温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

12月某日静かな温泉旅 大雪が降った、栃木県・塩原温泉へ('21)

2022年になりました。今年もよろしくお願いします。(2022年のお正月にこのページを書いています)

さて「去年」の話になりますが、2021年最後の週末に少し時間ができたので、静かな温泉旅へと出かけてきました。

行き先に栃木県の塩原温泉を選んだのは、夏に塩原温泉行きを計画していたものの、いったんキャンセルしたから。折しも、緊急事態宣言が出ていた時期で。

季節は変わり冬になりましたが、一度諦めた塩原温泉に出かけることができました。

旅の計画

塩原温泉へは、これで7回目になります。

割と、あまり時間が取れないときに塩原温泉を行き先に選ぶ傾向があるな、と、書いていて気づきました。

山奥の温泉地ですが、意外と交通の便が良いからかも知れません。都心から新幹線とバスを乗り継げば、2時間半で塩原温泉へ着くことができるのです。

7回目と言いつつ、いつも塩原温泉へは寒い時期にばかり出かけています。お湯が熱めだからかも知れません。

手配はシンプルに、夏に予約してキャンセルした宿をもう一度予約したのと、往復の東北新幹線のみ。新幹線は、割引率の高い「お先にトクだ値」が取れました。

1日目(東京→宇都宮→西那須野→塩原温泉)

宇都宮

東京駅、帰省客っぽい人でごった返しています。皆さん荷物が大きくて。

今日乗る新幹線「やまびこ」は、仙台行き。少し前にJRのダイヤ改正が発表されましたが「やまびこ」も2022年の春からは本数が減る模様。

本数が減る予定と言いつつも、東京駅の時点で半分以上の席が埋まっていました。

いつもなら駅弁とお酒を買って乗り込むのですが、今回はちょっと我慢。お昼に宇都宮餃子を食べようと思っておりまして。

東北新幹線に乗るのは久しぶりです。2年ほど前、今回と同じく塩原温泉に行って以来でした。

大宮駅で乗車率は8割くらいになり、小山駅でまた乗ってきました。盛況です。

小山駅から10分そこそこ、東京駅からは小一時間で、宇都宮駅に着きました。ここで降ります。

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さて、久しぶりに宇都宮餃子をいただきましょう。駅ビル「パセオ」も、少しお店が入れ替わった模様。

パセオには宇都宮餃子のお店が4つあります。行ったことのなかった、1階のお店に行ってみようと思ったら、列ができていたので断念。

2階に戻って、割と店舗も多くてポピュラーな「健太餃子」に入ります。美味しくて、おかわりも。

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西那須野

お菓子などを買ってから、次の普通列車に乗ります。乗車時間は40分ほど、その間に今日の夕食をどうするか、スマホで調べていきます。

候補に入れていた居酒屋さんのTwitterを見ると、この日の塩原はかなりの雪のよう。電車の窓から景色を見ても、雪の気配はありません。

そして、自分の服装が雪に対応していないことに気づきます。これまで寒い時期に6回塩原に行っていて、大雪に振られたことがなく、油断していたのでした。。

心配になり、その居酒屋さんにTwitterからDMを送ってみます。宿からお店まで歩いて行けそうか、確認した方がいいかなと思ったのです。

人見知りかつ小心者で、普段はこんなことはしないのですが、ありがたいことにすぐお返事を下さいました。

何と、宿泊客向けに、夜の時間帯に宿と飲食店とを結ぶ無料タクシーが運行されているると教えていただきました。

内心喜んでいると、自分の降りる西那須野駅が近づいていました。ホームに降りると確かに寒く、雪がかすかに舞っており。

次の塩原温泉行のバスまでは、約30分あります。寒い中待っているのは少々辛く、その場で調べて駅前の喫茶店へ入りました。

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カフェオレを注文します。ニュースで牛乳が余っていると目にしたので、少しでも牛乳を消費しよう、と。那須塩原市は全国有数の牛乳の産地でもあります。

じんわり温まり、幸せになってバス乗り場へ戻りました。

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バスは西那須野駅を出て、牧場や森を抜けていきます。徐々に雪が凄くなってきました。

今日の宿へのチェックインは15時なのですが、時間はまだ14時。早めに塩原温泉に着いて、散歩してから宿に向かおうと考えていたものの、外は雪。

どうしようか考えていたら、宿の最寄りバス停を過ぎていて、結局、終点の塩原温泉バスターミナルまで乗ってしまいました。

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雪景色

宿まで雪の中歩こうと、コートのフードをかぶって歩き出します。歩いてる人は見当たらず。そりゃそうか、と納得できるほどの雪。とにかく寒く。

カフェの前を通ります。さっき駅前でカフェオレを飲んだばかり、でも暖を取りたいな・・・

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迷いながらお店の前でたたずんでいると、お店のおじさんから声をかけられました。どうぞ、やってますよ。

はい、入りました。今回も乳製品を少しでも取ろうとウインナーコーヒーを注文したら、かわいい感じでやってきました。

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観光客だったり、ここ最近の塩原温泉を盛り立てている「温泉むすめ」のファンと思われるお客さんだったり、賑わっているカフェでした。

お店の方と話をし、宿への近道を教えてもらいました。地図も書いていただき。ありがとうございました。

雪の中をずぶずぶ歩いて、チェックイン。宿帳は結構ですよ、以前泊まられたことがあるそうなので、とのこと。確かに5年ぶりの再訪です。

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階段を上がって2階の部屋へ。こたつと、すでに敷いてある布団が嬉しい。ファンヒーターも動いています。

雪の中歩いてきて、体が冷えているので早速お風呂へ。熱いけれど、寒い中入ると、じんわりと手足の先が温まる・・・

部屋に戻って、先ほどの居酒屋さんからTwitterのDMで教えていただいた、無料タクシーを電話で予約します。

今泊まっている宿の名前と、後で行きたいお店の名前、希望の時刻を伝えました。宿からは徒歩5分といいつつ、この雪では歩くのに苦労しそう。

居酒屋へ

部屋でだらだらしてから、予約の時間になって宿の玄関に降りていくと、タクシーがやってきました。

運転手さんから、塩原は観光スポットがなくて、家族連れはみんな那須に行っちゃうんですよね・・・という話を聞いていたら、あっという間にお店に到着。

ザ・小料理屋、みたいなお店の中へと入ります。お店のお姉さんに、予約してますか? と聞かれたので、お昼にTwitterで問い合わせた者です、と名乗り。

そうですか、お席取っておきました、とのことで、カウンター席に座ります。

焼鳥とおつまみ、地元栃木の地酒「天鷹」をいただきました。

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こじんまりした店内は、家族連れ、「温泉むすめ」のファンらしき男性、常連さんと、賑わっていました。お店のお姉さんも忙しそう。

「温泉むすめ」が多数飾られており、ファンの方も多く来店されているようです。静かだった温泉街が活気づくのは、ありがたいことだと思います。

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1時間ほどゆっくりして、また無料タクシーの電話予約をします。名乗る前から、さっきのお客さんですね、と言われ、ほどなくしてタクシーが到着です。

「えくぼ」さん、ごちそうさまでした。

宿に戻り、寒さから何度も温泉とお部屋とを往復しつつ、昼間に買った宇都宮銘菓「チャット」をつまんでから、おやすみなさい。

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2日目(塩原温泉→西那須野→那須塩原→東京)

雪道を

普段より早く寝ると、普段より早く目が覚めます。やっぱり寒く、切れていたファンヒーターを入れ直しました。

夜明け前の暗い中、お風呂へとまた向かいます。タオルやら洗面用具やらを忘れて、寒い中2回もお部屋に引き返しました。

夜明け前、空気はとても冷たいのに、温泉はしっかりと熱く。湯上り後もしばらくは、体がぽかぽかとしています。

さて、今日は予定があり早く帰らねば、というわけなので、朝8時前にチェックアウトする予定です。お風呂から戻って、早々に支度を整えました。

自分の悪い癖で、アクシデントを恐れて早めにチェックアウトして宿を出てしまい・・・

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降り続ける雪の中、次のバスまで20分ちょっと時間があります。

バス停には屋根がなく、そんな中で20分待つよりは・・・と、雪道を歩いて少し先の塩原温泉バスターミナルへと向かうことにしました。

車もおっかなびっくりでしょうか、音を立てずにゆっくり通り過ぎていきます。

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ずぶずぶと歩いてバスターミナルに到着すると、すぐに折り返しのバスがやってきて、あまり待たずに乗ることができました。車内の温かいこと!

バスも慎重に温泉街を後にして、トンネルを抜けて坂を下っていきます。平地に着いても雪景色、かなり降ったようです。

牛乳を

ゆっくり走る車も多く、数分遅れで西那須野駅に到着。ここから電車にひと駅乗って、お隣の那須塩原駅へと向かいます。待ち時間は10分ほど。

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素泊まりだったので朝食がまだです。お腹も空いてきたので、自動販売機のコーンスープをつい購入。温かい飲み物が、嬉しいです。

黒磯行きの電車に乗って、那須塩原駅で下車。

ここで東京行きの新幹線「なすの」に乗り換えです。30分後の出発ですが、ここ那須塩原駅が始発の列車なので、既に駅で待っている様子。

まだ少しお腹が空いているものの、駅弁も見当たらず、駅前のお店で何か食べるには時間も足らず。

駅前のラスク屋さんで調理パンを2つ買って、駅の売店で地元「千本松牧場」の牛乳も買って、寒い中ホームへと上がって「なすの」の車内へ。

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新幹線は雪の影響で若干ダイヤが乱れている模様。この「なすの」も数分遅れで那須塩原を出発。

走り出して少ししたら、さっきまでの雪景色はあっという間に嘘のよう、雪のない関東平野が広がっています。

今回の旅のまとめ

そんなこんな、7度目の塩原温泉。いつものように準備があまりできずに出かけたら、寒波が来ていて雪が降っていました。

過去の、寒い季節の塩原でもそこまで降られた経験がなく、正直油断していたのもあります。ちょっとそこは反省点。。

外が寒いので宿にこもって、じんじん熱い温泉に入りつつ、窓の外の雪景色を眺めていました。

塩原温泉の温泉街は、正直、営業をやめた宿やお店の建物が目立ちます。温泉街の規模の割に、ひっそりしている印象を持っています。

ところが今回行ってみると、少し温泉街が活気が出てきたというか、温泉街の人たちが元気な印象を持ちました。もちろんこれは、嬉しいこと。

塩原温泉にも「温泉むすめ」のキャラクターがいます。温泉むすめのファンの方が温泉街を訪れるなどして、徐々に温泉街が活気づいているようですね。

寂しすぎる温泉街に行くと、その時の気持ち次第で自分も寂しい気分になってしまうことも正直あります。なので、温泉街に活気があって欲しいなと思うわけです。

また、同じ温泉街に繰り返し訪れることで、温泉街への印象って変わるんだな・・・という気づきもありました。手前味噌ですが、再訪っていいものです。

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さて、今度はどこへ行こうかな。