※2023年5月より、松本市が主体で運行する「ぐるっとまつもとバス」に変わりました。本数等は大きな変更はないようですが、詳しくは松本市のHPをご覧ください。
長野県の松本市には、市の中心部から少し行くと古くからの温泉がいくつかあります。 その中でも「美ケ原温泉」は中心部から路線バスで20分と、近い距離にあります。
少し前、美ケ原温泉に再訪したときに路線バスを利用しました。今回はそれをまとめてみます。
路線の概要
「美ケ原温泉線」という名前の通り、松本バスターミナルから美ケ原温泉に向かうバスです。バスはそのまま松本バスターミナルに戻ってきます。
運行しているのは、松本市です。
所要時間・運賃・本数
所要時間
松本バスターミナル駅から美ケ原温泉まで約20分程度です。
運賃
運賃は松本バスターミナルから美ケ原温泉まで、340円です。
なお、SuicaのようなICカードは使えません。
本数
1日あたりの本数は平日が35本、土日祝日が29本。日中はだいたい30分に1本程度の頻度で走っているので、待ち時間を気にせず利用できますね。
最終バスの時刻
夕方に都内を出る特急あずさ号に乗れば、夜中に美ケ原温泉に着くことができます。(2018/4現在)
- 平日:新宿駅18:00発→(特急あずさ)→松本駅20:42着→(徒歩)→松本バスターミナル21:15発→(バス)→美ケ原温泉21:32着 ※バスは最終バスの1本前
- 土日祝日:新宿駅17:30発→(特急あずさ)→松本駅20:31着→(徒歩)→松本バスターミナル20:45発→(バス)→美ケ原温泉21:02着 ※最終バス
22時ごろまでチェックインできる宿も多いので、遅くに着いても大丈夫です。
なお、松本駅と松本バスターミナルの間は近いのですが、駅前からバスが出るわけではないので、そこだけは注意ですね。
乗ってみた
松本バスターミナルは、松本駅「お城口」から見て右奥のほうにあります。大きな建物「アルピコプラザ」があるので、そこを目指して歩いていきましょう。
1階にチケットカウンターがあるので、そこで乗車券をあらかじめ買っておくとスムーズです。乗り場のすぐ脇にも、乗車券の券売機はあります。
バスは3番乗り場にやってきます。
バスターミナルを出たバスは、松本の市街地を抜けていきます。橋を渡り、松本城の入り口を右に曲がり、お堀沿いを走ります。
そのままバスは郊外の住宅地へと入っていきます。道が広くない割に車が多いので、そこそこ渋滞したりもしますが、まあのんびりまいりましょう。
さらに細い道に入ると、あと少しで温泉街です。藤井、ホテル翔峰前とバス停に止まっていき、美ケ原温泉バス停へ。
バスはそのまま辻堂、新井橋と温泉街の中のバス停を抜けて、松本バスターミナルへと帰っていきます。
温泉街の中にいくつもバス停があるので、宿泊される方は宿の最寄りのバス停がどこになるか、あらかじめ確認しておくと良いでしょうね。
帰りのバスは松本市内からやって来るので、道路が渋滞していると少し遅れてくることも多いです。
それでは、ごゆるりと。ご乗車お疲れ様でした。
さて、今度はどこへ行こうかな。