2018年のゴールデンウイークの、ひとり温泉旅の記録です。
どこに行っても人出が多くて疲れてしまうゴールデンウイークでも、場所を選べば何とか静かに過ごすことができました。
旅の計画
連休中に出かけられるかどうか自体が直前まで確定しなかったので、日程が決まった時点では、すでに多くの宿が埋まってしまっていました。
北関東・甲信越の各県を順番に見ていって、今回の折立温泉の宿を見つけた、というところです。
ということで、
- 通り過ぎてばかりで、あまり歩いたことのない小出の町を少し歩いてみよう。
- 折立温泉の周りも少し歩いてみよう。
- 折立温泉のぬるいお湯でのんびり過ごそう。
とまあ、簡単にそれだけ計画したのでした。
1日目(東京→越後湯沢→小出→折立温泉)
連休でしたが、朝の東京駅を出た上越新幹線たにがわ号は、指定席が2割程度しか埋まっておらず、ガラガラでした。臨時列車だったようです。少しラッキーですね。
1時間そこそこの旅で、終点の越後湯沢駅に着きました。約1年ぶりの越後湯沢です。
越後湯沢駅と言えば、その充実した駅ナカが有名です。
まだ朝の9時前で、お店も開店前の準備中だったのですが、さすがの連休で、うろついている人が結構いました。前途多難かな、なんて思ったりして。
9時になり、あちこちのお店が開店。飲食店はまだほとんどが開いていなかったので、ぽんしゅ館の利き酒コーナーに入りました。
500円でおちょこに最大5杯分、新潟県のお酒を試飲できるようになっています。今回は、今夜泊まる、中越地方の酒蔵の地酒をメインに試飲。
朝から気持ちよくなったのでした。
夜のおつまみ用に、おせんべいとカップ酒を買って上越線の普通列車に乗ります。
上越線といえば、少し前までは古い電車ばかりが走っていたのですが、やってきた電車は新しい車両でした。
車窓が見やすいボックスシートに座り、のんびり景色を眺めつつの電車旅。
窓の外、山には雪がまだかすかに残っています。曇り空の越後平野を電車は40分ほど走って、今回降りる小出駅に到着。
小雨が降っています。雨だとあまりあちこち歩いたりできなそう。
ここ小出でお昼にする予定だったので、事前に食べログで小出の飲食店を調べていました。
食べログで調べて第一候補にしていた駅前のお店は、残念ながらお休みでした。岩魚定食が美味しそうだったのですが。
魚野川を渡って対岸に出ます。小出駅は川の左側にありますが、小出の町は川の右側なのです。
昨晩調べたお昼のお店の候補はほかにも数件あって、洋食のお店を2か所候補に入れていました。1件目を見て、2件目のお店に歩いている途中で雨がひどくなります。
迷う気がなくなって入店。川を眺めつつグラタンをいただいたのでした。
ここ小出も冬は雪が多く降る場所なので、商店街は屋根がついています。ゴールデンウイークを感じさせないほどの静けさで、開いているお店もまばら。
スーパーをちょっと見て、地元の食材やお惣菜を眺めてから、ちょっと時間には早いのですが、折立温泉方面に行くバスに乗りました。
折立温泉のバス停で下車します。今日の宿はバス停の目の前でした。
チェックインできる時刻まではまだ相当に時間が残っていたので、折立温泉を散歩します。数件の旅館と民家があって、あとは川と田んぼ、という折立温泉です。
ひととおり歩いてみても時間は余っていて、結局は予定より早くチェックインしました。時間が余る、というのは、ある種の贅沢。
宿泊記録はこちらから。
2日目(折立温泉→小出→越後湯沢→東京)
お昼過ぎの新幹線に乗るつもりでいたのですが、連休で人も多そうだったので、少し帰りを早めて、お昼前の新幹線で帰ることにしました。
朝の宿の部屋で、モバイルSuicaの予約変更をしてから、9時前にチェックアウト。宿のすぐ近くのバス停からバスに乗り、小出駅に戻って数分で電車が来ました。
越後湯沢駅に戻ってくると、午前中だというのに今日もまた凄い人!
でも利き酒コーナーは少し空いていたので、再度利き酒。今度は上越市出身の友人にお勧めを聞いて、上越近辺の地酒をメインに試飲しました。
最後はぽんしゅ館のお土産売り場で家族にお土産を買いました。へぎそば、ラーメン、おせんべい、味噌。レジに長蛇の列でした。さすが連休だ。。
人ごみに少々疲れたので、駅弁を買って、帰りの上越新幹線Maxたにがわ号へ乗り込みました。
普段は空いているMaxたにがわ号ですが、高崎駅でほぼ満席に。たにがわ号らしからぬ混雑ぶり。
今回の旅のまとめ
- JR上越線の電車は古い車両が引退しましたが、新潟県内はボックスシートもあります。
- 今回泊まった折立温泉は、ゴールデンウイーク中も静かでした。登山、スキー、合宿で利用する人が多そうな温泉地です。
- 越後湯沢駅構内のお土産屋さん「ぽんしゅ館」「がんきどおり」は連休中は結構混雑します。駅の外は割と空いているので、そちらも見ると良さそうです。
さて、今度はどこへ行こうかな。