温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

関越交通バス「猿ヶ京線」に乗って、猿ヶ京温泉(群馬県)へ。

マイカーやレンタカーに頼らずに温泉旅をする人にとって、ローカル路線バスは貴重な存在です。駅と温泉とを結ぶバスは今もあちこちで頑張って走っています。

バスの存在は鉄道に比べてマイナーですが、電車だけでは温泉地に行けないことも多いので、バスについても書いてみようと思います。

まずは、群馬県は「猿ヶ京温泉」に向かうバスをご紹介。

路線の概要

このバスは、群馬県は沼田市の「沼田市保健福祉センター」と、みなかみ町の「猿ヶ京」とを結んでいます。

途中、JR上越線の「沼田駅」「後閑駅」と、上越新幹線の「上毛高原駅」に寄ってから、湯宿温泉(ゆじゅくおんせん)を通り、終点の猿ヶ京へと向かいます。

一部のバスが、途中の観光スポット「たくみの里」にも寄ります。

たくみの里には、各種体験が楽しめたり、食事できるお店がたくさんあるので、観光で行くなら。たくみの里に寄り道してから温泉に泊まるのも良さそう。

東京方面からは、新幹線に乗って上毛高原駅でバスに乗り換えるか、JR上越線に乗って後閑駅で乗り換えるのが便利です。

バスを走らせているのは、群馬県北部にあちこち路線バスを走らせている「関越交通」。

関越交通株式会社 | 群馬県 | 渋川市 | 観光バス | 高速バス | 路線バス | タクシー

群馬県の温泉旅でマイカーを利用しない場合は、かなりの確率でお世話になる路線バスですね。

所要時間・運賃・本数

所要時間

所要時間はルートによって微妙に変わってきますが、上毛高原駅から猿ヶ京までだいたい30分~40分程度です。

  • 沼田市保健福祉センターから猿ヶ京:約1時間~1時間10分
  • 沼田駅~猿ヶ京:約50分~1時間
  • 後閑駅~猿ヶ京:約40~50分
  • 上毛高原駅~猿ヶ京:約30~40分

途中の「たくみの里」に寄るバスは、寄らないバスより10分程度所要時間が長めになっています。

f:id:yu-snfkn:20211014230130j:plain

運賃

運賃は後閑駅、上毛高原駅から乗った場合、猿ヶ京まで片道900円です。

  • 沼田市保健福祉センターから猿ヶ京:1,400円
  • 沼田駅~猿ヶ京:1,150円
  • 後閑駅、上毛高原駅~猿ヶ京:900円

関越交通は交通系ICカードが利用可能になっています。(2020年4月~)

バスカード「尾瀬カード」

また、関越交通には「尾瀬カード」というバスカードもあり、バスの車内で運転手さんから買うことができます。

販売価格は3,000円で、4,350円分乗れるのでお得。

ただ、このバスカードは関越交通バスの一部の路線でしか使用できません。

ひとりで1往復するだけでは余ってしまうので、2人以上で行くときか、再訪する可能性があるなら買っても良いでしょうね。

※尾瀬カードは、2023年頃に終了になる可能性があります

フリー乗車券

上毛高原駅から猿ヶ京まで2日間乗り放題の「猿ヶ京線 2日間フリー乗車券」もあります。2,000円。

上毛高原駅から猿ヶ京まで往復1,800円なので、猿ヶ京温泉で1泊し、たくみの里等で途中下車して観光するなら、定価よりフリー乗車券の方がお得になります。

フリー乗車券は上毛高原駅で発売されています。

本数

だいたい1時間に1本程度の頻度で走っています。

そのうち、途中の「たくみの里」に寄るバスはあまり多くはありません。

  • 平日:6本。ただし、冬は3本。
  • 土日祝日:7~8本。ただし、冬は5本。

温泉に行く途中(帰る途中)で、たくみの里に寄りたい場合、バスの時刻を事前に確認しておいた方がよさそうです。

最終バスの時刻

都内を夕方に出て、上越新幹線で猿ヶ京に向かう場合は、

  • 平日:東京駅17:52発→上毛高原駅19:09着/19:27発→猿ヶ京19:57着
  • 土日祝日:東京駅17:12発→上毛高原駅18:25着/18:43発→猿ヶ京19:13着

という感じの接続になります。(2021/10現在)

乗ってみた

沼田市保健福祉センター~後閑駅

このバスは、沼田市内の「沼田市保健福祉センター」が始発です。

バスはちょっとレトロな商店街が残る沼田の町を走り、坂を下って沼田駅へ。駅と市街地とは少し離れています。

f:id:yu-snfkn:20211014232149j:plain

沼田駅から後閑駅までは、JR上越線とほぼ一緒に走ります。

バスより電車の方が安くて速いので、都内からこのバスで温泉に行く場合は、後閑駅で乗り換えたほうがお得です。

JR後閑駅は無人駅。

f:id:yu-snfkn:20211014232553j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014232226j:plain

駅前の交差点を右に曲がったところにセブンイレブンがあるので、後閑駅からバスに乗る場合は、ここで買い物をしておくとよいでしょう。

さて、後閑駅でバスを待っていると、沼田方面からバスがやってきます。

駅前には、ちょっと珍しい「バス用のターンテーブル」があります。

f:id:yu-snfkn:20211014232414j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014232428j:plain

バスはまず駅の目の前でお客さんを降ろして、そのままターンテーブルに頭から入り、そこで回転して向きを変えます。

(小型のバスはターンテーブルに乗らずに曲がってきます)

そうして、駅の反対側にある乗り場に進んできて、お客さんを乗せてまた出発。

後閑駅~上毛高原駅~湯宿温泉

バスは利根川沿いを少し走ってから、左に曲がって利根川を渡ります。

遺跡がある道の駅を横目に坂を登った先が、上越新幹線の上毛高原駅。ここで新幹線から乗り換えてきたお客さんが少し乗ります。

f:id:yu-snfkn:20171224000139j:plain

上毛高原駅を出たバスは細い道を抜け、急な坂を下ります。

月夜野の町を通って今度は、利根川の支流の赤谷川沿いを走って国道17号へ。国道17号(三国街道)はドライブインやお店の比較的多い道です。 

また川が寄り添ってきて、湯宿温泉に到着。

f:id:yu-snfkn:20211014232855j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014232929j:plain

湯宿温泉は古くからの湯治場で、お湯は熱め。数件の旅館と地元の人用の外湯がある、古びた温泉です。ここで降りる人がちらほら。

湯宿温泉~(たくみの里)~猿ヶ京

一部のバスが、湯宿温泉から川を挟んだ反対側の丘の上にある「たくみの里」へ寄ります。

湯宿温泉の交差点を左に曲がり、川を渡ってちょっと急な坂を登り、たくみの里へ。

f:id:yu-snfkn:20211014233150j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014233235j:plain

たくみの里に寄り道したバスは、もと来た坂道を下ってもう一度湯宿温泉に出ます。

湯宿温泉を過ぎて少し経つと上り坂に。ぐんぐんと登り、やがて左側にダム湖の赤谷湖が見えてきます。

f:id:yu-snfkn:20211014233810j:plain

猿ヶ京温泉は、以前は赤谷湖の底にありました。ダムができるというので、今の場所に移ったそうです。

途中、温泉街で唯一のコンビニエンスストアもあります。

f:id:yu-snfkn:20211014233650j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014233717j:plain

バスはダム湖に沿って走り、最後の坂を登ります。

猿ヶ京温泉の宿はあちこちに点在しているので、宿の最寄りのバス停がどこになるか、確認しておいてもいいかも知れません。

f:id:yu-snfkn:20211014234017j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014234048j:plain

関所跡というバス停もあります。猿ヶ京にはかつて関所があったそうで、ちょうどこの辺が温泉街の中心部と言えそうです。

f:id:yu-snfkn:20211014234224j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014234241j:plain

関所跡バス停の次が、いよいよ終点の猿ヶ京バス停。ご乗車お疲れさまでした。

ここから、秘湯の法師温泉に行くバスも出ています。

f:id:yu-snfkn:20211014234413j:plain
f:id:yu-snfkn:20211014234438j:plain

さて、今度はどこへ行こうかな。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 関東 温泉・温泉街へ
にほんブログ村