温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

3月某日静かな温泉旅 今夜は真鶴に帰ろう 神奈川県・湯河原温泉へ(’24)

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3月の終わり、急に1日オフができました。

そこで、前の日の夕方から近場へふらりと出かけることに。

旅の計画

前日の夕方は都内にいる予定だったので、まずは都内から短時間で着ける温泉地をいくつか検討します。

都内から短時間で行けて交通の便も良い温泉地といえば、神奈川県の湯河原温泉が思い浮かび、湯河原で探してみます。

湯河原温泉は遅めのチェックインができる宿も多いですし、海の近くなのでおいしいお魚も食べられそう。

そこで、湯河原で空室のある宿をいくつか探して、最後は湯河原のお隣、真鶴(まなづる)にある宿を予約しました。

湯河原までは、途中の小田原まで新幹線で一気にワープすることにします。短距離なので、自由席で十分です。なので特に事前予約もせず。

翌日の予定も特に決めずに出かけました。

1日目(品川→小田原→真鶴)

平日の夕方、品川駅から東海道新幹線に乗ります。

都心はいつも人が多くて、海外からの観光客もたくさん。

新幹線に乗るには乗車券と特急券が必要ですが、今回は駅の窓口や券売機に並んだりせず「スマートEX」で、小田原までの乗車券と自由席特急券を購入しました。

要はJR東海のサイトにスマートフォンでアクセスし、新幹線の切符を取って、オンラインでお金を払うと、ICカードでそのまま乗れる、というわけですね。

みどりの窓口や券売機に並んでいる人を横目に、スマートフォンだけで新幹線を予約できてしまうのは、ちょっとした優越感。(すみません)

あとは「モバイルSuica」の入ったスマートフォンを改札口にタッチするだけ、便利です。(自動改札機から紙が出てくるので、取り忘れないよう注意ですが)

さて、新幹線に乗って小田原まで行くには、「こだま」か、一部の「ひかり」に乗る必要があります。

一番早くて本数の多い「のぞみ」は、あいにく小田原駅を猛スピードで通過してしまうので。

そういうわけで、小田原駅に止まってくれる新幹線の本数は、さほど多くはありません。

品川駅の改札を抜けると、次の「こだま」がちょうどやってきたところでした。

逃すと結構待つんじゃないかと思い、急いで「こだま」に乗り込みます。

車内はかなり混んでいて、座席も8割以上は埋まっています。残りの2割弱には荷物が置かれている・・・気持ちはわかりますが・・・

それでも何とか、端のほうの車両に空席を見つけて、座りました。

といっても、品川から小田原までは、たったの30分弱。

座って一息ついたらもう新横浜駅に着いていて、新横浜駅を出てスピードを上げていったと思ったら、あっという間に、小田原駅です。

小田原駅のホームに降りると、これまた人が多い。

しかも、その多くは海外からの観光客です。彼らの求める観光スポットが小田原にあるのでしょうか。

この日泊まる宿では夕食をつけていなかったので、ここ小田原で居酒屋さんに入り、お魚と地酒をいただいてから、宿に向かおうと思っていました。

出かける直前に、駅前のお魚が美味しそうな居酒屋さんを1つ調べておいたので、早速行ってみると、あいにく満席。予約がないとダメとのこと。

その近くに、地酒とお魚のおいしそうなおでん屋さんを見つけたのですが、ここも満席。

一応名前を書いたのですが、お腹もすいていて待てないので他のお店を探します。

今回は直前予約だったので、店の事前リサーチが不十分でしたね。。

結局、いくつかの飲み屋を見て回り、最後は雨が降ってきたので、目の前にあった焼鳥屋さんへ入ります。

日本酒の中に、いくつか神奈川の地酒があったので、それを注文しつつ、串を待ちます。

串が出てくるまでなかなか時間かかったものの、美味しかったから、良かったです。ごちそうさまでした。

1件目のお店はほどほどにし、地下街や駅の売店を見て回り、お酒とお惣菜と、お弁当を購入。

夜だったので、お惣菜とお弁当は安くなっていました。

東海道線の改札をくぐって、熱海行の電車に乗ります。

小田原から先は、明るい時間帯なら車窓からきれいな海が見えるのですが、もう夜なので、電車は真っ黒い中を走っていきます。

真鶴駅は、小田原から数えて3つ目。小さな駅でした。雨が降り続いています。

Googleマップで宿の名前を入れて、線路の脇を歩いていきます。

途中で細い道を入って少し先に、今日の宿がありました。

お風呂に入って、先ほど小田原で買ったお酒とお惣菜を少しつまんでから、寝ることにします。おやすみなさい。

2日目(真鶴→小田原)

雨風の音が騒がしく、それで目が覚めました。

前の日からずっと雨が降り続き、さらには風もかなり強く吹いているようです。部屋のカーテンを開けると、外は大荒れ。。

とりあえず朝風呂で、寝起きのくしゃくしゃを直します。

8時ごろ、お部屋の電話が鳴り、食事の用意ができたとのこと。

1階のダイニングに降りていき、暴風雨のオーシャンビューを眺めつつ、優しい食事をいただきます。

宿の車で真鶴駅まで送ってくださるそうでしたが、チェックアウト時刻のぎりぎりまで宿にいようと思って、駅へは歩いて戻ることにしました。

10時ちょっと前にチェックアウトします。

短時間でしたが、お世話になりました。今度は晴れたときに、ゆっくり滞在したいところ。

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外に出ると、雨風は少し弱まっています。昨夜は真っ暗でよく見えなかった道ですが、海が見える高台を歩いていたようです。

15分ほどで真鶴駅に戻ってきました。

午後に用事があるので早く帰らないといけません。まあ、天気も良くないので、観光は次回の宿題にするしかなさそう。

改札口を抜けてホームに上がると、強風で電車が遅れているそうです。

雨は弱まっていますが確かに風は強くて、屋根の下にいても雨が斜め横から当たってきます。

微妙に濡れつつ待っていると、遅れてきた電車がやってきました。

東京方面に行く電車だったので、そのまま乗っていてもよかったのですが、小田原で降りて、小田原からは小田急のロマンスカーに乗ってみようと思いました。

電車に乗るのが好きなのですが、この年になるまで、ロマンスカーに乗ったことがなかったのです。少しだけ、わくわくします。

今回の旅のまとめ

直前予約で、あてもなく、の温泉旅でした。

真鶴は首都圏からも近くて、すぐ目の前が海。熱海ほど観光客が多く来るところでもないので、静かに過ごせていいかもしれません。

今回は天気が良くなかったこともあって、行って帰るだけになってしまいました。

また、晴れた日に行ければと。

そんな風だったので、今回の温泉旅は「いつか晴れた日に行きたい真鶴の下見」的な感じになってしまいました。

まあでも、新幹線で一気に海のそばまでワープして、ゆっくり温泉に入れたので、そこは満足です。

さて、今度はどこへ行こうかな。