我が家には幼児がおりまして、年に何度かは子連れで旅行に出かけます。
ありがたいことに幼児はどんどん大きくなってきており、そろそろ宿泊の際に食事や布団もちゃんとつけないといけないな、と思えてきました。
今までは食事も布団もつけていなかったのですが、4歳になる今夏の子連れ旅行では、宿泊時に食事や布団をつけてみることにしました。
基本的に予約はネットで済ませていますが、今回は予約の際に気づいたこと、思ったことをまとめてみます。
幼児の宿泊4パターン
温泉宿の予約サイトでは、たいてい幼児の宿泊は以下の4パターンが選べます。
- 食事・布団なし
- 布団のみ
- 食事のみ
- 食事・布団つき
1.食事・布団なし
乳児もしくは3歳くらいまでは、もっぱら食事も布団もつけていませんでした。
食事は親のをおすそ分けすればよいし、宿でも子供用のお皿やスプーン、フォーク等用意してくれることが多いので。
布団も、子供がお母さんとのネンネを望むので、あえて子供用に布団がなくて大丈夫な状況でした。
布団も食事も不要な子供の場合は、子供の宿泊が無料の宿も多くて、お財布的にもありがたいところでした。
が、4歳になってくるとちょっと状況が変わってきます。
2.布団のみ
子供が大きくなってくると、大人と添い寝すると手狭感が出てきます。寝相が悪かったりするのでなおさらです。
両親プラス子供1人であれば布団はいらないかもしれませんが、仮に父子二人旅だと、お父さんとねんねしたがらない場合があり。。
とまあ、お布団が必要なくらいの大きなお子様になってくるので、食事つきの宿で子供は布団オンリー、という選択肢は、もしかしたらあまりないのかもしれません。
3.食事のみ
4歳にもなると食べる量も増えてきて、大人の食事のおすそわけでは足りなくなってきた感じがします。
また、温泉旅館の大人向けの食事は和食が多く、子供的には食欲をあまりそそられないメニューだということもあるかもしれません。
となれば、お子様ランチ的な食事を用意してもらえばいいわけです。
これまた私事ですが、うちの幼児はファミレスのお子様ランチが好きなので、温泉宿でお子様ランチが出てきたら喜ぶと思い、食事付きで予約。
温泉宿でハンバーグか!というのはさておき。
先日お世話になった宿でも、ハンバーグに唐揚げにプリンと、ザ・お子様ランチ的な食事が出てきました。
大人の食事のボリュームも多かったからか、お子様メニューも多めで、我が子も頑張って食べていましたが、8割くらいでギブアップ。残りは大人がいただきました。
4.食事・布団つき
ということで、子供が大きくなれば食事も布団もつけることになるわけですが、うちの場合は4歳からでした。3歳までは食事・布団ともにつけずに予約していました。
ネット予約がちと不便
さて、子連れで泊まる場合、実はネットで宿を予約するのが少々面倒だったりします。
まあ自分がいつも「大人1名」でばかり予約している人なので、慣れてないのかもしれませんが。。。どんなところが不便かというと、
何回も検索しないといけない。
幼児の料金設定は、上記の通り基本的に布団、食事の有り無しで合計4パターンですが、それぞれ金額が違うので、何度も検索しなおして料金や設定の有無を確認する必要があります(まあ、手計算すればいいのですけど。)。
4パターンすべてが揃っていない宿も当然ありますし。
添い寝が無料か有料か分かりにくい。
まだ小さなころは添い寝(要は、布団も食事もないパターン)で十分です。宿によって添い寝が無料だったり、有料だったりします。
そして、その辺の料金がどうなるかが、ネット予約の画面だと少々見つかりづらいことも。
幼児の人数を入れても検索、予約できない。
また、幼児料金の設定があると書かれているはずなのに、いざネットの予約画面で人数を入力するときに幼児の人数を入力すると「設定がありません」と出てくることがあります。
他の予約サイトで同じ宿の宿泊プランを見てみるを変えると、幼児連れで同じ宿の同じプランを予約できることもあります。
この差は何なのでしょう、おそらくは宿できちんと設定できていないだけなのだろうとは思うのですが。
入力方法がイレギュラー。
ネットの予約画面で子連れ宿泊を選択できない場合、予約画面のフリーコメント欄に書けば対応してもらえることがあります。
人数には大人のみ入れて、コメント欄に幼児の人数を入れてください、という記載があるのを見かけたことがあります。
これってちょっと不安になるかも。ちゃんと予約されているのかな?
ややこしや。
そもそも、日本の旅館の料金体系は2食付きがスタンダードになっています。
もちろん、宿によっては食事の有無(2食付き、朝食or夕食付、素泊まり)が選べるようになっています。
大人だけのお泊りならその4パターンで済むのですが、子供の料金設定はそれに加えて、小学生料金、幼児料金が設定されます。
さらに幼児の場合は布団の有無があって、大人が食事つきでも食事がいらない場合もあって、となると、パターンとしては・・・何通りになるのでしょう。
例えば大人+幼児1名という場合、単純計算で4+4+4+2=14パターン。ちょっとこれは、ややこしいかな。
(内訳…あくまで理論上の、単純計算です)
- 大人2食+子供2食,布団or子供2食,布団なしor子供食事なし,布団,or子供添い寝…4パターン
- 大人夕食+子供夕食,布団or子供夕食,布団なしor子供食事なし,布団,or子供添い寝…4パターン
- 大人朝食+子供朝食,布団or子供朝食,布団なしor子供食事なし,布団,or子供添い寝…4パターン
- 大人素泊まり+子供布団or子供添い寝…2パターン
このパターンをネットの予約サイトで網羅して選択できるようにするのは、確かにシステムを提供する側も大変ではありますね。
最後は電話で。。。
ということで、子連れ旅行の宿予約。
布団と食事をどうするか迷ったり、慣れないネット予約にちょっと手間取ったりしましたが、困ったら宿にメールや電話で問い合わせればいいわけですしね。
ひとり泊の時の電話予約は避けたい自分ですが。*1
もちろん目的は、子供との温泉旅を親子で楽しむことなので、ちゃんと調べて、確認すべきところは聞いて、楽しい旅をしたいですね。
オチがなくて恐縮ですが、子連れでの宿予約について気づいたことをまとめてみました。
さて、今度はどこへ行こうかな。
*1:遠まわしに断られるのは、好きではなく。。。