温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

こんな時代なら、ひとり静かに観光地へ行くのも良いかなと

静かな温泉旅をするとき、自分の場合は基本的にひとり旅。

2020年以降のように「密を避けましょう」と言われる前から、人の多い場所を避けるように旅をしてきました。

なので、有名な観光スポットに近づかないことも多く、有名な観光スポットのことをよく知らないまま、ここまできたように思います。

さて、2020年。旅行をする人の数が、がくんと減ってしまった年。

このタイミングなら、有名な観光スポットにも行きやすいかも知れないなと、ちょっと思った次第です。

 

観光スポットと、ひとり旅

いわゆる、観光客が大人数で訪れるような場所と、ひとり旅とはあまり相性が良くないものです。

そもそも、ひとりで来ている人が少なく、人の多い中で寂しい気持ちになることもあるでしょう。

(ただこれは「慣れ」なので、最初だけかもしれません)

そんな場所にひとりでいると、知らない人たちから写真撮影を頼まれることが結構あります。実はそれが苦手で。

その人たちの写真を撮った後で、撮りましょうか? とも言ってもらえるのですが、やんわりお断りしています。

ひとりで来たことを写真に残さなくても、別にいいかな、と。

中には、あら私たちも撮ってもらおうかしら、と、自分が撮っているのを見た他のグループの写真撮影を追加で頼まることもあります。

・・・写真の腕には全く自信はないのですが。

 

写真撮影大会を終えて、近くにある観光客向けの飲食店に入ると、大人数向けということでしょうか、テーブルがやたらと大きいことが多く。

6人掛けの席をひとりで使わせてもらったり、見ず知らずのグループと相席になったり・・・。

あまりひとり客が歓迎されてなさそうな雰囲気がすることもあります。もちろん全てのお店がそうだとは言いませんが。

・・・という感じがあまり好きではなく、ガイドブックに大きく載るような「ザ・観光スポット」は避けて、静かな温泉旅をしてきたわけです。

 

観光スポットと2020年

ところが2020年は、感染症の流行もあり、旅行をする人の数が大幅に減っています。

個人的には「気をつけつつ出かけたい」と考えているものの、自分の意志だけで出かけられる立場でもないので、悶々としつつ、家にいる日々。

ただ、この時期であれば、今まで距離を置いていた観光スポットも空いているかもしれない、と思い、ひとり出かけてきました。

個人的に、今の自分は遠くに行くのも、宿泊も難しい状況で。

日帰りではあったものの、今まで気になっていてあまり行ったことのなかった、山梨県甲州市の「ぶどうの丘」へ。

ぶどうの丘は、日本ワインで有名な甲州市にある施設です。

  • 市内にある約30社のワイナリーのワインを試飲して購入できます。
  • レストランやバーベキュー場があり、ワインと食事を楽しめます。
  • 日帰り温泉もあります。山々とぶどう畑を一望できます。
  • 宿泊もできます。

budounooka.com

全く初めてではないのですが、ひとりで行ったことはありませんでした。観光客が多そうなイメージを持っていたので。

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ぶどうの丘へ

1か月ぶりに、中央本線の特急列車に乗ります。とても空いていて、座席も1割そこそこしか埋まっていませんでした。

ぶどうの丘の最寄り駅は「勝沼ぶどう郷」駅。

季節、曜日によっては一部の特急列車が停車するのですが、この日は特急は通過するようでした。

そこで、手前の大月駅で特急列車から普通列車に乗り換えます。大月駅も、それまでなら富士山観光の外国人客でごった返す駅ですが、空いています。

大月駅から20分そこそこで、勝沼ぶどう郷駅へ。

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ここからぶどうの丘までは1キロほど。猛暑の中、覚悟を決めて歩いていきます。

アップダウンがきついので覚悟してお出かけください。
その分、車では見ることのできないものにきっと出会えるでしょう。
約15~20分で到着します。

https://budounooka.com/access/

駅を背にして、ぶどう畑に挟まれた細い道を下っていくと、かすかにぶどうの香りがただよってくるのでした。

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ぶどうの「丘」なので、いったん下った後は上り坂。かなり消耗したものの、汗だくで到着です。マスクも汗だく。後で交換せねば。

入館前に検温。暑い中でしたが、36度台で少し安心。ひと息ついてから、まずはワインを試飲してみます。

感染症の影響で多くのワイナリーやお酒売り場が試飲を中止していますが、ここぶどうの丘は試飲が可能でした。この時期に試飲できるのは貴重です。

お金を払って、タートヴァン、という銀色の皿のような容器を受け取り、地下のワイン貯蔵庫へ。

おそらく100種類くらいでしょうか、ワインボトルが樽の上に置かれていて、好きなワインを試飲できるようになっています。

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普段はどのくらい混雑するのかは分かりませんが、その時間帯にいたのは多くて10人前後で、静かに試飲できました

見たことのないワインを中心に、ごく少量ずつ試し、気になったワインは帰り際にまとめて買いました。

あまりネット上では書かれていませんが、ぶどうの丘では試飲もワインの購入も、クレジットカードや電子マネーでの支払いが可能になっていました。

 

次に、お食事。展望レストランや和食処など、いくつもあって目移りします。

展望レストランで、魚料理と白ワインのランチが良さそうだなと思い行ってみると、ちょうどお昼時で混んでいたので、和食処へ。

何名様ですか? と聞かれ、1名です、という、ちょっとだけ後ろめたくなる(自分の中で勝手に、ですが)やり取りの後、靴を脱いで上がります。

ザ・宴会場という感じの畳敷きの広い部屋に、大きなテーブルが間隔をあけて並んでいます。そんな広いテーブルを1人で使えます。

係の人がお茶を2つ持ってきて、おひとりだったんですか、と言われました。おひとり様は珍しいのかもしれませんが、接客は親切でした。

グラスワインもしっかり地元の甲州ワインで、きちんとワインを紹介して、ボトルを見せてから注いでくれます。ちょっとしたレストランのよう。

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ごはんの後は、温泉へ。

勝沼のあたりは、あまり温泉に入れる施設は多くはないのですが、ここぶどうの丘には「天空の湯」という日帰り温泉があります。

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受付で名前と住所を書いて、検温がありました。

お風呂へ入るとお客さんは2,3人ほど。とても空いていました。暑い1日だったのでお湯も熱く、じっくりとは入れなかったものの、さっぱりと。

風呂上がりに、休憩所でもう1杯。グラスにうっすら、KATSUNUMAの文字。

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幸せを堪能しつつ帰りの電車をぼーっと調べていると、結構時間が経っていたことに気づきました。このあたりが、日帰りのちょっと残念なところ。

建物を出たところで、地元の農家の方が桃とぶどうとを売っていました。今シーズン最後かなと、桃を購入。

1箱「1,500万円」とのことだったので、現金で「2,000万円」を払い、おつりは「500万円」。(こういうやり取りも、久々ですね・・・)

また汗だくになりつつ、勝沼ぶどう郷へと歩いていきました。帰りの電車も、すいています。

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ということで

普段だったらひとりで行かない観光スポットに、ひとり行ってきました。

ぶどうの丘は、秋を中心にイベントも多く、お客さんも多いところです。ただ、2020年は例年より静かに楽しむことができるかもしれません。

他の有名な観光スポットも、2020年は、ひとりで出かけるいい機会になりそうですね。

もちろん、出かけることに対しての心配は尽きないもの。

密を避けて、マスクを着けて、行った先で消毒や検温もしつつ、リスクを少しでも低くする、というのはどうしても必要になってくるでしょうね。

 

さてこの記事は、2020年の夏の終わりに書いています。

寒くなればまた、状況が悪くなっていくかもしれません。ワクチンや薬の準備が進んでいるとはいえ、まだまだ先のことになるようです。

そういう意味では、寒くなる前の残り僅かの時期が、出かけられるチャンスとも言えそうですね。

個人的には、無理せず、半ばちょっと諦めつつ、機会があれば出かけたいと思っています。 本音は、たくさん旅に出たいのですが。。。

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さて、今度はどこへ行こうかな。