温泉宿を選ぶとき、重要なポイントの一つに「部屋に洗面所、トイレはあるか?」というのがあります。
正直、ひとりで温泉宿に泊まるときはお値段最優先なのですが、さすがに家族と行くときは、トイレや洗面所の有無を確認するようにしています。
また、温泉旅館でも部屋にバスルームがあることもありますね。ちょっとパターン別にみてみるとしましょう。
部屋にトイレと洗面所があるかどうか?
パターン1.トイレも洗面所もない。
民宿や湯治宿によくあるパターン。1泊2食付きで1人7,000円~8,000円くらいだと、トイレ、洗面所は共同になることが多いです。
トイレはお部屋にないならないで割り切れてしまうのですが、洗面所が共用というのは意外と不便な気がします。
顔を洗ったり歯磨きしたりをほかの人に見られながらするのは何だか、あまりいい感じではない。まあ気にしなければいいのですが。
女性の方はお化粧もあるでしょうし、洗面所が共用というのは気になるのでは・・・
パターン2.トイレはないが洗面所はある。
1泊2食付きで1万円未満、旅館と名乗りつつも民宿っぽい宿に多いです。
宿によってはトイレ付きの部屋とトイレなしの部屋があって、値段がそこそこ変わってくるので、コストを考えて、割り切ってトイレなしでいいや、となることも多いですね。
ネット上の予約サイトだと、トイレの有無はわかっても洗面所の有無がわからないこともあります。
なので、トイレなしでも洗面所があるかどうかは、行って泊まってみないと分からないかもしれません。
パターン3.トイレと洗面所がある。
1万円以上の宿は、よほど古い建物でない限りこのパターンが主流かなと思います。
お部屋にトイレがあるというのは、急に行きたくなった時のことを思うとやっぱり安心できますしね。
ということで、チェックインして、さてトイレのドアを開けると、、トイレにもいろいろあるわけです。
トイレ諸々
パターン1.え、和式トイレ⁇
絶滅危惧種になりつつある和式トイレですが、古い温泉宿ではごくごくたまに見ることがあります。
自分も年に平均して10か所くらいの温泉宿に泊まっていますが、遭遇率は2年に1回くらいです。5パーセント。
まあ、和式にびっくりして、もし和式が嫌だなぁと思うようでしたら、その宿の共用トイレを見てみるとよいでしょう。
共用のところはしっかり洋式トイレかつシャワートイレだったりするので、じゃあ共用のトイレで用を足せばいいや、になって、結局は部屋のトイレを使わないことも。
パターン2.トイレと洗面所だけやたらときれい‼
最近よく目にするパターンです。古い和室なのに、部屋にあるトイレと洗面所はリフォームされていてきれいになっていたりします。
最近はどの宿も、トイレ、洗面所のリフォームにお金をかけているのかもしれません。
あと、古い宿で、狭いトイレに無理やりシャワートイレが導入されていることも多いです。
建物のつくり上仕方がなかったのだろうと思うのですが、大柄な人だと用を足すのに苦労するだろうなあ、、、と。
部屋にバスルームがある
パターン1.温泉旅館のバスルーム
まず、お部屋に露天風呂があったりする高級旅館に泊まる機会は全くないので、どなたか泊まった方がご自身のブログに書いてくださるか、このページのブックマークにコメントしてくださるのを期待したいと思います。。。
たまに何故か、温泉旅館のお部屋にユニットバスがついていることがあります。
温泉旅館でちゃんと大浴場があって、そこで温泉に入れるのに、と思うのですが、温泉宿に行って、温泉ではないお部屋のお風呂に入りたい、というニーズはどこまであるのか、謎です。
実際、温泉宿のお部屋にあるユニットバスはほこりをかぶっていたり、蛇口をひねってもお水もお湯も出なかったり。何のためにあるのでしょう。。。
というか、何のためにあったのでしょう。。。
(・・・と、書いていたら、やっぱりニーズはあるのですね。ご指摘ありがとうございました。。。)
パターン2.温泉ビジネスホテルのユニットバス
ただ、温泉の大浴場があるビジネスホテルだと、部屋にユニットバスがあることがありますね。
基本的にはお部屋のユニットバスは普通のお湯が出てくるのでしょうが、山梨県の温泉ビジホで蛇口をひねったら温泉が出てきたことがあって、びっくりしたことがあります。
まあ、びっくりしただけで蛇口は止めて、1階の大浴場で温泉に入ったのですが。
結局は行ってみないと分からない。
身もふたもない結論ですが、トイレがどうか、洗面所が部屋にあるかは、行ってみないと分からない、ということですね。
値段である程度想像はできると思うので、安い宿に泊まって、和式トイレとご対面になった場合は、レアなものにあったなぁと、久しぶりにしゃがんでみても良いのではないでしょうか。
さて、今度の宿はどうだろう?