温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

温泉旅と一の宮 日光二荒山神社(下野国一宮)

早いもので1月も中旬に入り、初詣、という時期ではなくなってきました。 初詣の時期にあわせてもう少し早く神社について書けば良かったのですが、温泉の近くにある有名な神社のことを紹介します。 初回は、下野国(栃木県)の「一の宮」である「日光二荒山神社…

浅間温泉 香蘭荘にひとり泊('16)

毎年、年末になると、温泉旅に出かけています。 例年は山梨県の下部温泉を目指すことが多いのですが、今回はちょっと行き先を変えて、長野県は松本市にある「浅間温泉」に再訪してきました。 以前は「尾上の湯旅館」に泊まったのですが、今回はお値段重視で…

塩原温泉郷:行き方、温泉街、泊まった宿のまとめ

塩原温泉郷は北関東の中でも有名な温泉だと思いますが、自分が温泉旅をするようになってからしばらく行ったことがなく、初訪問は2014年のことでした。 行ってみると首都圏から割と近いし、泉質もいいし、静かだし…ということでよく行くようになりました。 温…

温泉旅と素泊まり

温泉宿に泊まるとき、食事のありなしを選ぶことができます。夕食と朝食の両方、夕食のみ、朝食のみ、食事なし、の4パターン、です。 最近は素泊まりを選ぶことが多くなってきました。この素泊まりも、良い点とそうでない点、両方あるなと思ったので、ちょっ…

四万温泉・沢渡温泉:行き方、温泉街、泊まった宿のまとめ

群馬県の四万温泉(しまおんせん)は、この静かな温泉旅のブログで取り上げる温泉地の中では有名な方だと思います。 有名な温泉地の多くは、廃業した旅館やお店が目立ったりするもの。 ですが、ここ四万温泉は観光客もほどほど来ていて、お店も旅館もたいてい…

7月某日静かな温泉旅 只見線に乗って、福島県・宮下温泉と、新潟県・折立温泉へ('15)

只見線、というローカル線があります。福島県の会津若松と、新潟県の小出とを結んでおり、本数の少なさは日本有数。なかなか乗りに行くのが大変な路線です。 2011年の豪雨で途中にある鉄橋が流されてしまい、2018年8月時点でも、最初から最後まで通して乗る…

JR上越線に乗って、群馬県・新潟県の温泉へ。

今回は群馬県と新潟県を結ぶJR上越線のことを書いてみます。 上越線は、JRの路線のカテゴリーだと「幹線」になります。たいてい「ローカル線」と呼ばれる路線は「地方交通線」というカテゴリーに入ります。 上越線は幹線・・・と言いつつ、普通列車に乗って…

板室温泉:行き方、温泉街、泊まった宿のまとめ

「下野の薬湯」と呼ばれる古くからの湯治場、栃木県の板室(いたむろ)温泉の紹介をします。 個人的にも2006年以来ちょくちょく通っている温泉です。 泉質も静かな雰囲気も、自分好み。ぬるめの柔らかい温泉にじっくり入ってみましょう。 板室温泉の概要 板室…

野岩鉄道 会津鬼怒川線に乗って、栃木県の温泉へ。

栃木県の奥の方に、野岩鉄道(やがんてつどう)という、ごつい名前の鉄道会社があります。 路線の名前は「会津鬼怒川線」。その名の通り、南会津と鬼怒川温泉とを結んでいます。 会社名は確かにごついのですが、路線の愛称は「ほっとスパ・ライン」という温か…

温泉旅と文豪

文豪。恥ずかしながら若い頃にちょっとあこがれた職業です。。。 そんな自分の話はどうでもよくって、明治、大正、昭和の文豪さんたちは、温泉宿が好きでした。 中には温泉宿に長く滞在しながら原稿を書いたという、何だか羨ましくなるような方々もいます。 …

塩原温泉郷(畑下温泉) 金色夜叉起草旅館 清琴楼にひとり泊('21他)

「金色夜叉(こんじきやしゃ)」、国語の授業で教わった記憶がかすかにあります。 金色夜叉は戦前に書かれた小説で、作者の尾崎紅葉(おざき・こうよう)が、ここに泊まって執筆したのだそうです。 もともとは「佐野屋」という名前の宿だったのを、後日「金色夜…