温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

2月某日ひとり温泉旅 金曜の夕方から栃木県・塩原温泉郷へ(’20)

ここ最近自分がしてきた静かな温泉旅と言えば、甲信地方、要は山梨県や長野県にばかり出かけていました。

一方で、北関東地方への静かな温泉旅がちょっとご無沙汰でした。

それもあって今度の温泉旅では北関東に行こうと。予約サイトであれこれ調べたうえで、今回は、栃木県・塩原温泉郷へと再訪することにしたのでした。

 

旅の計画

候補地を選ぶ

・・・というわけで、予約サイトで北関東の温泉地を調べていきます。

ただ今回は、金曜日の夕方に仕事を早めに切り上げての出発になるので、行き先はおのずと交通の便が良いところになってきます。

手前味噌ですが、この記事が調べ物に役立ちました。(苦笑) 

www.onsen-oh-yu.com

何か所か、候補になる温泉地を絞り込み、最後に残ったのが、

  • 猿ヶ京温泉(群馬県)
  • 塩原温泉郷(栃木県)

のふたつ。

最初は猿ヶ京温泉に行くのを考えたのですが、泊まってみたかった宿がお風呂の種類が多くて、もっと時間に余裕のある時に行きたいと思いました。

一方の塩原温泉郷は、温泉地への最終バスの時刻が猿ヶ京より遅かったので、もし仕事を切り上げるのが遅くなっても安心かな・・・と。

そういう経緯で、今回の行き先が塩原温泉郷に決定です。

宿と電車を予約

塩原温泉郷は広く、あちこちに温泉地があります。

今回は遅めにチェックインするので、路線バスのバス停から近くて、温泉街の中心部に近い宿を選ぶことにしました。

夕食を温泉街のお店でいただく可能性も考えて、です。

最後に、東京駅を夕方に出る東北新幹線を予約しました。携帯のアプリを使い、モバイルSuica特急券で手配しました。

「サクッと」という言葉はあまり好きではありませんが、モバイルSuicaアプリで新幹線を予約するのは、サクッといけます。

そんな便利なモバイルSuica特急券は3月でサービス終了になってしまいますが、手配がスムーズにでき、割引率が良かったので、サービス終了は本当に残念です。

 

1日目(東京→宇都宮→西那須野→塩原温泉)

金曜の夕方から

さいわい、予定より早く会社を出ることができました。いつもの帰宅ルートとは逆方向の電車に乗って、まずは東京駅へ。

少し予定が早まったので、新幹線の予約を変更し、もう1便早い列車に乗ることにしました。

東京駅を出た東北新幹線「やまびこ」は上野駅に潜って、また地上に出てゆっくり走り、大宮駅を出てから本気を出したようにスピードを上げて。

夕方の空はまだ明るく、遠くに筑波山がうっすら見えました。

小山駅を通過した新幹線は、あっという間に宇都宮駅へ。まだ空はかろうじて明るいです。

夜に軽く食べるものを、駅ビル1階のお店「縁」(えにし)で買います。ここはご当地のお菓子やお惣菜も売られていて、個人的にはお勧めのところ。

www.enishi-style.com

買い物を終えて、また改札をくぐり、次に乗る宇都宮線のホームへ降りていきます。宿に電話して、少し早くなる旨伝えておきました。

少し早く着けるのが、少しだけ嬉しいです。

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地方の帰宅ラッシュの中

やってきた黒磯行きの電車は4両編成。以前は首都圏を走っていた通勤電車です。

帰宅ラッシュの時間帯で電車はそこそこ混んでいましたが、何とか座れました。

もと首都圏の通勤電車は、窓を背にして座るロングシート。窓を背にして座ると、視界の向こうには他のお客さんがいて、その向こうに景色が見えます。

最初は混んでいて景色なんて見えなかったのですが、途中の駅に止まるたびに人が降りていき、少しずつ窓の外が見えるようになりました。

夕暮れ時の薄くて青い空。小さな町と平野とが交代でやってきて、電車は駅に止まってまた出発して。

かろうじて明るかった空も急に暗くなり、西那須野駅についたころは夜の始まりの空になっていました。ここで下車。

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夜のローカル路線バス

改札を出て階段を降り、塩原温泉行きのJRバスを待ちます。

奥にあった車庫から、バスがゆっくりやって来ました。行き先表示の温泉マークがいい味を出しています。

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運転手さんから「塩原渓谷フリーきっぷ」を買います。運転手さんはきっぷに手書きで日付と字を書き、それを受け取りました。

塩原渓谷フリーきっぷは、路線バスで塩原温泉へ向かい、1泊するなら買っておいた方が良いきっぷです。 

「塩原渓谷フリーきっぷ」は、こんなきっぷです。

  • 那須塩原駅・西那須野駅から塩原温泉エリアまでの往復きっぷ。
  • 有効期限は2日間なので、塩原温泉の宿で1泊してもOK。
  • 途中の「千本松」バス停から塩原温泉バスターミナルまでの乗り降りは自由。
  • 那須塩原駅からの「塩原渓谷フリーきっぷ」は2,050円(定価で往復するよりも330円お得)
  • 西那須野駅からの「塩原渓谷フリーきっぷ」は1,650円(定価で往復するよりも230円お得)
JRバス関東「塩原線」に乗って、塩原温泉郷(栃木県)へ。 - 温泉好きのお湯

そうして、バスは発車です。乗ったのは自分以外に3人。駅のロータリーを出て、バスは駅を背に西那須野の静かな街を抜けていきます。

街を抜けると牧草地や牧場があるはずなのですが、暗いのでよく見えず。誰も降りないバス停を、バスはひたすらに走り。

久しぶりに止まったと思ったら、赤信号の交差点でした。左に曲がり、坂を登っていきます。

暗い車窓に目をやると、スキーレンタルの店が多いように見えます。塩原温泉の奥の方には、スキー場があります。

カーブが増えてきて、バスも揺れるようになり、山に入ってきているようです。やがてバスは温泉街へと入っていきました。

今日泊まる宿の最寄りバス停で降り、チェックインしました。
www.onsen-oh-yu.com

温泉街の夜は静か

フロントで宿の方から説明を受けた後、近所で夜に営業している飲食店の情報を聞きます。

宿を出て左に歩いて10分の所に安く飲める焼鳥屋さんがあるのと、宿を出て右に歩いて5分の所に居酒屋さんがあります、とのこと。

また、後者の居酒屋さんの近辺にも飲食店がいくつかあるとのことだったので、今回は居酒屋さんに行くことにしました。(焼鳥好きなので迷ったのですが)

静かな温泉街での夕食は、行きたいお店の候補を複数考えておくのが大事だと思っています。お目当てのお店がお休みだったりして、入れないことも多く。

さいわい、紹介してもらった居酒屋さんは営業していて、カウンター席で栃木の地酒と串焼きを少々いただきました。(結局焼鳥を食べたのですが)

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栃木県の地酒って、割と甘口(旨口?)のお酒が多いですね。

軽く済ませて、また夜の温泉街へ。金曜と言いつつ平日なので、静かな温泉街です。そして、ところどころイルミネーションがきれいに。

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お店の近くにあった「塩原もの語り館」のイルミネーションを見て、吸い込まれるように入っていきました。

もの語り館の裏手は、箒川。吊り橋を渡って反対側へと歩きます。

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イルミネーションに気を取られつつ歩いていると、道が凍っていて、転倒・・・

それ以降は足元に気をつけつつ、宿に戻ったのでした。

 

2日目(塩原温泉→西那須野→宇都宮→東京)

マンホールカードとカモシカ

朝起きて、まずは予約していた貸切露天風呂へ。

外の空気は冷たかったものの、その後で入るお風呂が幸せでした。部屋に戻ってタオルを置いて、一息ついてしてから朝食をいただきます。

朝食会場にあったコーヒーを持ち帰り、お部屋でまた1時間ばかり過ごして、ギリギリの時間まで滞在してからチェックアウトしました。

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さて今日は、昨日来た道を戻ります。バスで西那須野駅に出て、宇都宮までJR線に乗り、そこから東北新幹線で、東京へ。

宿のすぐ近くにバス停はあるのですが、次のバスが来るまで30分そこそこあるので、塩原温泉バスターミナルまで歩いていくことにしました。

バスターミナルまでは歩いても5分ほど。天気は晴れていて、軽く雪が舞っています。

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昨日行った「ものがたり館」へ行ってみると、マンホールカードがあるとのこと。心躍り、さっそく入手しました。

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Frostmoonさんのブログでマンホールカードを知り、静かな温泉旅の旅先で見つけた時は、いただくことにしています。

www.frostmoonweb.com

そうして塩原温泉バスターミナルに着くと「ゆ~バス」というバスが来ていました。

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自分が向かう西那須野方面とは逆方向、山を越えて野岩鉄道の「上三依塩原温泉口」という長い名前の駅まで向かうバスです。かみみよりしおばらおんせんぐち。

野岩鉄道は東武線と繋がっていて、鬼怒川温泉経由で首都圏に帰ることができたのでした。 

www.onsen-oh-yu.com

このバスに乗れば、行きとは違う乗り鉄も楽しめたな、乗りたかったな、とちと後悔したのですが、帰りの新幹線のきっぷを既に買っています。無念。

もったいない気持ちでバスを見送り、次に自分が乗る那須塩原駅行きのバスがやってきました。バスはいったんお客さんを降ろしてから、奥にある車庫へ。

折り返しの準備をしているバスを待っていると、目の前のやぶからガサガサと音が・・・よーく見てみると、カモシカ(?)を発見。

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さて、帰りのバスは昨晩に温泉宿に泊まった人たちと思われる皆さんで席が埋まり、軽快に坂を下っていきます。

窓の外、右側に見える箒川の色が青く。

前の日は見えなかった、那須の広い野原や牧場などを眺めつつ、徐々に町へと戻ってきて、西那須野駅へ。

バスは那須塩原駅行きだったのですが、ここで降りて普通列車に乗り換えます。 

前の日と同じ、ロングシートのちょっと味気ない電車に乗って、終点の宇都宮駅で電車を降りると、暖かい。この冬は暖冬でした。

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宇都宮の昼下がり

さて、予約した新幹線の時間まで2時間ほどあります。旅の終わりは、何故だかいつも、中途半端に時間が余る。

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どこに行こうとも決めていなかったのですが、これまで行ったことのなかった「東武宇都宮駅」まで、意味もなく行って帰ってくることにしました。

宇都宮には駅がふたつあります。JRの宇都宮駅、東武宇都宮駅。それぞれの駅は少しだけ離れています。

歩いて往復するとそこそこ時間がかかりそうなので、バスに乗ってみました。街中なので、バスの本数は多いのです。

そうして行ってみた東武宇都宮駅は土曜日なのに静かでしたが、東武宇都宮駅の近くには繁華街があるようでした。

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商店街のお店に入り、ビールと宇都宮餃子を軽くいただきます。時計を見ると時間があまり残っていないないのに気づき、少しだけにしておきました。

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またバスでJRの宇都宮駅に戻り、お土産に那須のチーズケーキと冷凍餃子を購入。

もう少し餃子を食べたかったのですが、お昼時で混んでたので断念して、お弁当を買うことにしました。

宇都宮駅は、日本の駅弁発祥の地。

www.ekiben-matsunoya.co.jp

いつもは「いっこく野州どり弁当」を買うのですが、今回は「下野山菜弁当」を買ってみました。

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駅弁とお土産とを持って、東京行きの新幹線に乗り込みます。

新幹線は関東平野を駆け抜けていきます。左前に見えていた筑波山が、お弁当を食べ終えたときには、左後に見えていました。

 

今回の旅のまとめ

栃木県の塩原温泉郷。山の中にある温泉郷ですが、駅からのバスの本数も多く、交通の便は悪くありません。

仕事帰りに行くとなると、18時台に東京を出る新幹線でも何とか塩原温泉郷まで到着できるくらいです。

塩原温泉、栃木県の温泉の中では、鬼怒川温泉と同じくらい知られたところだろうと思うのですが、その割にひっそりとしています。

少し寂しい感じも否めないものの、お湯は良くて、それこそ「静かな温泉旅」向き。

温泉街の中心部「古町温泉」「門前温泉」あたりは、夜に食事ができるお店もいくつかあるので、遅いチェックインでも問題ないと思われます。

もうちょっと宇都宮餃子をがっつり食べたかったので、そこが次回の宿題ですね。

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

 

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