温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

2月某日静かな温泉旅 群馬県・草津温泉へ(’17)

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草津良いとこ一度はおいで。

温泉と言えば草津温泉。多くの人が訪れる温泉なので、特に温泉好きの方でなくても、草津温泉なら行ったことがあるという人も多いでしょう。あなたはいかがですか?

自分が草津温泉に行った回数は4回で、直近では2017年に行っています。

草津温泉がある草津町にふるさと納税をして、その返礼品に「くさつ温泉感謝券」をいただいたので、草津温泉へ行ってみることにしたのでした。

旅の計画

首都圏から草津温泉に公共交通機関で行くには、主に二つの方法があります。

まず、JR吾妻線(あがつません)の電車と路線バスとを乗り継いで行く方法。特急「草津」が便利ですね。 

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次に、首都圏からの高速バス「上州ゆめぐり号」等でまっすぐ草津温泉へ行く方法。こちらは格安で、草津温泉まで乗り換えがないのが便利。

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草津行きを決めて、行きの電車かバスを予約しようとしたところ、特急「草津」も、高速バス「上州ゆめぐり号」もあいにくの満席。。

やはり草津温泉は有名どころだからでしょうか、しかも2月ということで、スキーシーズンだったのでしょうか。

特急列車も高速バスも取れなかったので、途中の高崎駅まで上越新幹線に乗り、そこからJR吾妻線の普通列車で行くことにしました。

帰りは特急「草津」の指定席を予約できました。

1日目(東京→高崎→長野原草津口→草津温泉)

吾妻線の旅

新幹線だと高崎駅まではあっという間。お昼は東京駅でお弁当を買って、新幹線の中でいただきました。もぐもぐやっているうちに、もう高崎駅。早いものです。

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高崎駅で、JRの普通列車に乗り換えです。

今(2019年)はもう引退して走っていない、古びた115系電車に乗ります。走っていると、何となくですが、すきま風が車内に入ってくるような・・・。

渋川から先は、いよいよローカル線の吾妻線へ。普通列車なので、乗り降りする人がいない無人駅にもこまめに止まっていきます。

ドアは手で開けるので、いちいち開かず。静かに止まっては発車、を繰り返し。

電車は吾妻川沿いを登り、中之条、群馬原町と少し大きな駅に止まり、突然急に新しいコンクリートの橋を渡って長いトンネルへと入りました。

この辺が、今進んでいる「八ッ場ダム」の工事の影響で新しいルートになったところ。ダムの底に沈む予定の線路があり、代わりに工事して橋とトンネルを作ったのです。

川原湯温泉という温泉があり、川原湯温泉駅もあるのですが、ダムに沈むということで、温泉街も駅も引っ越しをして、新しくなっていました。

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川原湯温泉駅の次が、長野原草津口駅。草津口、ということで、草津温泉へのバスにはここの駅で乗り換えです。

電車はもう少し先の万座・鹿沢口駅が終点なので、ここで電車とはお別れ。高崎からは1時間半と、結構な乗りごたえでした。

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草津温泉へ

ここからはバスで草津温泉に向かいます。

やはり天下の草津温泉、電車からバスに乗り継いで温泉を目指す人が多いのですが、バスも何台かスタンバイしていて、係員さんがスムーズにお客さんを誘導。

1台のバスじゃ乗り切れないほどの人ですが、次々にバスが入ってくるのでした。見事な段取り。たくさんのお客さんをさばくのに慣れているのでしょうね。

バスはお客さんを乗せて駅を出ます。中国語っぽい言葉を話している人が多く、中国などの海外からの観光客も多いようで。

長野原の町を抜け、山道を登り、森が開けたところで草津の町が見えてきました。バスは草津温泉バスターミナルが終点です。

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今回の宿はバスターミナルの近くにあります。路地裏にあり、Googleマップを片手に歩いていたら少し迷ってしまいましたが、ようやく見つけてチェックイン。

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スキー客が多く泊まりに来るのでしょうか、この日は満室のようでした。

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夕方の温泉街

さてお風呂へ。これまた混んでいましたが、さすが草津温泉、良いお湯です。

お風呂から上がり、部屋で少しくつろいでから早めの夕食を食べに出かけます。そう、今回は朝食のみのプランにしていました。

路地裏の坂を下って、湯畑へ。

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ひとり温泉旅で、宿の外で夕食をいただくときは、早めの時間帯に行くのがセオリー。空いているときを狙うわけです。

草津みたいに、人の多いところであれば、なおさら。

湯畑を通り過ぎた先、いくつか事前に調べていたそば屋さんのうち1件に入ってみました。

take932.com

舞茸天ざると、あとは豆腐がおいしそうだったので一緒に注文。群馬県に来たら舞茸は外せません。地酒は草津からはるか東にある川場村の「誉國光」。

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少し長居してしまいましたが、お店が段々と混んできたので出ました。

もっと飲んでみたくなって2件目に行きたくなり、食べログで調べていた近くの焼鳥屋さんをのぞいてみました・・・が、混んでいたので断念。

この時にはもう、焼鳥自体が売り切れていたようです。その近くにあったセブンイレブンも、酒屋さんも、観光客ばかりで。若い人が多かったですね。

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それなら戻ってのんびりしよう、と思い、まっすぐ宿へ。

夜にも、大人数でチェックインしてくるお客さんの気配がありました。少し眠って朝のスキー場に向かうのでしょうか。

2日目(草津温泉→長野原草津口→上野)

朝食はお部屋でいただきます。食後に身支度をととのえ、チェックアウト。宿から草津温泉バスターミナルへはすぐ近くです。

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日曜の午前中ということで、草津から帰るお客さんで混んでいましたが、行きのバスと同様に、臨時便がどんどん出るようで。

草津温泉と長野原草津口駅とを結ぶバスはSuicaが使えますが、臨時便の中ではSuica使えない車両も来るようです。

係員さんが、今度の臨時便はSuicaが使えません、きっぷを事前にお買い求めください、などと放送しています。

何台かやり過ごして、臨時便に乗りました。こちらはSuicaが利用可能なバスです。

バスは帰りなのでひたすら坂を下りていき、長野原草津口駅へと戻ってきました。小さなお土産屋さんを見たりして電車を待ちます。

やがて、上野からの特急「草津」が駅に入ってきます。この列車は折り返して上野に戻っていくのですが、お客さんを降ろして、まずは電車も休憩。

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自由席狙いのお客さんでしょうか、何人かが急いでホームへと上がっていき、折り返しの準備をしている草津号のドアの前に並び始めました。

指定席を取れていたので、鳥めしを買ってのんびり乗車。始発駅から混むこともないだろうと思っていたら、最終的には満席に。

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今回の旅のまとめ

草津温泉へは季節を変えて4回ほど訪問していますが、いつ行っても賑わっている気がします。

群馬県には伊香保温泉や水上温泉、四万温泉と、観光客の多い温泉街が他にもありますが、賑わいという意味では草津温泉が一番。そして特に湯畑のあたりはすごいですね。

そんな人気の草津へは特急列車や高速バスも多く走っていますが、意外と指定席を取りづらかったりします。

飲食店も多くて、宿で食事をつけなくても食べるところに困らないと思うのですが、多くの飲食店が混んでいる印象。

自分の温泉旅は基本的にはひとりふらりで、賑わっている温泉にはあまり足が向かないのですが、草津温泉みたいなところに時々行くのもいいなと思った次第です。 

温泉街が便利ですし、そもそもお湯が良いところだからです。

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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