自己紹介を書いてみました。
ブログ開設当初は名前さえ設定しておらず、IDそのままで・・・はてなブログPro(有料プラン)にしたときに、名前もこれまたようやく、設定しました。
何となく自己紹介とかそのあたりを疎かにしていたのを、ちょっと反省しつつ書いいてみた次第です。
いったん書いて長らく放置していたので、少しアップデートしてみました。
まずは今のこと
過去より今のほうが面白いし楽しい、と思っています。
そういう意味では、過去を振り返るのはあまり好きではないのですが、ひとりで泊まった温泉宿のことは、記録に残しておきたいと常に思ってきました。
それが、この静かな温泉旅のブログを始めたきっかけです。
今は40代、首都圏で妻と子供2人と暮らしています。妻は温泉にはあまり興味がなく、硫黄泉が苦手なので、あまり一緒に行きましょう、にはならない感じ。
その分、独身時代から20年以上続けている自分の趣味である「ひとり旅」をある程度認めてくれるので、そこはもう感謝しかないです。
子供も、家族旅行の時にちょくちょく温泉に入れてきました。
上の子供の初温泉は信州の霊泉寺温泉で、下の子供は山梨県の甲府湯村温泉。いずれも割と地味かもしれませんが、かけ流しの優しいお湯です。
今は、妻と子供の予定を調整しながら、合間を縫ってひとり温泉旅を楽しんでいます。家族での温泉旅は、年に2回くらいの頻度です。
てっちゃんでした(10代くらいまで)
実は大阪生まれ
生まれは大阪府です。
大阪というところは私鉄がたくさん走っていて、親にいろいろな電車に乗りに連れてもらっているうちに、電車好きになりました。
小学校に上がる少し前に関東に引っ越してきて、電車好きは影を潜めていたのですが、10代の半ばでJTBの分厚い時刻表を見て、またいろいろ電車に乗りたくなり。
両親の実家が西日本にあったので、青春18きっぷで帰省してみたり、同じく電車好きの友人と乗り鉄を楽しんだりしていました。
ひとり旅本格デビュー(20代前半)
乗り鉄津々浦々
大学生になりました。アルバイトをすればそれなりに給料も入るし、休みは高校生より長いしで、あちこち乗り鉄の旅に出かけていました。
乗り鉄旅で目指していたのは、廃止予定のローカル線だったり、逆に新しく開通したローカル線だったり。
思えばこのころ日本全国津々浦々を巡り、47都道府県のうち45都道府県に、何らかの形で出かけることができました。
福井県が未訪問で、徳島県は特急列車で素通りしただけ。今は行動範囲も狭くなり、いつになったら行けるのだろう・・・
小京都を好きになる
あるとき、能登半島のローカル線「のと鉄道」に乗りに行った途中、岐阜県の飛騨高山に泊まりました。
小京都と呼ばれる高山の街並みに感動しまして、それ以降、電車に乗るよりも「古い街並み」を歩いてみたくなりました。
全国に「小京都」はいくつもありますが、小京都以外にも、古い港町、山奥の宿場町、ちいさな城下町、などなど。
中でも特に、小京都はあちこち巡ったものです。学生生活を終えて、社会人になって間もないころまで、小京都を巡るひとり旅を続けていました。
やがて学生生活も終わります。いわゆる就職氷河期という時期。
数百社にエントリーして数十社受けて、最初に内定が出た金融機関のシステム子会社に何とか入ることができました。
就職というより就社になってしまった感じではありました。
そして温泉旅へ(20代後半~)
小京都から、温泉へ
「全国京都会議」という組織?があります。
京都と、日本各地の「小京都」がある市町村が加盟しています。全国京都会議に加盟している町へ出かけて、歩いていました。
小京都と言ってもいろいろで、有名な小京都にはきれいな街並みが残っているのですが、そうでもない(失礼)小京都もあるな、と思ったものです。
(その町にもいいところがあるので、名前は伏せておきます)
そんなことを思ったあたりから、小京都巡りの熱が少し落ち着き、ちょっと疲れていたのもあって、ひとりで温泉宿に泊まってみたくなりました。
そもそも、温泉宿はひとりでは泊まれない、と思っており。某匿名掲示板や予約サイトを見て、ひとりでも泊まれると知ります。
信州のちいさな城下町にある温泉宿に、じゃらんnetから1名で予約し、おそるおそる?泊まってみました。
食事のときはちょっと寂しさがあるものの、広い部屋を独り占めして、温泉に足を延ばして浸かって、というのはいいものだな、と。
それから、静かな温泉旅にはまったわけです。2006年のことでした。
ぬるま湯に浸かって考えた
新卒でシステム会社に入社したのですが、情報システムの開発の何たるかをよく分からずに入社したので、仕事に愛着もわかず。ただ忙しい日々。
そんなある日に出かけた山梨県の温泉宿で、内風呂にじっくり浸かりながら今後の身のふりを考えました。
ぬるいお風呂にじっくりと、が好きなきっかけは、恐らくここにあるのだろうと、今となっては思います。
ひとりになって考える、というのに、ぬるいお風呂は向いているのです。
(ま、いろんな意味で、ぬるま湯好きではあります。)
それで環境を変えて今に至ります。
最初はなかなか慣れず、ストレスを感じたのを言い訳に、引き続き、あちこちの温泉宿にひとりで泊まっていました。
出かける回数が多いので、首都圏から近い、北関東や甲信越にある湯治宿に繰り返し泊まっていました。交通費も宿泊費も抑えることができたのです。
山登りしていました(30代前半)
最初は那須の茶臼岳
温泉宿で静かに過ごすことに少しずつ飽きてきたのと、体を動かした方がストレス発散になるかなと思い立ったことから、登山を始めてみることにしました。
山奥にある温泉宿によく泊まっていましたが、登山口が近くて、登山の前後に泊まるのに便利な宿もあります。
例えば、栃木県の日光湯元温泉は日光白根山の登山口が近いですし、新潟県の燕温泉は妙高山の登山口です。
実際、燕温泉で登山客を見て、いつかは自分も山登りをしてみたいな、とちょっと思っていたのでした。
ただ、自分の身近には登山をやっている人がおらず。遠方の友人に登山好きがいたので、装備等いろいろ教わって、見よう見まねで、栃木県の那須岳に登ってみました。
マイペースに歩くのはなかなか楽しく、以後数年間はあちこちの山を歩いていました。
この静かな温泉旅のブログの中にも、登山の前後に泊まった温泉宿の記録があります。
そしてまた温泉旅へ
数年後に結婚して、その数年後に子供が生まれ、そのあたりで登山からは足が遠のいてしまいました。
最初から、ほぼ独学でのひとり登山で、何年も登っていながら山登りのスキルが向上していませんでした。
そんな中、道に迷って遭難しかけたり、軽い怪我をしたり、そういった経験を重ねていくうちに、それで家族に迷惑をかけたくないなと思ったのがきっかけです。
山梨県にあるとある山で、下山中に道に迷ってしまい、かろうじて下山した後にチェックインした温泉宿で内風呂に浸かり、心の底から安心できたのを覚えています。
最近は?
ここ何年かの温泉旅
子供が生まれてから、自由に使える時間とお金が少なくなり、静かな温泉旅も、スケジュールの隙間を縫って近場に行く感じではあります。
それでも、静かな温泉旅のひとり時間は幸せです。
最近は年を取ったからか、出かけた先で目いっぱい遊ぶというよりは、普段よりちょっと多めにお酒を飲んでみたりする程度。
帰りは、子供へのお土産を買って、待ってるんだから早めに帰らなきゃな、と、早々にチェックアウトしてささーっと帰ってしまいます。
1泊2日と言いつつ、実質、1泊1.7日くらいの感じで、そそくさ感が強めかもしれません。
・・・これで自己紹介になっていますでしょうか?
何だか自分の経歴をまとめた感じになってしまいました。
自己紹介とは微妙にずれているかも知れませんが、よろしければ、今後ともこのブログにお付き合いいただけると嬉しいです。
2016年にブログを開設してから数年が経過し、更新のペースはスローダウンしていますが、新たに温泉旅を出た時に、ちょこちょこと新しいのを書いています。
さて、今度はどこへ行こうかな。