温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

ひとり温泉旅のメリット&デメリット

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ひとり旅歴が約20年ほどで、温泉宿にひとりで泊まるようになって10年くらいです。

なので自分の中ではひとりで出かけるのは当たり前なのですが、世の中はそうでもないらしく、ひとり旅に出る、と人に話すと驚かれることも結構多いです。

この静かな温泉旅のブログをご覧くださっているあなたも、もしかしたらひとりで温泉宿に泊まったことのない方かもしれません。

というわけで今回は、ひとりで温泉宿に泊まる「ひとり温泉旅」のメリットとデメリットを自分なりにまとめてみました。 

ひとり温泉旅のメリット

挙げてみて似たり寄ったりだなとも思えたのですが、ひとり温泉旅のメリットとしてはこんな感じでしょうか。

ひとり温泉旅というより、ひとり旅のメリットに近い気もしますが。

プランは思いのまま

ひとり温泉旅は「さて、今度はどこへ行こうかな。」を自分の好きなように決められます。数少ない(?)制約は、

  • 予算。でもこれが一番きつい制約かも。糸目をつけず、をしてみたいです。
  • 日程。基本お泊りなので、2日間を空けないといけません。
  • 宿のチェックインの時刻。素泊まりでも門限は守りましょう。
  • 宿のチェックアウトの時刻。ギリギリまでくつろぐも良し、です。
  • 宿の夕食の時刻。それまでにチェックインしましょう。
  • 宿の朝食の時刻。それまでに起きましょう(←難しいこともありますが)。
  • 電車やバスの時刻。乗り遅れにご注意を。

それくらいです。マイカー利用なら、交通機関の心配もしなくて済みますね。

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行き当たりばったりOK

ひとり温泉旅は往路のゴールが宿で、復路のゴールが家、というのが決まっているだけ。

宿に着くまでと家に帰るまでの間は、行き当たりばったりで行動することも可能です。寄り道するもよし、宿に着いて寝たければ寝るもよし。

もちろん、宿のチェックイン時刻は守りましょう。

お気遣いなく

2人以上で温泉宿に泊まった場合、基本的には1部屋に2人以上で泊まることになります。

2人以上でも部屋の鍵は1つしかないので、ひとりでふらっと行動するのって意外に難しいです。

温泉宿にチェックインして、さてお風呂に行こうかなとなったとき、お風呂を上がるタイミングを合わせたり、上がった後の待ち合わせ場所を決めたり、鍵はどっちが持っていくか決めたり、そういった諸々がありますよね。

ひとりだったらそんなことはもちろんありません。お気遣いなく。

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ひとり時間ができる

ひとりなので、あまり会話することもないですし、ひとり温泉旅の間は割と静かに過ごしています。

日常のバタバタの中でついつい先送りしていたことを考えたり、読んでいなかった本を読んだり、そういう時間の使い方ができるのが嬉しいですね。

1泊2日だとそれでも時間が足りなくて、考え事も結論が出なかったり、読書も途中で終わったりと、何かと中途半端になりがちですが、まあ、それもよしと。

こんな風に過ごしています。

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ひとり温泉旅のデメリット

もちろん、いいことばかりではありません。ただ、挙げたものはどれも些細なことかなと自分では思っています。

人に理解されにくい

ひとり温泉旅を理解してくれる人はあまり多くない印象です。温泉宿へは2人以上で行くものでしょう、という価値観の人が多い。

ひとりで温泉宿に泊まる、というと驚かれます。カミングアウトするのも、説明するのも手間ではあります。

ひとりで泊まれない宿も多い

もともと日本の温泉旅館の多くは2名以上で泊まるものだったようで、ひとりで泊まれない宿は結構あります。

仮にひとりで泊まれても割増料金がかかったり、泊まれるのは平日限定だったりと、宿選びに苦労することも。

最近はそれでも少しずつひとりで泊まれる宿が増えています。 

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優先順位を高くできない

ひとり温泉旅は、基本的には自分だけの都合で行けてしまうので、家族、友人等との用事が他にあればそちらを優先し、自分のひとり温泉旅を先送りすることになります。

ほかの用事なんて知らん、俺はひとりで温泉に行くのだ、と、強引に押し切るのは、ちょっとできないなあと。。

食事の時間がちょっと寂しい

ひとり温泉旅は、食事もひとり。ひとりの食事に慣れていないと、無言でひとりで食べるので時々寂しくなることもありますね。

ただ、ぼーっと食事するのもいいものです。なので、個人的には、お部屋で食事できる温泉宿を選ぶことが多いです。

リラックスして、普段あまり見ないテレビを見ながらゆっくりと食事する、と。

お部屋食ではなく、食堂や大広間などでほかのお客さんと食事をするような宿だったら、素泊まりにして夜の温泉街に出て、カウンターのある飲食店で食事をしたりすることが多いです。

カウンター席はひとりだと居心地が良いです。

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おわりに

ひとり温泉旅は、ひとりでプランを立てるので、自分で調べたり手配したりするスキルが必要ではあります。

が、いざ出かけてみると、それは普段の生活とはちょっと違うの世界です。

ここは静かな温泉旅のブログなのですが、もちろん行き先は温泉宿でなくてもOK。

かくいう自分もひとり旅を始めたころは、泊まるのはもっぱら駅近くのビジネスホテルでした。温泉宿にひとりで泊まれないと思っていたのです。

そんな自分が、今は温泉宿を主な泊まり先にしているのは、こんな理由からです。

  • 温泉に入ると心と体がすっきりする。
  • 自然の中や、住んでいない街で過ごす非日常。
  • 胃腸が疲れない和食をのんびりいただける。
  • 都会にはない静けさで、落ち着いた気分になれる。

まあ、1つ目以外は温泉宿でなくても実現できる気もしますが。

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さて、今度はどこへ行こうかな。