正月明けに、夫婦で新潟県の美味しい食べ物を目当てに温泉に行くことにしました。
これまで行ったことのあった、中越地方の貝掛温泉や栃尾又温泉は温泉の温度がぬるく、寒い季節なので今回は見送りました。
また、越後湯沢や六日町のあたりはスキー客も多くてハイシーズンかもしれない、ということで、少し足を伸ばして弥彦温泉に行ってみることに。
いくつかあった宿の中で、割烹旅館という、食事が良さそうだった櫻家さんを予約してみました。
(2013年1月宿泊)
建物と部屋
上越新幹線を燕三条駅で下車、長く歩いて弥彦線のホームに出ます。寒い寒いホームです。
弥彦線の電車は古びていて、雪の中をゆっくり走り、終点の弥彦駅に着きます。
櫻家は、弥彦駅からすぐの場所にありました。
(↓の写真は2015年4月に撮ったものです)
入口で靴を脱ぐと、宿の中はカーペットが敷いてあり、スリッパなしで行き来できるようになっています。
ホテルとはまた違う感じですが、足の裏が何となく気持ちよいです。
ちなみに女性はチェックイン直後に、自分が着る浴衣を数十種類ある中から選べます。
案内されたお部屋は本館の最上階の角部屋。
二間続きになっていて、奥の6畳間には既に布団が敷かれていました。
部屋の窓からは、小さいながらも格調高い雰囲気の弥彦駅が見えます。
弥彦には、越後国の一宮「彌彦神社」があり、それを模した駅舎なのでしょうか。
温泉と風呂
お風呂は別館にあります。
渡り廊下などがないので、自分たちの泊まった最上階の部屋からは1階までエレベーターで降りて道を渡って別館まで行かなければならず、ちょっと遠さを感じました。
(2022年現在、本館と別館とを結ぶ渡り廊下の設置等、改装工事中とのことです)
別館には男女別の内湯と、有料の貸切風呂があります。
風呂場は広くてきれいですが、浴槽そのものはやや小さ目で、4人くらいでいっぱいになりそうでした。
食事
夕食はお部屋食でした。日本海が近いからか、魚介類が豊富でした。
割烹旅館というだけあって、全体的に美味しく、見映えもいい料理たちでした。
ビーフシチューも出てきました。名物のようです。寒い季節には嬉しいところですね。
新潟の地酒もありましたが、今回は弥彦からも比較的近い、カーブドッチワイナリーの白ワイン(シャルドネ)をいただきます。
なお、朝食は会場でいただきました。
個人的感想
女性のスタッフが多く、全体的に清潔感があって女性に喜ばれそうな宿でした。
妻と出かけるときは、自分が温泉地を選んで、いくつか候補の宿を出します。
最後は妻が選ぶのですが、たいていは、料理の美味しい宿に決まります。
妻と泊まる宿は、ひとり泊の時とは違ったセレクトになるので、それはそれで面白いところです。
アクセス
JR弥彦線「弥彦」駅下車すぐのところにあります。
関連リンク
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。