静岡県に車で出かける用事があったので、その前泊で利用しました。
バイパス道路のインターから近く、道の駅の中にあるので買い物等も便利そうだったのと、宿泊料金も低価格だったのが決め手になりました。
(2024年3月宿泊)
建物と部屋
道の駅「伊豆のへそ」内にあるので、Heso Hotelという名前のようです。
「Heso(へそ)」というのは、このあたりがちょうど伊豆半島の真ん中らへん、中伊豆だから、ということなのでしょう。
今回は車で向かいました。バイパスを降りてすぐ、道の駅の駐車場に車を止めます。もちろん無料。
車を置いて、チケット売り場の窓口のようなフロントで、チェックインの手続きをします。支払いはキャッシュレスのみ、現金は使えません。
スタッフさんから部屋の鍵を受け取り、説明を聞いてから直接お部屋へ。
ホテルは2階建てで、今回のお部屋は1階でした。部屋によって広さやデザインは様々なようです。
ビジネスホテルのシングルルームくらいの広さで、ベッドと洗面所、トイレがあります。シャワー、ユニットバスはありません。
部屋が小さいので、何だかトイレが大きく見えます。
冷蔵庫にはウェルカムビールが入っていました。ちょっと嬉しいですね。
パジャマやバスタオル、ベッドのシーツ、枕カバーなどはチェックアウト後にセルフサービスで返却するようになっていました。
コインランドリーはホテルを出てすぐ、道の駅の中にあります。
温泉とお風呂
ホテルの建物を出て、少し外を歩いたところに男女別の内風呂があります。
外にあるので、館内用のサンダルを履いて部屋の外へ。屋外にあるトイレの脇の細い道を抜けていくと、お風呂のある建物が。
ここまで屋根はないので、雨の日は傘をさしていく必要がありますね。
建物に入ると、無料で使えるマッサージチェアがありました。
その奥に脱衣所とトイレがあり、お風呂への入り口があります。垢すりタオルが用意されているのが少し嬉しいですね。
雰囲気的には、ちょっとこじんまりした日帰り入浴施設のような。
お風呂場に入ります。石造りの大きめのお風呂と、陶器でできた丸いお風呂が並んでいます。
陶器のほうに入るとお湯はややぬるめ、入ると、ざっぱーんとお湯が溢れます。
石造りのお風呂は高いところにあり、短い階段を上って入ります。足元注意です。(それもあって、陶器のお風呂があるのかもしれません)
こちらは陶器のお風呂よりは温度は高めですが、それでも気持ちのいい温度でした。
公式サイトより。宿泊時は右側に陶器のお風呂がありました。
とろみがある、アルカリ性の単純温泉。
温泉分析書を見るとPH10を超えています。ハワイアン・テルメという変わった名前の温泉名でした。
このお風呂は宿泊者専用なので、ゆっくり入れます。平日だったこともあり、他のお客さんと一緒になることはありませんでした。いわゆる独泉。
食事(素泊まり利用)
素泊まりプランのみで、宿での食事提供はありません。
以前は道の駅にビアレストランがあったようなのですが、今はもうないので、近くで食べるか、お店で買ってきてお部屋で食べる感じですね。
道の駅には広々としたお土産屋さんと、イチゴスイーツのお店がありましたが、食事をするなら、近くに出かけたほうがよさそうです。
歩いて行ける距離に飲食店がいくつか、スーパー、コンビニもあります。マクドナルドは朝から営業しています。
電車の駅(伊豆箱根鉄道「田京駅」)が近くにあるので、電車に乗って三島の街に出て食事するのも良さそう。
田京駅から三島までは、20分そこそこの距離です。
個人的感想
ビジネスホテル並みの値段で泊まれます。お部屋の設備もビジネスホテルと同じような感じ。
ひとり向けのお部屋以外にも、ファミリーで泊まれる広い部屋もあります。
バイパスの出口、電車の駅ともに近いのでアクセスも良く。素泊まりですが近所にお店もあるので、食事にも困らないはず。
利用しやすい施設ですね。
また、温泉が良かったです。いい温泉に入りつつ、シンプルにゆっくり過ごすのに向いていると思います。
細心の宿泊プランは、予約サイトをご確認ください。
アクセス
鉄道
伊豆箱根鉄道駿豆線「田京」駅下車、徒歩10分。
車
東名高速道路「沼津」インター、もしくは新東名高速道路「長泉沼津」インターから、伊豆縦貫自動車道、伊豆中央道経由で約30分。
バイパス道路の「大仁中央」インターを降りてすぐです。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。