いつもはひとりで温泉宿に泊まっていますが、今回紹介する岩下温泉旅館は、友人との旅行や家族旅行で何度か泊まったことがある宿です。
お気に入りの理由は、
- 夏場は気持ちいいぬるい源泉
- 食事と一緒に甲州ワインを楽しめる
- フルーツ狩りのプラン
です。
(2009年7月,2014年7月,2015年7月宿泊)
建物と部屋
温泉名がそのまま宿の名前になっていますが、一軒宿です。
新館と旧館に分かれており、旅館は新館のほうになります。
旧館には日帰り入浴専用のお風呂があります。もちろん、宿泊客は旧館のお風呂へも無料で入れます。
↓こちらは旧館。
こちらは新館。
平成になってから建てられた建物で、きれいに掃除されており、部屋も広くてくつろげます。
温泉と風呂
新館と旧館にそれぞれお風呂があり、宿泊客は両方に入れます。
新館のお風呂は宿泊者専用になっていて、日帰りの方は入れません。
新館
まず、新館には男女別の内風呂と、その先に露天風呂があります。
岩下温泉の源泉は28度ということなのですが、本館のお風呂は加温されており、少々ぬるいかな、という程度の温度になっているので、ゆっくり入れます。
旧館
一方、なかなかに歴史を感じる旧館は、男女別の浴室(源泉の浴槽と、沸かし湯の浴槽があります)と、広い源泉風呂があります。
数年前に泊まった時は源泉風呂は混浴でしたが、今は真ん中に仕切りがついて男女別になっています。*1
浴室と源泉風呂の間の廊下だけ男女共用なのでちょっとご注意。
なので、タオルを巻いて移動しましょう。
そうして階段を下りて入った源泉風呂はかなり冷たいです。
同じ山梨県のぬる湯でも、下部温泉と違って湯上りに暖まってくる感じはなく、さっぱりする感じです。
夏にしか行ったことはないのですが、冬はどうなのでしょう。。
食事
食事はフロント脇の囲炉裏がある個室か、大広間でいただきます。
大広間でも、夕食はふすまで仕切られています。
目の前にある大きな鍋で温めていただくほうとうが名物で、地元の甲州ワイン(白がおすすめです)と一緒にいただくと、とても幸せになれます。
そう、この宿の好きなところは、甲州ワインの品ぞろえが豊富なところ。
ぜひ和食に合う甲州の白ワインを頼んでみてください。
朝食も同じ大広間でいただきます。
その際は仕切りは外されており、鍋にはしじみのお味噌汁が入っていました。
前の晩にワインをたらふく飲んでいたので、疲れた肝臓にはいいのかもしれません。
個人的感想
山梨県は果物の産地なので、フルーツ狩り付のプランがあります。
桃狩りつきプランを予約したときは、チェックアウト後に、宿の車で農家や農園に送っていただき、そこで桃狩りを楽しんで帰ることができました。
甲州ワインが豊富にそろう温泉宿って意外と多くない印象なので、和食と甲州ワインを楽しめる温泉宿、というのは個人的には嬉しいです。
果物好きの妻からも、フルーツ狩りつきプランが好評でした。
アクセス
JR中央本線「山梨市」駅からタクシーで向かいます(路線バスはないようです)。
人数によっては宿から送迎していただけます。
山梨市駅へは、特急かいじ号が止まります。
お隣の「春日居町」駅のほうが距離は近いのですが、春日居町駅には普通列車しか止まりません。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。
*1:古いブログ等では混浴、と書かれていますが、今はそうではありません。