自分の温泉旅の行き先は、北関東か甲信越が大半ですが、電車で行くときに欠かせないのが、駅弁。
実際に温泉旅に出ると、コスパに優れる"とりめし”ばかり買っています。
今回は、そんなとりめしの中でも、自分がよく買っている、群馬県は登利平(とりへい)の「上州御用鳥めし」について語ってみたいと思います。
登利平との出会い
登利平の鳥めしは、いわゆる「駅弁」ではありません。
群馬県の駅弁で"とりめし"といえば「だるま弁当」で有名な「たかべん」の「鶏めし弁当」でして、少し前まで自分もたかべんしか知りませんでした。
車内販売でもよく買えますし。
ある時高崎駅で、駅員さんに「とりめしはどこで買えますか?」と聞いたところ「2種類ありますが、どちらですか?」と聞かれ、たかべんなら駅弁売り場、登利平なら駅ビルのお店で買えると教えてもらいました。
それがマイファースト登利平です。
それ以来、高崎駅に寄ると登利平のほうを買う機会が増えています。
温泉旅の帰りに、駅ナカのお土産売り場でお酒を買って、新幹線や普通列車のグリーン車に乗るのが定番になりました。
"上州御用鳥めし"はどんなお弁当?
さて、上州御用鳥めし。2種類あります。
- 上州御用 鳥めし松弁当。むね肉ともも肉が入っています。820円。
- 上州御用 鳥めし竹弁当。むね肉オンリーです。710円。
松、竹、ときて、梅はないです。
せっかく温泉旅で来ているので、ちょっとは贅沢しようと「松」を買ってしまいがちですが「竹」も十分美味しいですよ。
「松」はこんな感じです。
白いご飯の上に、海苔と二種類のお肉がどどんと乗っていて、醤油だれがよく沁みています。カリカリ梅干しと漬物が横にいます。
続いて「竹」はこんな感じ。
肉がむね肉のみ(松はむね肉ともも肉)、という以外には違いはありません。一緒に写っているお酒が同じなのは偶然です。
ちなみにこのお酒、沼田市は大利根酒造の「左大臣」です。
いずれも温かい状態で売られているので、基本的には買ったら早めにいただきましょう。
上州御用鳥めしを買う場所
いつも電車での移動中にいただくので、高崎駅の駅ビル「モントレー」で買っています。
また、高崎駅の新幹線の改札内にある「銘品館」というお土産屋さんでも売られています。駅の中だから「たかべん」しか買えないのかなと思いきや。
また、上越新幹線で高崎駅のお隣にある上毛高原駅でも、改札脇のコンビニNewDaysで売られているのを見たことがあります。
上毛高原駅近辺はお店が少ないので、即買いしました。
登利平自体はチェーン店なのであちこちにお店があるようですが、店舗一覧を見る限りは道路沿いのお店が多く、あまり駅の近くにはないようです。
http://www.torihei.co.jp/store/
たかべん"鶏めし弁当"も紹介
最近はもうすっかり登利平派になってしまい、たかべんの鶏めし弁当はご無沙汰になってしまいましたが、こちらも好きです。
こちらは茶飯に海苔と鳥そぼろが敷かれていて、鶏肉が乗っています。脇にはお漬物、梅干、つくね、群馬名物こんにゃく。
登利平が好き、と言いつつも、茶飯が好きなのでこちらも捨てがたい。
だるま弁当と並んでたかべんの有名な駅弁なのですが、高崎駅だけではなく車内販売でも売られています。
ただ、車内販売そのものが最近段々と減ってきているので、車内で買うことを期待しないほうが良いのかも。
高崎駅以外でも、都内の主要駅(東京駅、新宿駅等)で見かけたりします。
お値段は少しだけ登利平より高めの900円。まあ鳥めし自体が駅弁の中ではリーズナブルな部類です。駅弁って1,000円以上するものが多いですしね。
登利平の上州御用鳥めしは常時温かい状態で売られていますが、こちらは常温です。
登利平を選んでしまう理由
ということで、高崎駅に行くと、こんな理由で登利平を買ってしまいます。
- 群馬県に行かないと買えない。
- ちょっとだけ安い。些細な差なのですけどね。
- 温かい。
ただ、今回両方の鳥めし(鶏めし)について書いていて、今度はたかべんの鶏めし弁当を久々にいただいてみようかなと思ったのでした。
でも、今度はどちらにしようかな。