毎年恒例になっている、福島県はいわきへの秋の終わりの温泉旅を今年もしてきました。
初めていわき市に行ったのが2018年で、それ以降、8年連続で出かけています。
旅の計画
10月になり、毎年お世話になっている宿を今年も予約しました。
次に、往復の交通機関を、車にするか、電車にするか・・・少々迷います。
車で行く温泉旅 vs 電車で行く温泉旅。
メリット・デメリット、いろいろです。
メリットと言えば、
- 車: 好きな時に好きな場所へ行ける。重い荷物も楽に持ち帰れる。
- 電車: 移動中の"禁酒縛り"がない。遅れるリスクが車より低い。
まさに裏表で、デメリットといえば、
- 車: 運転が疲れる。渋滞で時間がかかるリスクがある。運転中は禁酒。
- 電車: 旅先での移動手段が限られる。重い荷物を持ち帰るのが大変。
ついでに、気になる費用の面では、ひとり旅だと大差ない気がします。
- 高速料金+ガソリン代 ≒ 乗車券+特急券
2人以上で行く場合は、明らかに車のほうが安くつくのですが、ひとり旅だと電車のほうがメリットがありそう。
電車で現地まで行って、そこでレンタカーを借りる、これが最強なのですが、かなり費用がかさんでしまう。
だらだらと、そんなことを考えているうちに時間が過ぎていき、今回も車で、となりました。
そんなもんです。
1日目(首都高速道路→常磐自動車道→いわき駅→いわき湯本温泉)
前回、2024年の秋にいわきに出かけた時も、車でした。
その時は都内の渋滞にはまってしまい、いわきに着いたのが夕方前になってしまい。
今回は早起きして出かけよう、そう意気込んでいたものの、あいにくの寝坊。
何とか前回より2時間早く出たのですが、それでも渋滞に出くわします。だいたい1時間くらいはロスした気が。
東京都を抜けて埼玉県に入り、常磐自動車道からはスムーズに流れていきます。
少しだけ千葉県を通って、茨城県へ入ります。これからしばし、南北に長い茨城県とのお付き合い。
広い関東平野を北上し、水戸を通り過ぎて、緩やかに登り坂になってきました。
見えそうで見えない海の気配を遠くに感じつつ、山の中に入ります。

いくつものトンネルを抜けて、勿来(なこそ)の関の看板を通り過ぎ、ついにみちのく、福島県へ。
いわき勿来インターから先、しばし「いわき〇〇インター」が続きます。
2025年の夏に、新しく「いわき小名浜インター」ができたようです。
自分の車のカーナビは、その存在を知らず、素通り。
いわき小名浜インター、いわき湯本インター、いわきジャンクションと、いわきシリーズを過ぎ、いわき中央インターで降りました。
広い幹線道路を下っていき、いわき市の中心部、「平(たいら)」の町へと入っていきます。
そうして、大きないわき駅が見えてきました。
やあ、また来たよ、いわき。


駅前にある商業ビル「ラトブ」の地下に車を止めます。
なかなか混んでいる駐車場でした。500円のお買い物で2時間無料。
ラトブの1階にはスーパーとお土産屋、寿司屋があり、2階にも飲食店があります。
まずは、1階の寿司屋で「常磐もの」と呼ばれる地魚をいただきましょう。
ひらめ、ほうぼう、すずきと注文。白身魚が好きなのです。
ひらめはほんのり甘く、ほうぼう、すずきは弾力がありました。


ドリンクメニューを見ると、福島県内のおいしそうな日本酒が並びますが、そこは我慢して、ごちそうさま。
また車に戻り、今日泊まるいわき湯本温泉へ。
電車でも2駅分の距離なので、すぐです。
電車やバスだと待ち時間が結構あって遠く感じますが、車なので、さらにあっさりつきました。
車を降りると、ぽかぽかと暖かく。
いわき市は海に近いので、風の強い日もありますが、気温は割と暖かいのです。
さて、いわき湯本温泉に着いたら、毎回欠かせないのが「温泉神社」へのお参り。
石段を登り、硫黄泉の香りがする温泉で手を清めて、お参りを。
自分のこと、家族のこと、そして、これからも温泉旅ができますように、と。




お参り後、新しいお守りをいただき、古いお守りをお返しします。
もしかしたら、温泉神社のお守りを持ち続けているから、毎年いわきに来ているのかもしれません。
まだチェックインまで時間があるので、もう少し散歩してみましょう。
神社の近くにある古い建物の「童謡館」が開いています。
いわき湯本温泉にゆかりのある、戦前の作詞家「野口雨情(のぐちうじょう)」の展示があり、見学してきました。
- シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ、屋根まで飛んで、壊れて消えた・・・
- 赤い靴はいてた女の子、異人さんに連れられて、行っちゃった・・・
などなど、有名な童謡の作詞をした人ですね。


中では野口雨情の資料や、いわきの古い写真が展示されています。地元のマダムたちが話をしていました。運営されている方々でしょうか。
それから温泉街のお団子屋さんで、おこわのおにぎりを買って、ぱくついたりしていたら、15時になったので、チェックイン。
もう何度もお世話になっているので、おかみさんの案内もシンプルです。
去年と同じお部屋を用意しました、とのこと。お部屋は2階なので、エレベータは使わず階段で上がっていきました。
同じ宿のお部屋の中では古びたお部屋ですが、その分宿泊料金が安くなっています。
ひとりなら十分。

部屋に荷物を置いて、さっそく最上階の展望風呂に入りに行きました。
硫黄泉の香り。足を入れると、入りやすい温度。
湯上りにマッサージチェアに身を任せ、ゴリゴリやられるところまでがセットです。
では、早めの夕食へと出かけましょう。
毎回いわきに行くと、いつも同じ焼き鳥屋さんに行っています。
今回もそのお店に行こうかなと思いつつ、ほかの飲食店も見てみようと、温泉街を歩いてみました。
見ると、店じまいしてしまった飲食店が結構ある模様。
昨年行った時には気づかなかったのか、それともここ1年で一気に店じまいが進んだのか。


いつか行こうと思っていた駅前の居酒屋さんも閉店していて、過去に宿の方からお勧めいただいた鶏料理のお店は、インドカレー屋になっていました。
(インドカレーは好きですが、まあ、自分の地元でもたくさんお店があるので)
だいぶ、いわき湯本温泉での夕食の選択肢が狭まってしまった様子。
そんな中、毎年行っている焼き鳥屋さんは健在です。
いつも、アルバイトの店員さんが元気で親切。
地酒も串も美味しく、特にいわき産のエリンギの串がおすすめなのです。


この日かかっていた音楽が90年代のJ-POP、自分に刺さる選曲で勝手に嬉しくなります。
1年に1回しか来ない県外のお客さんな自分ですが、LINEでお店のお友達になっていました。
割引クーポンがあり、少し安くなりました。ごちそうさまでした。また来年。
さて、まだ夜は始まったばかり。
お昼に、いわき駅前の寿司屋さんで地魚の握りをいただいていましたが、車で来ていたのでお酒を我慢していました。
やはりお酒と一緒にお寿司をいただきたい、それで、電車で2駅のいわき駅に行くことにしました。
JRの湯本駅にはホームに足湯があって、温泉で足を温めることができます。
足湯に不慣れで、裾が少し濡れてしまい。


間もなく電車がまいります、を聞いて、急いで足をふいて靴下と靴を履くと、都会の通勤電車のような10両編成の電車がやってきました。
2駅乗って、またいわき駅に戻ってきます。
お寿司屋さんに入ると、自分に気づいた店員さんに、またまたありがとうございます。と言われます。少し恥ずかしく。
でも地酒と一緒のお寿司は幸せなのです。今回は会津山塩と一緒に。

お寿司の後は、駅ビルで地元産ホップを使ったクラフトビールをお土産に買って、また電車に乗り込みます。


2つ隣の湯本駅に戻り、最後に少しだけバーに立ち寄ります。
ここのお店も前から気になっていたのでした。


ふだん、外でお酒を飲むことはほとんどないので、あちこち行きたくなってしまったのと、逃したら後悔しそうだな、という言い訳を胸に。
ごちそうさまでした。
最後は結構遅い時間になっていて、温泉神社のライトアップはもう終わって、すっかり暗くなっていました。
2日目(いわき湯本温泉→四倉→常磐道)
途中で目が覚めたり、二度寝したりしているうちに、朝がやってきました。
朝風呂で少しだけしゃきっとさせて、8時過ぎに、朝ご飯を食べに宿の1階に降りていきました。
素朴でやさしい食事です。前の晩、割と多めに食べた体にはありがたい。
ごちそうさまでした。


部屋に戻ると、スマホから激しい警報が鳴ります。
慌てて画面を見たら、大津波警報の訓練でした。(訓練で良かった・・・)
のんびり支度を整えて、10時前にチェックアウト。
今年もお世話になりました。
さて、これからまたドライブになります。
車に乗る前に、昨日お参りした温泉神社へもう一度。神社は宿のすぐ裏です。
帰路の安全をお祈り。また来ようと思います。

今日は少し北上して、道の駅に行ってみるつもりです。
マイカー温泉旅をするようになって、旅の途中に道の駅に寄って、買い物を楽しむようになりました。
いわき湯本温泉から一番近い道の駅は、北に20キロほど行った「道の駅よつくら港」。
その名の通り、海沿いです。
チェックアウト前に宿のおかみさんに聞いてみると、バイパス道路を通って車で20分くらいですかね、とのことでした。
カーナビの行き先をセットして、確かに広いバイパス道路を走り、すんなり到着。
www.michinoeki-yotsukurakou.jp
小さいながらも、野菜や魚介類など、いろいろ売られています。
ただ、よく見ないと、地元産ではないものもちらほら。これはお土産あるあるですね。
なので、あれこれ慎重に見比べつつ、いわき市産のエリンギ、ミニトマト、目光、ほっき飯を買い物かごに。
前の晩に食べて美味しかった、浜通りの葛尾村(かつらおむら)のブラウンチーズも購入。
お会計をした後、いわき市の新米が売られているのを見つけて、追加で購入。
結構な量になりましたが、車に積んでしまえば楽です。


では、あとは帰路につくだけです。
車に戻ってナビの行き先を自宅にセットすると、250キロくらいあるようです。
高速のインターまで行く途中、ガソリンスタンドに寄ると、店員さんが寄ってきて、ちょっとだけ戸惑いました。
セルフではないスタンド、最近珍しい気がしますが、そうでもないですかね?
そうして、常磐道のいわき四倉インターに入ります。
途中、茨城県のサービスエリアで、水戸納豆を買って帰るつもりです。
今回の旅のまとめ
9年連続、秋の終わりのいわき旅でした。
結果的には、これまでのいわき旅と同じような感じに。
車での温泉旅は、どうしても渋滞リスクがあって、特に行きの東京脱出にかなり時間がかかってしまいます。
今回も同様で、いわきでの滞在時間が長く取れず、でした。
ある程度遠い場所だと、電車で行ったほうがいいのかもしれないですね。
毎回、車か電車か、迷うのですが。
さて、福島県の浜通りは、海に面しているので、お魚のおいしいところです。
そして、お酒もやっぱりおいしい。野菜も、乳製品も。
滞在時間は長くはなかったものの、いろいろ食べて、いろいろ買って帰ってきました。
帰ってきてしばらくは、あれこれ買ったお土産を開けて、自宅でいわき物産展を楽しんでいました。

さて、今度はどこへ行こうかな。