね。
昔話で恐縮ですが、ひとり旅を始めた頃はインターネットも普及していませんでした。
地方別にビジネスホテルの一覧が載っている本を買って、宿泊料の安いところにせっせと電話して予約をしていたのでした。
ビジネスホテルの好きなところ
家族旅行や出張などで、ビジネスホテルには今もよく泊まります。温泉宿も好きですが、今もビジネスホテルは結構好きです。どんなところが好きかというと、
整ったベッド
ピンと張られたシーツと、大きくてふわっとした枕。そして包み込むようなベッド。そこで眠れるのが幸せですね。和室に布団では味わえません。
和洋室の温泉宿にすればいいのですけれど、あいにく自分の旅の予算では難しく。
自由な夕食
基本的にはビジネスホテルは素泊まりか朝食付きなので、夕食は自分が好きなように取ることができます。
ホテルのレストランがあればそこでもいいですし、外に食べに行っても、買ってきてお部屋で食べても、もちろんいいわけで。
自分がビジネスホテルに泊まるようになった頃は、コンビニ弁当を買ってきて部屋で食べるのが好きでした。
当時はまだ実家暮らしの学生で、コンビニ弁当を食べる機会があまりなく、コンビニ弁当自体が新鮮だったのです。
少し前に出張でビジネスホテルに泊まったのですが、その時一度、夕食をコンビニ弁当にして、部屋でナイター中継を見つつ食べましたが、それはそれでちょっとした幸せでした。
年を取って、コンビニ弁当も結構食べ慣れたはずなのですが。
もちろんコンビニ弁当でなくても、好きなところに食べに行けるのは嬉しいですね。
パンとコーヒーの朝食
外で食べる朝食が個人的に好きです。なので旅先の朝食も幸せです。
暖かいごはんと味噌汁の香りが嬉しい温泉旅館の朝の和定食も好きですが、それ以上にパンとコーヒーの朝食が好きです。こっちは焼きたてパンとコーヒーの香り。
なので、ホテルの朝食で和食と洋食とが選べる場合は洋食を選びます。モーニング、ですね。
温泉に入れるビジネスホテル
温泉旅館のように温泉に入れて、ホテルのようにベッドで眠れる。そんな両方の良いとこどりができるビジネスホテルも多いです。
特に山梨県の甲府近辺にはよくありますし、温泉の大浴場があることを売りにしているホテルチェーンもありますね。
ただ実は、これまでそんな「温泉ビジネスホテル」へはあまり積極的に泊まってきませんでした。
温泉が最優先なので、どうしても旅館優先になる、というのもありますが、おそらくホテルは部屋数が多いので、お風呂が混んでるんじゃないかな、お湯は塩素消毒されているんじゃないかなと思ってしまうわけです。
ただ、今後開拓していきたいテーマではありますね。
これまで泊まった温泉ビジネスホテル
そんなこんなで機会はそこまで多くないですが、そんな自分が泊まってきた温泉ビジネスホテルの記録です。
ビジネスホテルニューモンド(越後湯沢)
越後湯沢駅近くの小さなホテル。部屋は和室でしたが、洋室もあります。お風呂が貸し切りOKというのが嬉しいところ。
ホテル湯王温泉(甲府)
甲府市南部に多くある温泉ビジネスホテルの中でも、JR(身延線)の駅から近くて便利なホテルです。大浴場は地元の方が多く入る、銭湯のような感じでした。
あとは、実態は旅館なのに、宿の名前が「ホテル」なところであれば多々泊まったことがありますが、それは別物なので、またの機会に。
さて、今度はどこへ行こうかな。旅館かな、ホテルかな。