このページを書いている頃は「もういくつ寝るとゴールデンウィーク」なのですが、自分も何とか連休中の温泉旅に出かけるめどがついています。
ゴールデンウィークはみんなが出かける時期で、自分みたいにひとりで出かける、という人には電車や宿の予約が難しく。
普段の週末で泊まれる宿に予約できなかったりもして難しい時期なのですが、それなのに「普段、ひとりで泊まれない温泉」に宿を取ることができました。
そう、電車やバスでひとり温泉旅をする自分には、縁のない温泉です。
縁のない温泉
ひとりで週末にふらっと温泉に行く、しかも電車やバスを利用する自分にとって「縁のない温泉」というのは結構あります。
どんな温泉かと言えば、
- ひとりで週末や連休中に泊まれる宿がない。
- 電車やバスだけで行くことができない。
のどちらかが当てはまる温泉です。
ひとりで泊まれない
「ひとりで泊まれない(ふたり以上から受け付ける)」という宿はだいぶ減ってきたようにも思いますが、連休中は、ひとりで泊まれない宿が増えるわけです。
まあ、1部屋にひとりしか泊まらないのと、ふたり以上泊まるのとでは、宿の収入も大きく変わってしまいますからね。。
ひとりで泊まれるか、直接宿に電話で聞いても良いのですが、遠回しに断られることもあるので、ネットで予約できなくなっている時点で諦めている自分がいます。
電車やバスだけで行けない
また、電車やバスだけで行けない宿もあります。特に、最近はローカル路線バスが減ってきていて、以前はバスで行けたのに今はバスがない、なんてことも。
そんな場所にある宿へ行くときは、多くの宿が最寄りの駅やバス停まで送迎してくださいます。が、人手不足などの理由で送迎をやっていない宿もあり。
とある山奥の宿をネットで予約した後で電話がかかってきて「うちは家族経営で送迎できないので、タクシーでお越しください」と言われたことがあります。
そうですね、送迎がなければタクシー利用です。
ただ、タクシーってやっぱり高級な乗り物でして、往復でタクシーに乗るだけで宿に1泊できるくらいにお金額になってしまうこともあり。しかもひとりで乗るので・・・
その時は泣く泣く、予約をキャンセルしました。
また、宿まで行けるローカル路線バスがあっても「平日のみ運行」ということも多いです。要は、地元の人の通学や通院のためにある生活路線なのでしょうね。
そして今回は、
そんな、自分と縁のない温泉地や温泉宿は頭の片隅で覚えていて、ある種の「高嶺の花」状態で、泊まるのをあきらめているわけです。
そんな「高嶺の花」リスト入りしている宿が、何と連休中にひとりで泊まれるのを発見。驚くと同時に、興奮しつつ、マーク外す飛び込みでさっと予約。
具体的な温泉地と宿の名前は、帰ってきた後にアップしますが、どんな温泉地かと言いますと、こんなところ。
- 宿は3件ほど。大手予約サイトで、一部の宿が2名以上で泊まれるプランを出していたが、1名で予約できる宿はこれまでなかった。
- バス停がある村役場近辺から宿まで約4キロ。以前は平日のみ、村営バスが走っていた。
実は10年ほど前、この宿に電話をかけて予約してみようとしたことがあります。
週末のチェックインで人数がひとりであることを伝えると、ちょっと待ってくださいね、と言われて少し待った後に、すみません満室です、と言われたのでした。
なので、その宿の名前が予約サイト上に出てきたのを見て驚いたのですが、よく見ると建物を別な方が受け継ぎ、名前はそのままで再オープンされた模様。
また、4キロくらいならバスがなくたって頑張って歩けばいいや、と「ローカル線バス乗り継ぎの旅」みたいな風に考えていました。
だめもとで、平日のみ走っているはずの村営バスの時刻表を調べてみると、どうやら土日も走ってくれる模様です。ありがたい!
ということで
交通の便もあまり良いところではないので、連休中ではありますが静かに過ごせるのではないかと、ちょっと期待をしつつ行ってみます。
共同浴場には行ったことはあるのですが、温泉の温度もぬるめだった記憶があり、少し暖かくなってきた今の季節にはちょうど良さそう。
楽しみにしつつ、準備しているところです。
さて、今度はどこへ行くのでしょうか。