たいていの温泉宿は和室で、寝具は布団になります。
もちろん、和洋室だったり洋室だったりでベッドがある場合もありますが、今回は布団の話をします。ちょっと強引ではありますが。
チェックインと布団
宿に着いてお部屋に案内されて中に入ると、既に布団が敷いてある場合があります。
少しチェックインが遅い場合だったり、夕食のつかないプランだったりすると、そういうことが多いです。個人的には好きなパターン。そのままゴロ寝ができてしまいます。
後で布団を敷きに来ないので、プライベートの時間が確保されますし、宿にとっては前もって敷いておくことで夜の作業を減らせるということがあるのかなと思われます。
デメリットは、部屋食の場合、布団が敷かれた環境で食事をすることになる(というのが気になる人も多いと思います)、とか、部屋が狭く感じる、といったところですね。
あとは、チェックイン→部屋に布団が敷いてあった→ゴロン→寝すぎて夜になっていた、ということが稀にあること(自分の場合です)。
何しに温泉宿に泊まりに来たんだ、と、とても後悔…
それでも布団は敷いといて欲しいなと思います。
食後に宿の方に布団を敷いてもらう時、たいてい酔っぱらっているので、気分がよくてあれこれ宿の方と話をすることが多いのです。
温泉街の情報が入手できたりしていいのですけど、酔っぱらっているのをしらふの人にお見せするのも、良いものではないだろうなと。
たまにセルフ
布団の上げ下げは、結構な重労働です。
少し規模の大きい宿だと、バイトの兄ちゃんがやってくれたりしますが、家族経営の宿で、ご高齢のおじいさんおばあさんが来て布団を敷いてもらうと、何だかこっちが申し訳なくなります。。。
民宿だと、基本的にセルフです。あとは湯治宿とか、安い宿はセルフですね。これは気を使わないので、意外といいなぁと思ったりします。
さようなら、布団…
朝が来て、ゆっくり眠った布団ともお別れです。
お別れのタイミングはいろいろありまして、
- 朝食前。部屋食の場合に多いです。要は強制的に起こされるので、朝弱い人にとってはつらいかも知れない。
- 朝食中。お部屋以外で朝食を取る場合に多いです。朝を食べ終わって部屋に戻ると、布団が片づけられている、という、よくあるパターン。朝食後にもう一眠りできないので、これが不満だ、という人も多いでしょう。
- チェックアウト後。最近、このパターンが多い気もします。朝食後にもう一眠りしたい、というニーズは結構あるのかもしれないですね。自分も、朝食後に部屋に戻って布団が健在だと、ちょっと嬉しくなります。おそらく宿は大変かもしれません。
さて、今度の宿はどうだろう。