温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

石和温泉 ゲストハウス璃洛にひとり泊('23)

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山梨県の温泉の中でおそらく最も知られているのは、笛吹市の石和温泉でしょう。

石和温泉と言えば、フラットな甲府盆地の中、大規模な旅館があちこちにあるイメージですが、今回お世話になった「璃洛(りらく)」は、6組限定の小さな宿。

小さな宿は個人的に好みで、さらに宿泊料金も安く、貸切風呂もあり、何だか良さそうだと思い、予約してみました。

(2023年3月宿泊)

建物とお部屋

璃洛は、石和温泉駅から電車の線路に沿って10分ほど歩いていった住宅地の中にあります。

門をくぐり、庭を横目に玄関へと上がってチェックイン。

若いスタッフさんから丁寧な説明を受けます。続いて鍵を受け取り、お風呂を案内していただいた後、階段を上って2階のお部屋へ。

お部屋のタイプはいくつかあるようですが、今回は安く泊まれる8畳のシンプルな和室にしていました。(予約時にお部屋のタイプを選べます)

新しい洗面所とトイレもついています。2022年の春にオープンしたそうで、建物の中もお部屋も、どこも新しくてきれい。

この宿のお部屋にはテレビがありません。

その代わりに、インターネットに繋がっているモニターが用意されており、NETFRIXやYouTubeのような動画を見ることができます。

布団を敷くのはセルフサービスになっていました。

歯ブラシとタオルはありますが、浴衣はありません。別料金で借りることができるようです。

(予約サイトに書かれていたので、今回は部屋着を持参しました)

時折、遠くから電車の走る音が聞こえてきます。

さて、荷物を置いて少し建物の中を見て回りましょう。

2階には客室以外に、共用のキッチンと談話室のようなスペースがあって、冷蔵庫と電子レンジ、食器類が用意されています。ちょっとした自炊もできそう。

キッチンの脇に、インスタントコーヒーや紅茶なども用意されていました。

次に階段を降りていき、1階へ。

フロントの脇に、酸素カプセルや岩盤浴、よもぎ蒸しができるスペースがありました。(有料です)

その向かいには何と茶室もあります。どういうときに使うのだろう。

温泉とお風呂

そんな茶室の向かい側、1階にお風呂が3つあります。岩風呂、石風呂、檜風呂。

岩風呂と石風呂は玄関から見て手前側にあり、檜風呂は少し離れた奥の方にあります。

全て貸切風呂として利用できるのが特長。

18時までは、お風呂が空いていれば自由に使えて、18時以降は予約制になっていました。壁のボードにお部屋の名前が書かれたマグネットを貼って予約します。

それぞれ、お風呂に入るときは中から鍵をかけます。

では、宿のお風呂を大きい順に紹介していきましょう。

岩風呂

一番大きなお風呂です。

お風呂が2つあり、片方のお風呂へは、熱めのお湯が注がれています。加温されているようでした。

源泉の温度は40度程度とそこまで熱くないので、大きなお風呂にお湯をためると温度が下がってしまうのでしょうか。

もう片方は水風呂。打たせ湯のように上から水が落ちてきます。熱いお風呂と水風呂とを交互に入るのが体にいいのだといいます。

石風呂

岩風呂から壁を挟んだ隣にあるのが、石風呂。

3人ほどが入れそうな丸い浴槽に、タイルで桔梗の紋があしらわれています。

こちらは源泉がそのままかけ流されているようで、入るとお湯が勢いよくあふれていきました。

少しぬるめで、ちょうどいい温度。お風呂には温度計が浮かんでいて、温度を見ると40度そこそこでした。この石風呂の湯加減が一番好みでした。

檜風呂

この檜風呂は、岩風呂・石風呂から少し離れたところにあります。

3つのお風呂の中では一番小さなお風呂で、宿の案内には2名まで入浴可能、とありました。

ここのお風呂も源泉かけ流しですが、小さいお風呂だからでしょうか、石風呂より少し温度が高くなっていました。

檜風呂なので、気持ちのよい木の香り。

お食事

この宿では夕食は提供されません。宿泊プランも朝食付きと素泊まりのいずれか。

朝に食べるものがないと寂しいので、朝食付きで予約していました。

チェックインのときに朝食の時間を聞かれたので、8時半に朝食をいただくことにしました。

少し遅い時間でも大丈夫なようですね。あまり朝早いとお腹も空かないので、遅めの朝食をいただけるのは助かります。

朝になると、パンのいい匂いが廊下までただよってきます。

2階のキッチンに、セルフで取るシンプルなパンの朝食が用意されていました。

自家製パンと自分で焼くピザトースト、サラダ、ジャム、ヨーグルト。それらを自分でお皿に取っていき、キッチンの後ろ側の飲食スペースへ。

ちゃぶ台と座布団のある小上がりのようなスペースと、窓に沿って2人が座れるカウンター席とがありました。

この宿、昼間はカフェ「りらく」としての営業もしているそうですが、自家製のパンはカフェのメニューでも出てくるのかもしれませんね。

個人的感想

サービスはいたってシンプル。ただ温泉に入ってゆっくりするのが目的だったので、そういう意味ではぴったりでした。

温泉が貸切というのもありがたいですね。部屋数も多くないので、予約しづらいということもありませんでした。

15時にチェックインして、翌朝10時前まで、ゆっくり過ごしました。

 

アクセス

JR中央本線「石和温泉」駅下車、徒歩10分。

関連リンク

近くの宿の宿泊記録

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この宿が出てくる旅行記

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公式サイト

https://rira-ku.jimdosite.com/

さて、今度はどこへ行こうかな。