※今は営業していない宿です。このページは営業していた時の宿泊記録になります。
2006年、ひとりで温泉旅に出かけるのにはまり始めて、あちこちの温泉宿に泊まってきました。
お出かけ続きで先立つものはなかったのですが、出かけたい願望に負けて、近場で泊まりに行こうと、湯河原温泉へ行ってみることにしました。
普段は2食付にするのですが、このときは朝食のみ、かつお値段重視で梅屋ホテルを選びました。
じゃらんnetで予約したのですが、その後、昭和の雰囲気が漂うパンフレットを送っていただきました。
(2006年10月宿泊)
建物と部屋
特急「踊り子」で湯河原駅まで出て、駅からは路線バスで坂を上ります。
梅屋ホテルは藤木川のそばにある、古びたコンクリートの建物でした。
1階には使われていなそうなバーカウンターがあり、案内された部屋は確か2階か3階でした。
お部屋の鍵はなく、鍵は部屋の中からしかかけられない、かなり古いタイプのものでした。
温泉と風呂
部屋と同じフロアに小浴場があり、最上階に大浴場がありました。いずれも熱めでしたが、かけ流しだったようです。
シャワー、カランも温泉だったようで、口に含むと塩の味がしました。
湯河原温泉の源泉が湧く場所から近いところにある宿だったので、泉質はかなり良かったのだろうと思います。
日曜宿泊だったこともあり、宿泊客は少なかったようで、お風呂は貸切状態で入れました。
食事(朝食のみ利用)
朝食のみのプランにしたので、夕食は近くのコンビニへ歩いていき、お弁当を買ってきてお部屋で食べました。
翌朝の食事は食事会場にていただきました。
干物など、魚介類もそこそこ出てきて美味しかった記憶があります。
その後(2024年追記)
もともと宿のホームページもなかったと記憶しているのですが、いつの間にか宿がなくなっており、ネットで調べても廃業の時期は分からずでした。
宿の名前でGoogle検索すると、既に建物は取り壊されているようでした。
2024年に湯河原に行ったとき、梅屋ホテル跡を見てみたところ、Googleストリートビューの通り、何も残っていませんでした。
近くの古い宿でお話を聞いてみると、宿の前を通る県道の幅を拡げた際に取り壊された、とのことでした。
現在の跡地を見る限り、急な斜面になっていて、1階部分のスペースはほとんどありません。
今の歩道のところに、フロントのあった1階のスペースがあったのでしょうね。
確かに、お部屋やお風呂、食事会場は2階より上の階にありました。
アクセス
JR東海道線「湯河原」駅から、伊豆箱根バス・箱根登山バス「奥湯河原」行きバスで「公園入口」バス停下車、歩いてすぐ。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
さて、今度はどこへ行こうかな。