温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

日本ワイン(特に甲州ワイン)との14年

北関東・甲信越の静かな温泉地によく出かけていました。そんな自分の行き先の中で割と多いのが、山梨県。

山梨県の名産品と言えば、ワインですね。地元では、ぶどう酒と呼ばれることも多いようです。

マスカットとか巨峰とか、ぶどうには品種があれこれありますが、「甲州」という名前の品種のぶどうがあります。

甲州ぶどう、そのまま食べることもできますが、白ワインの原料にもなります。甲州ぶどうで作られた白ワインはふだんの食事と相性が良いのが特長です。

甲州の白ワインのように、国産のぶどうから日本国内で作られた、メイドインジャパンのワインですね。「日本ワイン」と呼ばれています。

そんな日本ワインを好きになり、かれこれ14年。

長い付き合いですが、いまだにワインのことは詳しくありません。詳しくないのですが、14年間のお付き合いについて、ちょっと書いてみようと思います。

 

イメージときっかけ

山梨県への静かな温泉旅は、自分にとって1回で2度おいしい。温泉とワインの両方を楽しめるのです。

山梨県のワインを好きになったきっかけは、2007年に、とあるヤフーのニュース記事を読んだこと。

「甲州ワインのヨーロッパへの輸出が計画されている」というものでした。

その記事を見る前から、山梨県はワインが有名なことは何となく知っており、山梨県の温泉に出かけた際、ワインを手に取る機会はありました。

例えば、石和温泉に泊まった時に温泉街のワイナリーで試飲してみたり、とか。

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ただ、自分の中で山梨県のワインへ持っていたイメージは「甘口で、ぶどうジュースの延長線上にあるお酒」というものでした。

さらに言うと、ワインってフランスやヨーロッパのイメージで、日本のワインは本場のものではないからなぁ・・・と。

(今も、そういう印象をお持ちの方は多いのだろうと思います。)

そんなイメージを勝手に持っていた山梨県のワインが、ワインの本場へ輸出されるというニュースを見て、興味を持ったのでした。

(本格的な輸出は2010年頃から始まったようです)

それで、次に山梨県に行ったときにワインを飲んでみよう、と思ったのでした。

 

静かな温泉旅とワイン

2007年の春、ニュース記事を読んで1か月くらいしてから、山梨県の下部温泉に行きました。

今まで知らずに通り過ぎていたのですが、温泉街に小さなワイン屋さんを見つけます。ちいさな店内に、山梨県のワインがずらり。

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知識はなかったので、シックな感じのラベルを気に入って、グレイスワイン(中央葡萄酒)のハーフボトルのワインを赤と白、買ってみたのでした。

(グレイスワインは老舗で、ここ数年で海外のコンクールで賞を取るなど、甲州ワインの有名なメーカーですね。)

温泉宿での夕食の後、部屋に戻ってワインを飲んでみました。ワインを美味しく飲む知識はないのですが、純粋に美味しかったのを覚えています。

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酔っていたのでしょう、ブレており・・・

でもそれがきっかけで、ワイナリーに行ってみたり、今でいう「沼にはまる」状態になっていったように思います。

徐々に、最初持っていた山梨県のワインへのイメージがステレオタイプだったことに気づいていくのでした。

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旅から普段へ

メイドインジャパンのワインは日本食に合うとされています。それを知って、ふだんの食事と一緒に飲んでみました。

海外のワインはちょっと個性が強めで、食べるおかずを選んでしまう気がします。少なくとも、ザ・日本のおかず、に合わせるのは時に難しいのではないかと。

それで、ワインを飲むときはちょっとおしゃれな食べ物を用意しないといけない、と、これまた勝手なイメージが。。

まあ、日本食には日本酒を合わせればいいのですが、あいにく、当時あまり日本酒は飲まなかったのです。(今は日本酒も好きで飲んでいます。少量ですが)

海外のワインに比べて、日本のワインは大人しいたたずまい。それが日本食や、ふだんの家庭の食事と合うんですね。

中でも、日本の甲州ぶどうで作られた白ワインは、さらに相性が良く。

それを知って、ふだんの食事のおともに甲州の白ワイン、という生活が自分の中でスタンダードに。

味のこと、ワインのことはよく分からないにしても「さて、今日はどのワインにしようかな」「さて、今日は何を食べようかな」と迷うのが楽しくなっていきました。

 

時代が自分に追いついた、なんてことはもちろんないのですが、日本ワインは徐々に人気が出てきたように思います。

それまではごく一部のワイン専門店とか、百貨店のワイン売り場の隅っこにしか置かれなかったのが、段々と買いやすくなってきました。

一方で、日本ワインの値段がじわりじわりと上がってきています。

そもそもコストのかかる日本製。もともと海外のワインに比べて割高だったのが、さらに値段の差が大きくなっています。

ぶどうの生産量が減少しているのが大きいようです。

日本ワインをふだんの晩酌にしたい自分としてはちょっときつくなってきた、という感じでもあり。

それで、日本ワインは自分の中で「ふだんの晩酌の主役」から「ちょっと特別なおうちごはんのお供」になっていったのでした。

 

2020年から、また

で、2020年、感染症が流行し、世の中のあれこれががらっと変わります。

静かな温泉旅に出るのが難しくなり、山梨県に行ってワインを買う機会も減り。基本的には家の中か、ちょっと近所に出かけるくらいの日々が続き。

外食に行けない分、家で食事をするのなら、一緒に美味しい日本ワインを飲もうではないか、と思い立ちました。

ワインを作るワイナリーも、主要な出荷先だった飲食店が営業時間の短縮等があって、ワインが売れなくなり、厳しい状況にあるのを知りました。

 

この危機を受けて、ワイナリーでも自社のオンラインショップを開設したり、オンラインショップ上でキャンペーンを出したり、各社あれこれ取り組んでいます。

それで自分も、ワイナリー各社の通販サイトを見ては、お買い得なワインを探してポチって、というのを楽しむ日々に。

ただ先ほど書いた通り、日本ワインは海外のワインより割高です。

それで「一升瓶ワイン」を買うことにしました。一升瓶は1,800ml。普通のワインボトルの約2倍半のサイズで、その分お値段もお買い得になっています。

そこからまた、日本ワインの消費量が自分の中でちょっと増えたのでした。

ステイホームは時にストレスもあるので、飲み過ぎには気をつけないといけないのですが。

 

ワインの日記

2021年1月に、2回目の緊急事態宣言が出てしまいました。

静かな温泉旅に出かけられない日々が続き、このブログもこれまで以上に静かになっております。

そんな中で、家で飲んだ日本ワインのことを備忘録的にブログ等で書き残してみようと思いました。

このままだと、ブログを書く、という行為から引退してしまいそうで、それはちょっと・・・ということもあり。

koshu-wine.hatenablog.jp

あれこれ飲んでる割にワインの知識もないですし、何しろ「味」を表現するのが本当に苦手なので、他の人がみて役立つものではないと思います・・・

まあ、このブログでも温泉について書いてはいるものの、温泉のお湯についてはちっとも表現しきれてないので、同じと言えばそうなのですが。

という風に、書くこと自体を別なブログ含めて再開しつつ、静かな温泉旅に出かけられる機会があれば、またこちらのブログで新しいことを書いていきます。

いつかまた、静かな温泉旅で山梨県に出かけて、夜の居酒屋さんで美味しい食べ物とワインを安心していただける日が来ることを祈りつつ。

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さて、今度はどこへ行こうかな。