※今は営業していない宿です。このページは営業していた時の宿泊記録になります。
先立つものはなかったのですが、どうしても出かけたくなり、近場で泊まりに行こうと、湯河原温泉に行ってみることにしました。
普段は2食付にするのですが、今回は朝のみで、お値段重視で梅屋さんを選びました。
じゃらんで予約したのですが、その後、昭和の雰囲気が漂うパンフレットを送っていただきました。
特急踊り子号で湯河原に出て、そこからバスで坂を上ります。川のそばにある古びたコンクリートの建物でした。
1階には使われていなそうなバーカウンターがあり、案内された部屋は確か2階か3階でした。部屋はあまり清潔感はなく、鍵は内側からかけるだけしかできない、かなり古いタイプのものでした。
部屋と同じフロアに小浴場があり、最上階に大浴場がありました。いずれも熱めでしたが、かけ流しだったようです。
シャワー、カランも温泉だったようで、口に含むと塩の味がしました。日曜宿泊だったこともあり、宿泊客は少なかったようで、お風呂は貸切状態で入れました。
朝食のみのプランにしたので、夕食はコンビニ弁当を買ってきて済ませてしまいました。
古くてあまり清潔感のない感じではあったので、翌朝の食事にはさほど期待せずに、食事会場に向かいました。
が、朝食はなかなか美味しく、場所柄魚介類もそこそこ出てきて良かった記憶があります。
もともとウェブサイトもなかったと記憶しているのですが、ネットで調べてもいつ廃業になったのかは分かりません。
宿の名前でGoogle検索すると、既に建物は取り壊されているようでした。
(2006年10月宿泊)