温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

12月某日静かな温泉旅 群馬県・四万温泉へ('15)

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ここ最近、年末にしてきた温泉旅の旅行記を続けてアップしています。寒い中の温泉というのはやはり良いもので、思い出すだけでも少し幸せになれます。

2015年の年末温泉旅は、群馬県は四万温泉を目指してみました。今回はその温泉旅を振り返ってみます。 

旅の計画 

四万温泉に決まるまで

四万温泉に行くのはこの時で4度目でしたが、かなりご無沙汰しておりました。3度目の四万温泉が2007年のことだったので、はや8年ぶりと。

実はこのとき、四万温泉と同じ群馬県の老神温泉にするか、それとも四万温泉にするか。少々迷っていたのでした。

ただ、老神温泉は冬の間は路線バスが温泉街を通らないので、もし路線バスで向かう場合はバス停から20分ほど歩く必要があります。

(もちろん、老神温泉も宿によってはバス停までの送迎があったり、駅から温泉街までのシャトルバスを走らせていたりします。)

一方、四万温泉なら温泉街までバスが通っているので長く歩く必要はありません。あとは久しぶりに四万温泉に行ってみたいな、という思いが単に強かったのですね。

それで、四万温泉に行くことに決定したわけです。

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普通列車の旅

今回はとことん、普通列車の旅。高崎までは高崎線の普通列車のグリーン車に乗ります。 

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高崎から四万温泉の最寄り駅、中之条駅まではJR吾妻線に乗ります。中之条駅からは、路線バスで四万温泉へと向かいます。 

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今回の宿は、予約サイト上では2食付きでひとりで泊まれるプランがなかったので、朝食のみ付いているプランで予約しました。

予約サイト上の記載によると、四万温泉は、あまり夕食をいただけるお店が多くないそうで、どこかで夕食を調達してから行く必要がありそうです。

1日目(高崎→中之条→四万温泉)

高崎駅で食事と買い物

まずは高崎線の普通列車で、終点の高崎駅まで。グリーン車は快適で、そこそこ長く乗ったはずなのですが、そこまで長時間乗った感じはありませんでした。

階段を上り、改札をSuicaで抜けて、これから駅ビルをちょっと見て回ります。

高崎駅は、駅ビル内に広いお土産屋さんがあったり、飲食店も多かったりで寄り道も楽しいところ。今回も高崎で多めに時間を取ろうと思っていたのでした。

まずはお昼を。高崎はパスタ屋さんの多い町です。駅ビルにも「はらっぱ」というパスタのお店が入っています。

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駅ビル「モントレー」のエスカレーターを上がっていくと、少しばかり行列ができていました。このお店、お昼時はたいてい列ができています。

さほど待たずに店内へ。パスタ屋さんだからでしょうか、お客さんは女子多めではあります。でも、パスタのボリュームは男前で、結構な量。

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このボリューム感。チーズもたくさん使われていて、チーズ好きにはたまらないでしょう。すっかり満腹となりました。

次に、夕食用のお弁当をあらかじめ高崎で買っておくことにします。

高崎のお弁当と言えば、2種類のとりめしがあります。

「だるま弁当」が有名な駅弁屋さん「たかべん」の「鶏めし弁当」と「登利平」の「上州御用鳥めし」です。 

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登利平の「上州御用鳥めし」はできて間もない温かいのをいただくのが美味しいので、今回は冷めても美味しそうな、たかべんの「鶏めし弁当」を選びました。

そう、駅弁は冷めても美味しいように作られているはず。

あとは地酒とおつまみを買って、買い物終了。改札をくぐって階段を降り、長野原草津口行きの古びた電車に乗りこみました。

吾妻線と路線バス

高崎駅を出た電車は平野部を走り、伊香保温泉の最寄り駅「渋川駅」から先は、ローカル線の吾妻線へと入っていきます。

ここから先は無人駅も結構あって、駅に着いてもドアは開かなかったりします。乗り降りする人がいない駅もあるわけで。

高崎から1時間ほどで、中之条駅。ここで降ります。

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吾妻線の115系電車。当時は現役でしたが、今はもう走っていません。

改札を出てすぐ目の前にあるバス乗り場に向かいました。バスはもう来ていて、すでにお客さんを乗せているところ。乗る人の列が長くできています。

そんな感じなのでも座席はすでに埋まっていて、立つことに。混んでいて、まるで都会のラッシュアワーのよう。

車内はたぶん、四万温泉への観光客がほとんどだったはずです。四万温泉に着くまでずっと立ちっぱなしだったので。

座れなかった地元の人っぽいおばあちゃんがいて、ちょっと気の毒ではありました。まあ、地元の人はすぐに降りていくのですが。

バスの乗車時間は40分ほど。ずっと立ったままで、ここで消耗するとは思わなかったです。終点のひとつ手前のバス停で降りました。こちらのほうが宿に近く。

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と言いながらも早く着きすぎて、まだ時間が余っています。なので、あたりを少々散歩してみました。

このあたりはちょうど四万温泉の中心部で、昭和の雰囲気が残る商店街になっています。観光客もちらほら。

メインストリートではあるものの、静かな通り。でもお店はきちんと営業しています。

地方の古い温泉街ってシャッター通りになってしまっているところも少なからずあるのですが、ここ四万温泉ははそんなことはありません。

雪がちらついてきて、そろそろ暖まりたくなってきました。酒屋さんで地酒をちょっと買い足して、宿へとチェックイン。宿のページはこちらです。 

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2日目(四万温泉→中之条→高崎)

雪がちらつく寒い朝。階段を下りて朝風呂へ。ここの宿は廊下のストーブを贅沢に炊いていて、建物の中はいつも暖かかったです。まあ、もったいなくもありますが。

お部屋で朝食をいただきました。朝食が美味しかったので、2食付きにできればよかったなと少し思いつつ、チェックアウト。

最寄りのバス停からバスに乗っても良かったのですが、少々時間があるので、雪の中温泉街を歩いて、始発のバス停「四万温泉バスターミナル」へ向かいました。

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バスを待っていると、やがて中之条駅からのバスがやってきて、数人のお客さんを降ろします。ここが終点なので、中之条駅行きのバスとして、折り返すわけです。

折り返しの準備なのか、バスへはすぐに乗れません。寒いので早くバスの中に入りたくて、横にいたカモシカと一緒に、バスのドアが開くのを待ちました。

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やがて、行き先表示が「四万温泉」から「中之条駅」に代わり、バスのドアが開きます。自分含め数人の観光客を乗せて、バスはゆっくり出発しました。

昨日来た道を戻っていきます。中之条の町まで戻ってくると雪はなく、空も晴れていました。あとは電車に乗って高崎へと戻ります。

中之条駅からの電車の中でウトウトして、目が覚めたときには、電車はあと少しで高崎、というところまで来ていました。

高崎駅では、昨日見送った登利平の鶏めし弁当を買って、出発を待っていた高崎線のグリーン車に乗り込みます。

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今回の旅のまとめ

  • 群馬県への温泉旅に電車で行くときは、高崎駅で寄り道するのがおすすめです。
  • 高崎の2種類の鶏めしは、すぐ食べるなら登利平、少し後で食べるならたかべんが良いと思います。さすがに1回の旅行で両方食べるとは思いませんでした・・・
  • 四万温泉の温泉街は飲食店が少なめなので、食事なしで泊まる場合はご注意を。 

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

 

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