せっかく温泉宿に泊まりにきたのなら、温泉には何度も入りたいものですよね。
若い頃は、温泉宿に行くともう本当に何度もお風呂にばっかり入っていたのですが、今はそこまでの体力もないのか、お風呂に入る回数は減ってきています。
それでも時間帯を変えて、複数回入っています。
そう、温泉宿に行ったなら、昼風呂、夜風呂、朝の風呂。
まずは昼風呂。
宿で長時間ゆっくりしたい人なので、自分の場合はチェックインを早めにして、明るいうちからお風呂に入ります。すなわち最初は昼風呂です。
お部屋に案内されて荷物を置いて、さて早速お風呂に行くぞと。
チェックインの時間は早めの宿で14時、遅くても16時。
16時はお昼ではないかもしれませんが、まあまだ空は明るくて、夕食の少し前になってからチェックインしてくるお客さんも多いのか、宿もお風呂も空いている時間帯です。
ゆっくりお風呂に入れますね。
ただ、宿が日帰り入浴をやっている宿で、さらに日帰りの利用客が多い宿の場合は、昼も夕方もお風呂は混んでいたりします。
これが当てはまらないこともありますね。そんな宿だったら、暗くなってからもう一度お風呂へ向かいます。
次に夜風呂。
お風呂の夜はゴールデンタイム。もっともお風呂が混んでいる時間帯です。
例えば夕食の少し前にチェックインした人が、お食事前にまずは最初のひと風呂を、とお風呂に向かったり、もしくは夕食後にお風呂に入って体も洗って、上がったらもう寝ましょうか、という人が多かったり、です。
そんなこんなで夜のお風呂は比較的混んでいますが、空いている時間帯があります。そう、それは食事の時間帯ですね。
皆さん大広間やお部屋で食事をいただいているので、その間のお風呂は静かです。
というわけで、夕食がつかないプランで宿に泊まっている場合は、皆さんが夕食を取っている主に18時台が狙い目。
まあ、シニア向けの方が多い湯治宿の場合はもう少し夕食時間は早くなりますが。
ただ、夕食をお外でいただく場合も、18時台は飲食店の開店直後、空いていて狙い目の時間帯なので、空いているお店での夕食と空いているお風呂のどっちを狙うか・・・
悩ましいところではありますね。
夕食後は断続的に皆さんお風呂に入られるようですが、夜が遅くなるにつれ、お風呂もだんだんと静かになっていきます。
お湯の温度が高い温泉だと、夜になるにつれて気温とともにお湯の温度が下がってくるので、昼間入った時が熱かった温泉でも、夜は適温でほっこりできることもあります。
ただ、もともと温泉の温度が低くて、お湯をボイラーで温めている宿の場合、深夜の時間帯はボイラーを切ってしまうこともあります。
ボイラーが切れた時間帯はお風呂に入れなかったり、お湯の温度が低くなっていたりもします。
そして朝風呂。
みんな大好き、自分も大好き朝風呂。自分の場合なかなか、普段の生活で朝からお風呂に入ることはありません。なので非日常のちょっとした贅沢です。
起きたばかりで髪の毛もボサボサ、浴衣もくしゃくしゃ。適当に整えてお風呂に行って、朝日が差し込む明るい中でのんびり風呂を楽しむ。
上がった後はシャキッとします。
夜に続いて朝もまだ空気が冷たいので、朝の温泉は少し温度が下がっていて入りやすくなっていたりします。
ただまあ、みんな考えることは同じなので、朝食の前の時間帯は混みますね。
たいてい宿の朝食は7時半から8時くらいに始まるので、その少し前の時間帯が、一番混むのだろうなと。でも早起きって、できないものなんだよなぁ・・・
さて、朝食をいただきました。旅館の朝食をいただくと幸せな気持ちになれます。
温かいごはんとお味噌汁。。。満腹になって、チェックアウトの前にもう一度朝風呂を、という気持ちになることもあります。
ただ、宿によっては9時過ぎからお風呂の掃除に取り掛かったりするので、朝食後はもうお風呂に入れない、ということもあるので注意です。
できれば朝食前に入っておきたいところですよね。
というわけで
15時にチェックインして翌朝10時にチェックアウトしたとして、温泉宿の滞在時間は長くて20時間弱に及びます。
温泉目当てなら、様々な時間帯のお風呂に入りたいところですね。そう、時間帯によって、同じお風呂も雰囲気や温度が変わるのです。
混む時間帯もありますが、空いている時間もあるので、静かな湯浴みを楽しみたい方の参考になれば嬉しいです。
で、ここまで書いていて気づいたのですが、よく宿で言われる「お風呂には24時間入れます」というのは・・・違いますよね。
細かいですが、午前中の時間帯を除いたすべての時間帯に入れます、というのが正しい。でも何故に24時間って言うんだろう。
という疑問を残しつつ、今度はどこへ行こうかな。