春休みシーズン、1日オフができたので近場の温泉でゆっくりすることにしました。
ペンションに泊まるのは、久しぶり。
何年か前に山登りをしたときに、登山口近くのペンションに泊まって以来です。
個人的に、ペンションのイメージがつかずにいたのですが、ネットで見ていて良さそうに思い、泊まってみることにしました。
その日は夕方まで都内にいて、チェックインが夜になりそうだったので、朝食のみのプランを直前に予約し、宿に向かいます。
(2024年3月宿泊)
建物と部屋
宿の最寄り駅は、JRの真鶴(まなづる)駅。駅から宿までの距離は、1キロほどです。
遅い時間のチェックインになったので、夜の道を歩いて向かいます。
電車の線路に沿って歩き、途中から住宅街に入っていくと、しっかりした造りの建物がありました。
靴を脱いで中に上がり、まずはチェックインの手続きを。
階段を上って2階の部屋へ案内されました。
お部屋は8畳の和室。畳のへりは、かわいらしいミカンの柄です。
トイレ、洗面所、冷蔵庫もある、きれいで整った部屋でした。
布団を敷くのはセルフサービスになっています。押し入れから、布団と枕、シーツ、布団カバーを出して、自分で敷きました。
また、浴衣は有料レンタルになるとのこと。寝間着を持ってきていなかったので、お借りしました。200円でした。
宿は高台にあるので、窓の外は相模湾がよく見えます。右のほうには、湯河原の街の灯りもうっすらと。
窓の外はバルコニーになっています。館内は禁煙ですが、バルコニーでの喫煙はできるようで、灰皿が置かれていました。
ただ、泊まった日は雨と風が強く、残念ながらオーシャンビューを楽しむことはできず。
そういえば、お部屋の鍵にも「オーシャンビュー」と書かれていました。以前はそんな名前の宿だったのでしょうか。
階段を下りて1階には、ソファのある小さなロビーがあります。
その向かいには、子供を遊ばせることのできるキッズコーナーもありました。
家族で泊まって、小さな子供を遊ばせつつ親はロビーでのんびり、というのができますね。もしかしたら、子連れに優しい宿なのかもしれません。
温泉と風呂
2階の奥に、2つの内風呂があります。
2つあるので男女別の内風呂かと思いきや、両方とも貸切風呂になっていました。ドアが開いていれば、自由に入って良いようです。
ドアを閉めて、内側から鍵をかけて入ると、お風呂は4人くらい入れそうなサイズ。
広さ、大きさはどちらのお風呂も同じくらいです。
窓はすりガラスになっていますが、上のほうからは海が見えます。
公式サイトからお借りしました。
湯河原温泉は熱め、という印象があって、おそるおそる入りましたが、適温に管理されていました。
宿のホームページによると、当初、宿のお風呂は温泉ではなく、2014年に、湯河原温泉を導入したとのことでした。
食事(朝食のみ利用)
今回は予定の関係で夜にチェックインしたので、朝食のみがついてくるプランにしていました。
8時になると、フロントから食事の準備ができたとの電話があり、階段を下りて1階奥のダイニングへ。
ダイニングも窓が広くて、眺めがよいところです。
席に着くと、スタッフの方がアジの開きを持ってきてくださいました。この辺に泊まると、朝にはたいてい出てきますね。
続いて、ご飯にお味噌汁、湯豆腐も運ばれてきます。
優しい味付けの、おいしい和定食でした。
朝だったので注文していませんが、ドリンクメニューの中に神奈川県の地酒もいくつかあるようです。
また、予約サイトで夕食の献立を見る限り、海の幸がおいしそう。
定番料理は、地元真鶴の漁師料理だという「アジのまご茶漬け」なのだそうです。
次にお世話になるときは、夕食付きのプランにしようと思ったのでした。
個人的感想
これまで何となく和風の温泉宿を選んでいた自分が、ちょっと違うジャンルのところにも泊まってみよう、と思って選んだ宿でした。
きれいな宿で、食事も美味しかったですし、あとはお風呂が自由に貸切できるのも良かったです。
ひとりでもお風呂にゆっくり入れますし、子連れでもほかのお客さんを気にせずに温泉が楽しめます。
あいにく今回は天気が良くなかったのですが、晴れていれば海がよく見えて、気分も晴れそうな気がします。
また「一人旅応援プラン」というプランもあるようです。このプランだと、お部屋でお食事をいただけるらしく。
ひとりだと、他のお客さんと同じ場所で食事するのがちょっと、、という人もいると思います。そんな方には嬉しいプランですね。
(かくいう自分は、もうすっかり、ひとりご飯に慣れてしまいましたが。)
他にもいろいろ宿泊プランがあるようです。
最新の宿泊プランは、予約サイトをご確認ください。
アクセス
JR東海道線「真鶴」駅下車、徒歩15分。
真鶴駅から宿の近くまで、バスも出ています。
湯河原駅行きの箱根登山バス・伊豆箱根バスに乗り、長窪バス停下車、徒歩4分。ただ、本数はかなり少なめです。
チェックイン・チェックアウトの時間帯によっては、宿の車で真鶴駅までの送迎サービスもあります。(事前に相談が必要です)
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。