※2020年11月で閉館となりましたが、経営者が変わり、2021年7月に営業を再開しました。このページは2015年に宿泊した際の記録になります。
JR只見線に乗り鉄したときに、途中下車して泊まった宿です。
宿選びには、駅から歩いて行けるがどうかが重要でした。
只見線は1日4~7本しか走っていないローカル線なので、乗り遅れたりすると大変なことになってしまうのです。
只見線については、ひささんのブログが詳しいです。
(2015年7月宿泊)
建物と部屋
会津若松から1時間半ほど列車に乗って、会津宮下駅で降りてから徒歩数分、只見川を越えた先に「ふるさと荘」がありました。
館内に「老人休養ホーム ふるさと荘」と書かれた案内がありました。
以前は温泉宿ではなかったようです。
部屋のドアが低くて、頭をぶつけそうになりました。
(関係ないかも知れませんが、利用されていたのが小柄なお年寄りメインだったからなのかな、と勝手に推測)。
階段を上って2階の部屋に案内されます。すでに布団が敷いてありました。
1日数本しかやってこない只見線の列車の音が、カタタン、タタン、タタン、と時々響いてきます。それ以外は、静かな世界。
窓からは、只見川が見えます。
時間帯によって霧が立ち込める、幻想的な川でした。
翌朝になると、只見川のもやもやは消えてなくなっていました。不思議です。
温泉と風呂
お風呂は1階に、男女別の内風呂があります。
熱めですが、湯口から少し離れれば何とか入れます。
少し茶色がかった透明のお湯でした。地元の方もよく利用されているようでした。
食事
朝夕ともに食堂にていただきます。
地酒が何種類かあり「名倉山」と「末広」と、つい2種類頼んでしまいました。
会津地方は日本酒がおいしく、種類も多くてお酒好きにはいいですね。
個人的感想
翌日は列車の時間の関係で、早めにチェックアウトしました。
交通の便が良くないので気軽に行けないエリアですが、季節を変えて再訪してみたい場所ではあります。
紅葉の季節の只見線は、撮り鉄の人たちで賑わうようです。確かに絵になりそうな景色ばかりです。
この日のお客さんの中に、中国から個人で観光に来られた方がいらしたようで、日本のあまり知られていないこのエリアをよくご存知だなぁと、驚きました。
アクセス
JR只見線「会津宮下」駅から徒歩10分。本数が少ないので要注意です。
関連リンク
この宿が出てくる旅行記
さて、今度はどこへ行こうかな。