温泉好きのお湯

静かな温泉ブログです。今度はどこへ行こうかな。

特急日光号・きぬがわ号に乗って、栃木県の温泉へ。

*2017/12/3 全面改訂

首都圏から栃木県の日光・鬼怒川エリアに行くには東武鉄道の特急列車が便利です。これらの特急は大きく3種類に分かれます。

  1. 浅草発の特急列車「スペーシアけごん号(東武日光行き)」「スペーシアきぬ号(鬼怒川温泉行き)」。
  2. 浅草発で2017年にデビューした新しい特急「リバティけごん号(東武日光行き)」「リバティきぬ号(鬼怒川温泉行き)」「リバティ会津号(会津田島行き)」。
  3. 新宿発で、最初はJR線を走り、途中から東武線に入る「日光号(東武日光行き)」「きぬがわ号(鬼怒川温泉行き)」。 

自分は首都圏の西側に住んでおり、東京の東側の浅草駅まで行くのが少々手間だったりするので、浅草発ではなく新宿発の特急「日光号」「きぬがわ号」を利用しています。

今回はその「日光号」「きぬがわ号」のご紹介です。

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日光号・きぬがわ号の概要

日光号・きぬがわ号は、新宿駅と東武日光駅・鬼怒川温泉駅とを結んでいます。

JR東日本と東武鉄道が共同で走らせています。東武日光駅に行くのが日光号で、鬼怒川温泉駅に行くのが、きぬがわ号。所要時間はどちらも約2時間です。

本数は1日4本と少なめ。日光号が1本、きぬがわ号が3本です。

なお、JR東日本の車両で走る列車は「日光号」「きぬがわ号」で、東武鉄道の車両「スペーシア」で走る列車は「スペーシア日光号」「スペーシアきぬがわ号」と、名前が変わります。

新宿駅を出ると、池袋、浦和、大宮、栃木、新鹿沼、下今市に停車します(何度も乗ったので覚えてしまった...)。

下今市の次が、それぞれ終点の東武日光、鬼怒川温泉ですが、日光号に乗って鬼怒川温泉方面に行く場合、あるいはきぬがわ号で東武日光方面に行く場合は、下今市駅で普通列車に乗り換えることになります。

自由席がない列車なので、前もって指定席特急券を買う必要があります。また、SuicaのようなICカードで乗ることができませんので、紙の切符を買っておきましょう。 

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日光号・きぬがわ号の良いところ

この列車の良いところは「安い」「空いている」「ゆったりしている」です。

安い

新宿から東武日光・鬼怒川温泉までは定価で4,000円ですが、主に2種類の割引があります。

  • 「JR・東武 日光・きぬがわ往復きっぷ」で往復6,680円になります。
  • 期間限定、ネット予約限定の「トクだ値」だと、片道が最も安くて2,400円。

ただ、浅草発の東武特急「けごん」「きぬ」はもっと安いです。

特急の種類や乗る日によって値段は様々ですが、定価でも浅草から3,000円未満で日光・鬼怒川まで行けます。

空いている

浅草発の特急と比べて、日光号・きぬがわ号はあまり混んでいません。値段が割高だったり、本数が少ないことが空いている理由なのかもしれませんね。

でも、空いていることは乗る人にとっては嬉しいです。

ゆったりしている

日光号・きぬがわ号の車両は座席が広々としています。まるでグリーン車のようです。

これは、東武の車両「スペーシア」の座席が広々なので、JRの車両もそれに合わせて、ゆったりしたつくりになっているのかも知れないです。

なお、2017年にデビューした東武の新型車両「リバティ」は、スペーシアよりやや狭くなっています。

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日光号・きぬがわ号に乗ってみた

さて、新宿駅から日光号・きぬがわ号に乗ってみましょう。

新宿~栗橋

日光号・きぬがわ号が発車するホームは少し他のホームと離れていて、ホームに売店もない(2016年1月現在)ので、ちょっと不便です。

お弁当などは、ホームに出る前に買っておきましょう。

電車に乗ると、車内放送が日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で流れます。

世界遺産の日光に行く海外からの観光客も多いからでしょうか。ちなみに以前のスペーシアの英語の車内放送はイントネーションが何か変だったのですが、今は流暢です。

新宿から池袋までは割とゆっくり走り、浦和の手前あたりからスピードを出し始めます。

広い大宮駅を出て、少しずつ車窓が郊外の雰囲気になってきて、左側から東武線の線路が近づいてくると、栗橋駅。ここで少し停車します。

運転手さんと車掌さんがJRの人から東武の人に交代します(反対方向は逆です)。ドアは開かないので、栗橋駅で乗ったり降りたりはできません。

交代してから電車はそろりそろり、JRの線路から東武の線路に入っていきます。

境目で一瞬、車内の照明が消えるので、鉄道好きにはちょっと面白いかもしれません。そうでない人は、ふーん、だと思いますが。でも夜だと驚くだろうな。 

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栗橋~下今市

東武線に入った日光号・きぬがわ号はまたぐんぐんスピードを出して田園風景の中をさっそうと走っていきます。

利根川と渡良瀬川を渡り、次の栃木駅は高架橋の上にあります。JR両毛線との乗換駅です。

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栃木駅を出て平地に降りた日光号・きぬがわ号は次の新鹿沼駅に停車。その後じわじわと登り始めて、やがて下今市駅に着きます。

2017年夏にSL列車「大樹」がデビューしましたが、それに合わせて駅もレトロ調に改装されました。

日光号に乗っていて鬼怒川温泉へ向かう人、もしくはきぬがわ号に乗っていて東武日光に向かう人は、ここ下今市駅で乗り換えです。

特急を降りて、同じホームの反対側に乗り継ぐ電車がすぐ来る(もしくは電車が既に待っている)ので、乗り換えはスムーズ。

下今市~東武日光・鬼怒川温泉

ここから先、日光号ときぬがわ号とで行き先が変わります。

まず日光号は、下今市駅を出て左に曲がり、数分で終点の東武日光駅に着きます。中禅寺温泉や日光湯元温泉へは、ここから東武バスに乗り換えです。お疲れさまでした。

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一方きぬがわ号は、下今市駅からゆっくり右に曲がって鉄橋を渡ります。

SL「大樹」が同じ線路を走るようになったので、SL大樹を写真に収めようとスタンバイしている撮り鉄の人を、車窓からちらほら見かけるようになりました。

新しくできた「東武ワールドスクウェア駅」を通過して、終点の鬼怒川温泉駅に着きます。

鬼怒川温泉駅も下今市駅と同じく、SL大樹のデビューと同時にリニューアルされました。鬼怒川温泉から先の川治温泉、湯西川温泉に行く場合は、ここで乗り換えます。

ご乗車お疲れさまでした。

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補足:野岩鉄道とリバティ会津号

きぬがわ号は鬼怒川温泉駅が終点ですが、線路の続く先には、川治温泉、湯西川温泉など、多くの温泉があります。

鬼怒川温泉駅の2つ先で、会社が東武から野岩鉄道「会津鬼怒川線」に変わります。野岩鉄道については、以下の記事をご覧ください。 

www.onsen-oh-yu.com

川治温泉の最寄り駅は、野岩鉄道の「川治湯元」駅、湯西川温泉の最寄り駅は「湯西川温泉」駅です(駅からバスで約30分)。

その先の「上三依塩原温泉口」駅からバスに乗り換えれば、塩原温泉郷へも行くことができます。

リバティ会津号

東武の新しい車両「リバティ」で走る特急「リバティ会津」号は、この野岩鉄道線にそのまま入っていきます。

特急なのですが、下今市駅から先は特急料金が要らず、乗車券だけで乗ることができます。ちょっと得した気分です。

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特急と名乗りつつ、リバティ会津号はほとんどの駅に停車しますので、川治温泉、湯西川温泉へもこのリバティ会津号で行くことができます。

リバティ会津号の終点は、栃木県のさらに先、福島県の会津田島駅です。

さて、今度はどこへ行こうかな。